パラケルサスの犯罪

登場人物紹介

第一章 (「ガンガンパワード」誌の懸賞に応募して見事に落っこちた作品です。)エドは13歳。 東方司令部から南部のグラン・ウブラッジ総合病院へ、横領事件の捜査のために派遣された。「犯人の呼び名は”パラケルサス”だ。こいつが錬金術師でないはずがない!」

第二章 横領された物資とは、院長の精製したアヘンだった。”犯人”グループは、院長の手から、アヘンをとりあげるために動いていたらしい。「どうして機械鎧装備者だと、アヘン中毒ってことになるんだい?」

第三章 エドが見つけ出したアヘンは、練成陣で燃やされた。犯人像がしだいに絞り込まれてくる。「ということは、こいつが犯人なのか」答えは、受話器の向こうから、一拍置いてから返ってきた。「たぶん」

第四章 犯人の使ったトリックを、エドは再現してみせた。追い詰めるエド、追われるパラケルサス。その夜、罠の口は閉じられる。

第五章 「国家錬金術師の義務は果たした。ここから先は、おれのやり方でやらせてもらうぜ」猶予は三日。準備を重ね、満を持して、エドの反撃が始まる。

 

登場人物

長いお話ですので、こいつ、誰?と思ったらお読みください。

"横領"グループ

ローフォード ジョージ
元南部の英雄と呼ばれた軍人。階級は大佐。引退してグラン・ウブラッジに個人の資格で住んでいた。4人の仲間ととある組織をつくり、”横領”をたくらむ。そのグループ内での呼び名は”ハンニバル”。事件発覚後、 仲間である”ニムロデ”の手で射殺された。
ベイツ アンドルー
グラン・ウブラッジ病院と取引のある「ベイツ医療器具」社の社長。呼び名は”マイダス”。横領組織のことを当局に自首してきた。同日、”ニムロデ”の手で射殺された。
マクラウド ジョナサン
グラン・ウブラッジ病院の副院長で、ローフォード大佐の親友。彼のグループに所属していた。呼び名は”アスクレピオス”。事件発覚後、服毒自殺。
ラッシュ リチャード
南方司令部所属の軍人。階級は少佐。狙撃の名手。ローフォード大佐のグループの一員で、呼び名は”ニムロデ”。事件発覚の直後、”ハンニバル”と”マイダス”を射殺し、その後逮捕されたが、脱走しようとして憲兵の撃った弾にあたり、重態。意識不明のまま監視を受けつつ、入院中。
???
ローフォード大佐のグループの最後の一人。呼び名は”パラケルサス”。

病院職員、関係者

ヘイバーン ホレイショ
グラン・ウブラッジ病院院長。医学博士。軍医総監に次ぐほどの地位だが、さらに上を狙う野心家。
ペインター ローレンス
グラン・ウブラッジ病院管理部の事務官。階級は大尉。派遣されてきた錬金術師たちの案内係兼護衛。
ウィーバー スタンリー
グラン・ウブラッジ病院管理部の事務官。階級は軍曹。ペインター大尉の副官。
ターナー シャーロット(ロッティ)
グラン・ウブラッジ病院の看護婦。死んだ夫のジャックは、アマチュアの錬金術師だった。彼女の父も元南部の軍人。リッキーの母親の妹で、彼の叔母にあたる。

患者、そのほか

ディビス フランク
グラン・ウブラッジ病院の入院患者。元ローフォード大佐の部下だった老軍人。軍隊格闘の猛者、と自称している。
クラウン ジョン
「セントラル絵入り新聞社」の社員で記者。本社へのたれこみを受けて、南部へ出張してきた。夢は大スクープ。
リッキー
心臓に疾患を抱えているため、グラン・ウブラッジへ移ってきた少年。祖母といっしょに列車に乗ってやってきた。リッキーのお母さんの妹がシャーロット看護婦。

錬金術師たち

ボイド
セントラルから派遣されてきた錬金術師。国家錬金術師予備軍の一人。神経質そうな男。
マーヴェル
西方司令部から派遣されてきた錬金術師。国家錬金術師予備軍の一人。髪の薄い、小太りの中年。
ロングホーン ドナルド
北方司令部から派遣されてきた錬金術師。国家錬金術師予備軍の一人。暗そうな顔つきの猫背の若者。
マスタング ロイ
東方司令部所属の軍人。階級は大佐。国家錬金術師。二つ名は”焔”。グラン・ウブラッジ総合病院の院長から依頼を受け、部下を南部へ派遣した。
エルリック エドワード
東方司令部から派遣されてきた国家錬金術師。二つ名は”鋼”。この物語の当時、13歳。「鋼の錬金術師」主人公
エルリック アルフォンス
アマチュアの錬金術師。今回は兄の助手の資格で出張に同行。