とんぼ日記2017年

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大掃除の罠(12/29)

真冬のお祭り真っ最中ですかね。とんぼはいろいろとあわただしく、家におります。本日は、新年から連載予定の「ユグノアの子守歌」のために、DQ11本編の冒頭の動画と嘆きの戦士イベントから<16年前の真実>を文章化したものをpixivさんへ投稿してきました。なんというか、もう習慣になってしまって、やらないとなんか落ち着きませんので。また、まったりと日常へ潜ります。大掃除を始めると、昔の本を見つけまして、座って読みだすんですよね。いつまでたっても終わりゃしない……。

予告しました(12/25)

クリスマスはいかがでしたでしょうか。とんぼはだいたいお仕事でした。さて次回予告を更新しました。DQ11系二次創作「ユグノアの子守歌」です。アップは来年一月、当サイトの設立記念日にしたいと思います。よろしくお願いします。あと、「シャドウアタック」終了後にたくさんの拍手ありがとうございました。よい年越しができそうです。

無限の想像、ないしは妄想(12/22)

DQ11系二次創作「シャドウアタック」最終話「不意打ち」をアップしました。これで二人ともデルカダールを脱出して遙かなる旅路が始まります。最終話の最終行でいかにもな感じで書いていますが、実はこのさきこの二重人格説をどう持っていこうか、ほとんど決まってないです。きりっとして言うことじゃありませんが、あとは来年考えようかなと思っています。ただセーニャの性格ですが、とんぼのなかで“何も考えていないようで実はすべての本質を見抜いている”みたいな感じで固まってきました。DQ5の5主にちょっと似た感じかも。セーニャが覚醒したら論理と直感を組み合わせた最強のキャラとして書けるかもしれません。彼女は賢者ですから。……DQ11に関してあちこちで読み漁ったとき、「DQ11のキャラは粒ぞろい、まるでDQ3の各職業から一人づつ代表者が送り込まれているようだ」という趣旨のコメントを拝見して感じ入ったことがあります。ベロニカが魔法使いの代表ならセーニャは僧侶の代表、しかりしこうしてセーニャは賢者なのか、と改めて思いました。

このところ、現在進行中の原稿「妖精たちのポルカ(仮)」のために、メダル女学園に入り浸っています。見逃したセリフがあったので、最初っからゲームをやり直しました。ふと思いついて3DS版の2Dモードでプレイしています。最初は美しいグラフィックがなくなってしまった感があったのですが、プレイしていくうちにキャラの愛らしさにめちゃ和んでいきました。ドット絵キャラの単純な動きから、表情や声音、気配、感情、動作等々、想像で無限に補う喜びを久々に堪能しています。ひとつだけ困ったのは、エンカウントが多いこと。ボスキャラ前になると必ず魔法の聖水を配ってもらえるのはこのせいか、とやっと気が付きました。あと、今回の追憶の根と復活の呪文には、たいへんお世話になりました。二次創作やる人のためにあるのじゃないかと勘ぐったりしています。追憶の根はメダ女内にあるので今のところたいへん快適にプレイしています。

さて今回のアップが年内最後になります。来年は同じくDQ11二次「ユグノアの子守歌」から。アップ日は未定ですが、できるだけ早く次回予告を出したいと思います。よろしくお願いいたします。

ごきげんよう(12/12)

DQ11系二次創作「シャドウアタック」第四話「さびれた村」をアップしました。(今回、年末が影響しまして、実は12/11の夜にアップしています。次回は12/22の午後の予定。)先日の↓の書き込みを見てくださった方があって、そちらから三話ラストの戦闘の後日談にあたる“静まり返って死屍累々の~”の部分を四話に入れてほしいとご要望がありました。珍しいことですが、そんなわけで四話の途中にちらっと出てきます。四話のイシの廃墟のイベントは「シャドウ~」の次の「ユグノアの子守歌」にだいぶ影響しました。↓こんな感じ。

「イレブンは、育ての祖父からの手紙を見せてくれました。その人が川を流されてきた赤子を拾ってくれたのだそうです」
その手紙の、覚えている限りの文章をマルティナはロウに告げた。
「そして最後に、『人を恨んじゃいけないよ。わしは、お前のじいじで、しあわせじゃった』と」
ロウは黙って聞いていた。それから右手で左手の拳をおおい、しばらく瞑目していた。
「テオ殿と言ったか。わしの孫は良いお方にめぐり会って、きちんと育てていただいたのじゃな。ありがたや、ありがたや」(「ユグノアの子守歌」第五話「二人の祖父」より)

このお話はもうちょっと書き加えるので、来年から始めようと思っています。「ユグノア~」が人情噺みたいになりそうなので、その次のメダル女学園編「妖精たちのポルカ(仮)」はトンデモ系の方向で行く予定です。アウトラインは完成しました。メダ女動画で三つ編み眼鏡の生徒会長が「ごきげんよう」と挨拶してくださったので、こちらも付け焼刃ですがお嬢様言葉を研究しています。

毎度舞い上がって自作語りすみません。それから「DQ11小説アンソロジー」のネタはいまだに出来ていません。参加表明と同時に作品完成という方がいらっしゃるとか風のウワサに聞きまして、己のふがいなさに落ち込んでいます。「妖精たち~」が終わったらちゃんと考える予定です。あと、マイナーチェンジですが、今までトップページにあったメールアドレスをサイトマップへ移動し、twitter、pixivと合わせて「管理人連絡先等」としてまとめました。よろしくお願いします。

定番、定石、お約束(12/2)

DQ11系二次創作「シャドウアタック」第三話「おかえり」をアップしました。すいません、定番で定石でお約束のセオリー進行です。背中合わせで戦闘です。理由は相棒だからです。もっとも相手が下町の雑魚さんたちなのであまり深入りせず、三話の最後ですぱっと終わってます。もしかしたら、静まり返って死屍累々の街の中を血みどろの二人連れがひたひたと歩いて来て、見下し気味に“失せろ”と言ったら、デルカダール城下町への通路を守る兵隊さんは何も言わずに通したかもしれません。

自作語りはさておき、11アンソロのためのネタはいまだに模索中です。いっそ現パロに手を出すか?というところまで追い詰められていますが、ネタだしの時間こそある意味一番楽しいです。先日は序盤に登場するホムラの里を舞台に和風DQ、でもってロウを水戸黄門に見立てて、などというすごく昭和な世界をイメージして一人で喜んでいました。でもそろそろ真面目に考えないと、と思っています。

アンソロの季節がやってきた(11/25)

本日、「DQ11小説アンソロジー」様へ参加表明してきました。先年の「DQ小説同盟アンソロジー」の第二弾だそうで、主催様は同じく『ハコの開き』管理人の稲野巧実様です。第一弾のときは、DQ5家族ネタ(のつもりだけどちょっといろいろ間違った)「魔界豆腐」という作品を書いて無事に採っていただきました。今回は、正直言って戸惑っています。なにせテーマが今年発表されたナンバーシリーズ最新作なので、とんぼにとっての5二次のように“これならまず書ける”というジャンルがわからないです。ただしこの条件は誰にとっても同じはず。ならば、本能を信じて書きたいままに書くしかない。しかし欲望に忠実に書いた場合、約一万文字という制約内で書ききれるのか?

実は↓の書き込みにある「月下乱舞(仮)」を考えていたのですが、カミュのビーストモードについてねつ造が雪だるまのごとく膨れ上がっております。サマディー近辺より、例の異変後のカミュ復帰イベントのあたりがよろしいかな、と。気が付いたらなぜか人狼ゲームの初心者向け解説サイトを読み漁っていました。激しい吹雪の中、灰色狼の一群がパーティを取り巻く。白い闇の中からこちらを見据える赤い目の数々、荒い呼吸、牙を噛み鳴らす音。陰鬱な声が言葉にならぬ言葉で問いかける。答えはない。「哀れなり、お前は己が人狼であることを知らぬのか」欲望に忠実……ダメ、絶対。一万文字無理無理。あらためてアンソロ用にネタを漁ってきます。

とんぼは魅了されている(11/22)

DQ11系二次創作「シャドウアタック」第二話「ひよこと狂犬」をアップしました。ここで少々困ったことができました。このへんの構想を練っていたとき、完全に忘れていたことがひとつ。狂犬なのは、カミュのほうなんです、すいません。そのうちビーストモードのクエストのお話でも書いて、そのへんを整合させるしかないかなと思っています。カミュはビースト化しているとき、何をしたかの記憶があるのかしらん。これはこれで楽しいネタかもしれないと思いました。たぶん「月下乱舞(仮)」。……もういくつ書く書く詐欺をやったか自分でもわかりません。

さて、「シャドウ~」の次の「ユグノアの子守歌」は第一稿が出来上がりました。これから10日ほど寝かせてからブラッシュアップする予定です。たいていの場合、書き上げたときは自分でほれ込んじゃった部分が、寝かせた後には救いようのない駄文に見えます。そういうところをそぎ落としたら第二稿になります。

 村を見下ろすのは鋭い岩山だった。山と言うより奇岩と呼ぶほうがふさわしい。巨大な奇岩に囲まれたその地の奥には、古代プワチャット王国ゆかりの遺跡がある。
 近年、遺跡に残された美しい壁画を見に、たくさんの観光客が遺跡のそばの村へ集まるようになっていた。空中高くに赤い提灯がいくつも張り渡され、あたりにはお祭り気分が漂っていた。
 その人ごみのどこかから悲鳴があがった。
「置き引きだっ、捕まえてくれ!」
 浮かれ気分の観光客が置いた荷物を、誰かがかっさらって逃げたらしい。群衆の中からかっぷくのいい大男が手を振りまわして怒っているのが見えた。
 同時に石畳に続く幅の広い階段を、黒い頭巾をつけたうさんくさい男とマスクで顔を隠した半裸の荒くれが駆け下りてきた。
「どけどけーっ」
荒くれは肩に宝箱をかつぎ、頭巾の男は腕にお宝を抱えている。観光客をかきわけてこのまま逃げ切るか、と思った瞬間、階段を下りかけていた二人連れの一人が、相手を見もせずに後ろ回し蹴りを放った。緑のブーツの靴底が顔面に激突し、置き引き二人はふっとんで石畳へ顔から激突した。
「慌てると転びやすいぞ、ん?」
置き引きを仕留めたのは凛々しい女武闘家だった。体力気力ともに充実したようすで、すらりとした長身にめりはりのある体つきをしている。男勝りのようにも見えたが、くすりと笑い声を立てて置き引きを眺める横顔は若い女らしい自然な愛嬌があった。
「そのとおり。慌てる乞食はなんとやら、と申す」
女武闘家の連れらしい小柄な老人が、もっともらしく白いひげをひねりあげた。こちらは酒焼けのした赤い鼻に飄々とした雰囲気の、いかにもくえない老爺だった。
「どれ、起こしてしんぜよう。うん?荷物があってはうまく起きられんじゃろう」
荒くれと黒頭巾は、宝箱とお宝を放り出すと一目散に逃げだしてしまった。
 上の方からかっぷくのいい男が降りてきた。
「おお、それは!」
老人はにこにこしていた。
「急がずともよい。お荷物はここにありますぞ」
宝箱を盗まれた客は下までやってくると、肩で息をしながら礼を述べた。
「命より大事な荷を取り返してくださいまして、ありがとうございました」
「なに、どれほどのこともしとらんよ。行こうか、姫よ」
「はい、ロウさま」
女武闘家を連れて、歩き去ろうとした。
「お、お待ちください、せめて、食事などさしあげたい!ぜひに、ぜひに!」
「残念じゃが、さきほど昼餉は済ませておりましてのう」
「しかしそれではこちらの気がすみません。せめてお嬢様に何か、装身具か、お召し物でも」
女武闘家はくすくす笑った。
「私のことでしたらお気遣いはご無用です。が、私の師匠は古文書や魔法道具の研究を生涯の志としております。そのようなものの在り処をご存知ありませんか」
では、家族ではなく女弟子であるらしい。美しい女弟子に慕われる老師か、そう思って金持ちの男はちょっとうらやましくなった。
「そういえば私の商売仲間がグロッタの町から依頼を受けて珍しいものを探していましたよ」
――サマディーで仕入れたブツが思いがけずグロッタで売れてねぇ。
「虹の七色に輝く枝を見つけて納品したそうです。町ではなんでも武闘会の景品にするのだとか」
ほう、とロウと呼ばれた老人がつぶやいた。
「グロッタ、グロッタとな?前から気になっておりましたのじゃ。これは良いことをうかがった。行ってみようかの?」
「そうしましょう」
二人は歩き出した。グロッタ名物、仮面武闘会の開催まで、あと数日に迫っていた。
(「ユグノアの子守歌」第二話「おてんば姫の冒険」より)

↑はDQ11OPに出てきた場面を流用して造ったシーンです。第二稿に残るといいんですが。それから「ユグノア~」の次の「妖精たちのポルカ(仮)」はアウトライン段階で妙な事になりました。だってほら、現パロではないのに学園ものが書けるんですよ?!11主とカミュのために男子制服(学生服またはジャケットとパンツ)、シルビアのために男性教員制服(エッケハルト氏のガウンを黒くした感じ、でも下はワイシャツとネクタイがいいな)をねつ造中です。

かまってくれてありがとう(11/14)

↓の書き込みのあと、なんか多数の方に拍手をいただきました。かまってくれ~とか叫んでほんとすいません。叫びに応じてちゃんと反応してくれたみなさまには、もうとうてい足を向けて寝られません。あんまり素早い反応なのでなんというかもう、すいませんでした。それとすごく嬉しかったです。ありがとう。

これだけじゃなんですので、進捗状況の報告など。「シャドウアタック」の次の「ユグノアの子守歌(仮)」はグロッタ~ユグノア編です。アウトライン完成、原稿は七割の出来ですがクライマックスをまだ書けていません。その次はたぶんメダル女学園編でアイディアが少々あるていどです。クエストが多いのと、この学園が好きなので何か出るといいなと思っています。仮題は「妖精たちのポルカ」。何か考え付いたらまた日記でとくとくと自作語りを始めますので、そのときはおつきあいいただければ幸いです。

ちょっとお礼を(11/13)

先日以来、web拍手にていくつか拍手をいただいています。DQ11系二次は現在二作め、pixivアップを入れて三作目です。なぜかpixivさんではそれまでにない数の評価をいただいて感謝しています。が、こちらのサイトでの反応は今回のパチパチが初めてです。投稿サイトが増え個人サイトが少なくなり、掲示板もweb拍手も減っていく現状を表しているのかなとも思っています。こんな時代にこんな時代錯誤なサイトへ来てくださって、どうもありがとうです。ちょっとお礼を言いたくなって書き込みました。

相棒とはロマンです(11/12)

DQ11系二次創作「シャドウアタック」第一話「主人公、ぷにぷににつき」をアップしました。すいません、全部のっけしてます。だって相棒だし。最初は反発していてやがて分かちがたく結びつく、みたいのが理想です。というわけで、プレイヤーとしては何の問題もなく仲間キャラとして受け入れたカミュですが、二次ではいろいろと感情的にどつきあって最終的に相棒として認め合うみたいな流れにしたいと思いました。こんなめんどくさい趣味全開話にあと4話ほどおつきあいいただけますなら、どうかよろしくお願いします。

作品アップ(11/8)

さきほど作品をひとつpixiv様へ投稿してきました。

「ハッピーハミング」/「かげろう/とんぼ」の小説 [pixiv] https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8885553

来週「シャドウアタック」を始めるとどう考えても「ハッピーハミング」は年末になってしまうので、熱いうちにpixivさまへ持っていくことにしました。もともと構想していた二次「ナイトプライド(仮)」が出来上がったら、pixiv版は削除するかもしれません。それから久しぶりに小説一覧を改訂してDQ11系のお話を集めることにしました。もっと11系二次増えるといいと思います。

宿題終わり(11/3)

取り急ぎ:「DQ11描写の練習6 カミュと二人旅」/「かげろう/とんぼ」の小説 [pixiv] https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8868868 提出しました。

千ほど増えなかった(11/2)

DQ11系二次創作「アクロバットスター」最終話「千の顔の勇者」をアップしました。あっちこっちでネタバレしておりますね。アップした後で気づいたものもたくさんあります。次のお話の時は目次のあたりにそう書いておこうかと思います。

書きながら考えたのですが、DQ5二次のときはヘンリーが、DQ2二次のときはサマ王子が担っていた役割をDQ11二次ではカミュとシルビアが二人でつとめるような感じになるかもしれません。で、ルーク(5主)、またはロレ王子やムーン姫が担っていた役割は、カミュ、ベロニカの仕事になりそうです。現在構想中の「ユグノアの子守歌(仮)」では、マルティナがその役、つまり語り手をつとめています。八人目さんも語り手候補です。実は一番わからないのが、イレブン(11主)だったりします。まだ一作目を終えたばかりなので、これからがんばってみます。

書きたいものはたくさんあるのですが、公式さんたら、ということで愚痴ってもよいでしょうか。新しい「いたスト」とか、DQB2とか、すごく欲しい、つか、遊びたいです。遊んでしまったらネタがでてきてしまうし、そんなことしたら二次書きたいじゃないですか。九月末からこちら、肩、腕、指と全部痛いです。どうすればいいんでしょう……。

追記:この次にアップする「シャドウアタック」は、準備ページをつくってあります。小説一覧からおいでいただけます。実はそこに「データ」と称して、いつもやっている動画の文章化をおいておきました。ひとつは前に提出した「カミュとの出会い」(脱獄編)、もうひとつは「カミュと二人旅」(下町~イシの村~旅立ちのほこら)です。後の方はまだpixivさんへ出していないのですが、提出したらリンク貼ります。よろしくお願いします。

オチのつけかた(10/22)

DQ11系二次創作「アクロバットスター」第三話「正真正銘のバケモン」をアップしました。クライマックスのホメロス戦を四話に持ってくるためにちょっと不自然な切り方になりました。それともうひとつ、ホメロス戦て、そのあとが実は長いです。それをどうはしょってオチをつけるかただいま苦労しております。

↓の書き込みですが、書いた直後のテンションと言うのは恐ろしいものでなんとも舞い上がっていますね。読み返すとそうとう恥ずかしいです。「ハッピーハミング(仮)」は、実は勇者二重人格説とは無関係になってしまいました。時系列も飛んでいるし、扱いに困っています。

「薔薇色のロングドレスに、同じ色のハイヒール。真珠のイヤリングと五連真珠のドッグカラーネックレス。すてきなコーディネートね」
マルティナは一番下にあった衣装を手に持って広げた。
「コートは金茶色、真っ白なシルクストールか……あこがれるわね」
 シルビアは黙って考え込んでいた。
「シルビアさん、どうしたの?たぶん、ファンからのプレゼントじゃない?」
シルビアは、紫の薄紙に包まれたドレスを箱から持ち上げた。その下に小さなカードが入っていた。
「『今夜九時。カジノ・ソルティコ』。あらあら……」
 騒ぎを聞いてイレブンたちがのぞきに来た。
「なんだ、これ?」
カミュが言うとシルビアがふりむいた。
「ドレスよ。このコーデ、見覚えがあるのよ」
そう言うとローズピンクのドレスの身頃を両手でつまんで自分の胸にあてた。
「やっぱり。サイズが合うんだわ」
「おっさんにか?!」
シルビアがため息をついた。
「そう。びっくりしちゃうわ。LLなんてもんじゃないわよね。賭けてもいいけど、靴も入るわよ」
「いくらなんでも……女物だろ?」
「そーなのよ。こんなもん用意できるのは世界でただ一人なのよ。しかも、カジノ・ソルティコへ来いって」
シルビアはドレスを放した。巨大な薔薇のようにドレスはベッドにかかった。
「イレブンちゃん、アタシ、今晩お出かけしてきてもいいかしら」
(「ハッピーハミング(仮)」より)

ちゃんと出来上がったらそのうちアップしますので、よろしくお願いします。

二次魂全開(10/17)

今朝ほど、DQ11二次第二作めにあたる「シャドウアタック」、第一稿が完成しました。DQ11冒頭からデルカダール脱出まで、主人公とカミュの二人旅を扱っています。第二作目ですが、最初に構想していたのでこれがスタートみたいな気持ちでいます。もともと念頭にDQ11主人公二重人格説みたいなものを置いて考えたお話ですので、異なる性格を二つ設定するところから始まりました。「シャドウアタック」だと、こんな感じ。

イレブンサイコ(デルカダール城最下層)

「まともに戦って勝てる相手じゃない!さっさと逃げるぞ!」
放せ!とイレブンがわめいた。
「あいつは殺す!」
眼が真剣だった。
「ふざけるな、ブラックドラゴンだぞ!」
「やらなきゃ、やられる!」
見開いた目、紅潮した顔面の、狂熱に浮かされたような顔だった。カミュの手を振り払い、イレブンは剣を構えてブラックドラゴンに対峙した。唇がめくれあがり、歯がむき出しになった。
「バカやろ……」
レベル、装備、攻撃力、守備力、どれをもってブラックドラゴンに拮抗できるというのか。戦闘狂だけが持ちうる尖った殺意を携えてイレブンはドラゴンへ向かって突っ込んだ。

イレブンベビー(教会の一室)

 カミュは、その寝顔を眺めながら、深甚な疑問に捕らわれていた。
「こいつ、本当に勇者か?」
 本人の口から、彼は十六歳だと聞いた。故郷の村ではれっきとした成人なのだとも聞かされた。
 嘘つけ、とカミュは思う。ぷにぷにのぽてぽてのつやつやのサラサラじゃねえか。
 つまり、赤子の顔になっている。乳を呑んで腹いっぱいになり、満足そうにげっぷをして目を閉じた赤ん坊のような極上の表情で彼は寝ていた。

これからあちこちいじりますが、たぶん「アクロバットスター」の直後からアップを始めると思います。よろしくお願いします。

それとは別にシルビアさんのお話が頭の中にふくらんできました。本当は「ナイトプライド(仮)」という二次のためのスケッチだったのですが、ふくらみすぎて別作品の扱いにしようかと思っています。舞台は真エンド間近のソルティコです。ソルティコのホテルに泊まっている一行のところへ、LLよりはるかに巨大なサイズのドレスが届けられました。それを見たシルビアが……というお話。タイトルは「ハッピーハミング(仮)」。DQ6でカジノのシーンで使われる曲の名前で、実はDQ11には出てこなかったと思います。(ナギムナー村で聞ける「フォークダンス」が、「ハッピーハミング」のアレンジ違いです。)ビッグバンドをしたがえてカジノのショータイムで歌うシルビアさんをかっこよく書けるかどうか、すごく楽しみです。問題はほとんどのドラクエ楽曲と同じく「ハッピーハミング」には歌詞がないことですが、なきゃあ、造る!二次魂全開です。とんぼはとても幸せです。

>とんぼさんの~の方、いらっしゃいませ。すっかりお返事が遅くなってしまいました。ヘンリーの半生をいっしょに追っていただきましてありがとうございます。たぶん読んでいただいた作品はかなり以前に書いたもので、未熟だし青臭いですが、情熱だけは嘘偽らざるところです。他の作品もお読みいただきましておそれいります。現在、頭の中がロトゼタシアに行きっぱなしですが、悪い癖でそういう時に限って他のシリーズであれ書きたい、みたいな欲が出てきます。5主とヘンリーのコンビもまた書きたくてしかたないです。よろしければまた、とんぼのお遊びにお付き合いください。コメントありがとうございました。

けして諦めない物語(10/12)

DQ11系二次創作「アクロバットスター」第二話「運河の町」をアップしました。ゴンドラの行き交うこの港町はベネチアのイメージでしょうか。もう一つの内海に面した港町ソルティコの方はカジノがあるためになんとなくモナコ公国をイメージしています。内海はもう、地中海かもしれない。なんていうのを含めて、先日相棒とDQ11オタ話に興じておりました。身の回りにそういう話をできる相手がいませんで、たいへん楽しかったです。こちらの展開はだらだらしましてすいません。後半二話はダーハルーネイベント突入です。

前回↓のアップの後、毎日拍手ありがとうございました。今ネット上で流れているいろんなDQ11二次を楽しく読んでいるのですが、自分で書いたのが見劣りして情けなくなるのも事実です。辛い時にパチパチと拍手をいただきまして、それでなんとか気持ちを上向きに持って行ってます。大切な燃料ありがとうございました。

追記:「アクロバットスター」第二話以後は、ダーハルーネ到着~脱出までの動画を参考にしています。動画を文章化したものは、こちらです。 「DQ11描写の練習5 ダーハルーネ到着~脱出」

くれよんしるびあ(10/2)

DQ11系二次創作「アクロバットスター」第一話「主人公、凶暴につき」をアップしました。自分で読み返してみて二重人格説の導入がそうとう不自然だわ、わかりにくいわで、読んでくださる方に申し訳なさでいっぱいです。そういうもんだ、みたいな感じで流していただければ幸いです。ていうか、お願いします。またカミュ、シルビア、もちろん11主(「イレブン」)も初書きとなります。シルビアのセリフの「ケ・ダ・モ・ノ」は嵐を呼ぶ幼稚園児から拝借しました。シルビアさんはセリフとかしぐさとかいろいろと遊べそうなのでつい書き足してしまいます。すべってたらすいません。日記という名の言い訳でした。この次からダーハルーネへ入るので、ダーハルーネ編の動画のセリフをまたpixivさんへ持って行こうと思います。前回の「シルビア@サマディー」を見てくださった方、こんなところまでおいでになっているとは思いませんが、もしいらしてたら御礼申し上げます。ありがとうございました。

自作語りと御礼と(9/30)

昨夜(9/29)はDQ11のネタバレイトショーを拝見していました。傍らで原稿やりつつ聞いていたのですがいろいろと面白かったです。“過ぎ去りし時を求め”る行為を上書きと解釈してもよいと公式様に言ってもらったことが、とんぼの中でたいへんな安心につながりました。ありがとうございます。というわけで9/26の書き込みはちょっと修正でしないといけないですね。あと、今作りこんでいる11主とカミュの最初のころのお話「シャドウアタック」にクジラが出てきてもいいらしいことがわかりました。

ショーを聞いているうちに、ロウじいちゃんの家系についていろいろ楽しい妄想がふくらんだりしています。「シャドウアタック」の次は11主とロウのお話「ユグノアの子守歌」を狙おうかと思っています。“ユグノアの子守歌”はぺルラが歌ってくれた子守歌とは違うものだったのでしょうか。もしそうだとしたら、うまれたばかりで実家を離れた11主はその、おそらくエレノア王妃が歌った子守歌を記憶していないのでは?ロウかマルティナが教えた?などというあたりを考えています。実はもっと早くラムダの姉妹のお話を書きたいのですが、……重いんで……なかなか計画が進みません。「ラムダの祈り(仮)」場合によっては「クロスマダンテ(仮)」、当分先ですが、諦めないでいようと思います。

>とんぼさんの作品をきっかけに~の方、いらっしゃいませ。闘牙王さま、犬夜叉&殺生丸様の父上ですね。懐かしいお名前にじ~んとしてます。「犬夜叉」の世界、あの完全に和風で、しかも平安時代と戦国時代のいいとこどりオッケーという、二次創作には宝の山でした。ご指名をいただいたのは「天守物語」ですね。戦国時代を書くために勉強したものをとりあえずぶちこんだシロモノですが、渋いところへコールをいただきましておそれいります。天守~はあのあと、近隣諸国との戦へ持っていく予定があったんですが、そのとき犬夜叉は殺生丸に味方するのか敵対するのか、あの時点では決めかねていました。心情的には兄弟共闘だったんですが、そんなことしたら人間のみなさんなんていちころですので。いつか敵役をうまく設定できたら書きたいと思いつつ今まで来てしまいました。あまりご期待に沿えなくて申し訳ないです。コメントありがとうございました。

拍手御礼(9/27)

先にご連絡です。来週アップ予定のDQ11系二次創作「アクロバットスター」に使ったデータの前半部分を公開しております。ご興味のある方は、こちらまでどうぞ。「DQ11描写の練習4 シルビア@サマディー」/「かげろう/とんぼ」の小説 [pixiv] https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8719788

>小3の息子が~の方、思わずシドーの画像を検索してしまいました。シドーって、ああそういえば左右に三個づつ突き出した手があって、下に尻尾もありますね。でも真ん中の赤い●がないよと言おうとしたら、シドーさんはドクロを胸にぶらさげてました。小学生の感性って、凄い。坊ちゃんによろしくお伝えください。

拍手御礼(9/26)

>とんぼさんはDQ11EDをどう解釈しましたか?~の方(以下真EDの話につき、ドラッグでお願いします)

DQ11EDは、“ベロニカのいなくなった世界”と“生存した世界”について、後者は前者の上書きだと気持ちの上では思いたいです。残された仲間や、ぺルラ、エマ、その他親しかった人々の心情を思うとたいへん辛いので。けれどセニカがオーブを砕いた後も世界は存続しています。だからおそらく時は分岐して、別々の世界があると思うべきなのでしょう。
 ひとつ、ローシュが救われた世界、ふたつ、ローシュが倒れてウルノーガが命の大樹を落した世界、みっつ、ローシュが倒れ、しかしウルノーガも破れ、邪神ニズゼルファが空に君臨した世界。
 ロト編につながるのはみっつめの世界、すなわち聖竜が11主をロトの勇者と呼んだ世界ということになるのだと思います。聖竜は、もしかして、「ロトゼタシアの勇者」というべきところを省略して「ロトの勇者」と言ったのでしょうか。まさか、「ロト」が地名だったとは。ラルス王はそのことを知らずに、天から降臨して大魔王を倒した若者に「ロト」の名を捧げたのかもしれません。
 でもED見る限りアリアハンにもその伝説は伝わっているみたいですね。ミセスオルテガがその本を読んでいたのは演出かもしれませんが。彼女が一人息子の部屋の扉を開け伝説が始まった瞬間、胸に熱く迫るものがありました。
 それとは別格として1主が特別扱いで登場したのは、とんぼとしてはうれしかったです。あの剣は最初から竜殺しの宿命を負っていたのかと思うと気持ちのいい震えがきます。

ぐだぐだと語りましてすみません。トークショウは29日ですね。だいぶ混むだろうと予想していますが、できれば公式のネタバレ聞いてみたいです。こんなんでお答えになっていますでしょうか。いろいろ考えているところにいいタイミングでいいコメントをいただきました。ありがとうございました。

順番が違います(9/25)

本日、DQ11系二次「アクロバットスター」の準備ページと予告を作ってきました。このお話は9/2の日記で書いた11主二重人格説をもとにしています。最初は主人公の分裂状態をカミュ視点で書こうと思っていましたが、荒廃したイシの村のイベントで苦戦したことと、登場人物がもっとたくさんいた方が面白そうだったので、他の仲間があるていど集まった状態のダーハルーネイベントを第一作目にしました。

最初に考えたネタ「シャドウアタック」はまだあきらめてないです。ないんですが、また動画見ながらイシの村イベントとそのあとまでチェックしていくのがいささか辛いです。まるで焼き討ちに会ったサンタローズみたいなんで。言い訳はともかく、こういうわけで時系列とお話の順番が違います。ご了承下さい。

あと↓に書いてあるシルビアさん動画の文章化したものは、そのうちpixivさんへ放り投げ……投稿してきます。よろしくお願いします。

やっと書ける(9/23)

本日やっとDQ11クリアしたので、楽しい二次創作を始められそうです。というか書いていたんですが。先にpixivさんへデータを出したカミュと出会う物語は、「シャドウアタック」という仮題のものです。これはいまだにアウトラインのみです。どんな感じになるか迷っていたら先に主人公、カミュ、シルビアのお話が脳内で進行していたので、そちらを先行しました。仮題を「アクロバットスター」と言い、主にダーハルーネに最初に訪れたときのイベントを扱います。進行は第一稿がだいたいできたかな、という感じです。これから書き直して満足がいったら目次造りますね。あ~ストレスが消えていく。楽しくてしかたないです。

実は書きながら感じたのですが……↓がシルビアさん(未提出のシルビアさんデータより)

一斉に照明が入り、道化師の服を着た長身の芸人を照らし出した。芸人らしく舞台映えのする男だった。裾と襟にボンボンをたくさんつけた奇抜なかっこうをしているが、黙って立っていれば柳眉に長いまつ毛、目じりが少し下がり気味の大きな目、すっと高い鼻、大きめの口と造作のはっきりした顔立ちで、美男の部類と思われた。むしろ女顔に近いかもしれない。そして長身の背すじを伸ばして立つ姿は堂々として華があり、スーパースターの貫録をそなえていた。

↓は以前書いたマルチェロさん(DQ8描写の練習、マイエラの思い出より)

詰襟七分袖の服の上に袖のないフード付きローブをつけた、おそらく修道士見習いの少年だった。修道院の一員らしく、質素な身なりである。ひもをベルトの代わりにしていた。少年は幼い子に気がついたようだった。立ち止まり、腰をかがめて顔をのぞきこんだ。身長差は頭ひとつ分以上。かがみこんだために胸のペンダントが揺れた。金の輪の中に小さな爪が二つ出ている、変わった意匠だった。
「君、始めて見る顔だね。新しい修道士見習いかい?ひとりでここまで来たの?」
賢そうな少年だった。勉強家らしく、脇に本を抱えている。だが、冷たい雰囲気はなく、わずかにたれ目ぎみの表情が温かさを感じさせた。

共通点と言っても垂れ目だけなんですが、なんとなく描写していて似てるなと思いました。シルビアさんは騎士団の服を着られるでしたっけ。マルチェロのあの青いテールコートを着てくれたらかっこいいのにな、と思ってしまいました。

拍手御礼(9/9)

>はじめまして~の方、いらっしゃいませ。ヘンリー&マリア夫妻は今でも大好きなカップルです。とんぼの妄想の結果ヘンリーが本編より三割増しの俺様になっておりますが、その俺様が骨抜きになるのが恋女房という、お約束と言えばお約束な展開がいまだにうれしいのです。気に入ってくださってありがとう。DQ11楽しいですよ~。3Dモードで全クリアしたら2Dでもう一周をたくらんでいます。コメントありがとうございました。

自作語りと御礼(9/2)

頭がロトゼタシアに行ったきりで現実に戻ってきませんので、少々妄想におつきあいください。先日の日記で、イレブン君はキャラ違いで二人いる、みたいなネタをご披露しました。かわいい系イレブンはともかく、クール系イレブンのほうにあてたセリフですが、あとからだいぶ違和感ありました。かわいい系をサマル王子で設定したのでその反対、と考えてクール系イレブンをロレ王子のイメージでセリフをつけたのだと思います。でも実際にやってみたらグレイグさんみたいになってしまいました。そもそも「かわいい」の対語とはなんぞや。

別案として、クール系イレブンのほうをわりと普通めに設定する、それでもってかわいい系イレブンをぐっとかわいらしく設定する。……と思ったら、かわいい系イレブンとシルビアさんのセリフが区別できなくなりました。何やってんだ、とんぼは。しかたなく、困った時のカミュ頼みと行きます。最初のお話にカミュが大事な役割で登場することは決まっていたので、カミュとのバランスで決めようと思いました。

カミュはカミュで、セリフのサンプルがたくさんあるので書きやすいかと思ったら意外とそうでもなかったです。本人が自棄になっていたと言ってましたが、どこか荒んで刹那的な雰囲気をまとって登場します。それが頼もしい相棒へ成長するのはひとつのロマンなんですが、その境はどこにあるのか、その心境や立ち位置の違いをどう見せていくか。問題は山積しています。ともあれ書き始めなければ終わらないわけで、とんぼはまたじたばたしてみました。

「DQ11描写の練習3(カミュとの出会い)」/「かげろう/とんぼ」の小説 [pixiv] https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8616893

われながらしつこいと思います。しかしなんか流れに乗ってイレブン君の口調が見えてきました。ついでに言うと、カミュ氏はビーストモードでの印象ですが、なんとなく狼っぽい気がします。北国の雪原を駆ける狼の群れを率いる野生、みたいな……。いつかそんな情景も書けたらいいなと思います。

>邪神は~の方、アドバイスありがとうございます。ちょっとスキルリセットしてきますかね。とんぼは最近研究と称してあちこちの11二次を読みに行くのですが、裏edネタばれありと書いてあると撤退しております。おもしろそうなタイトルなのに、何度涙を呑んだことか。考察も妄想もたいへん好きなので、せっせとクエストに励みたいと思います。今日は思い立ってまたぞろ動画文章化など始めてしまったためにお返事が遅くなりました。コメントありがとうございました。

こんなに見事な二次は見たことがない(8/30)

 RPGで新しい武器を手に入れるのは、いつでもうれしいものです。それが専用装備ならなおのこと。ましてや、専用最強、入手困難かつ世界にただひとつ、なんていうのはこたえられません。さらに、輝かしい伝説をまとっているとくれば、とんぼにとってRPGの醍醐味そのものであったりします。この醍醐味を初めて味あわせてくれたのが、ロトの剣でした。
↑は2005年の6月に書いた作品「ロトの剣」のあとがきの一部です。この続きを書くなら……そしてもう一度味あわせてくれたのが勇者の剣@DQ11でした、というところでしょうか。メダル女学園流連一か月のとんぼです。ネタばれを恐れてほぼ8月中はネットから遠ざかっていました。やっと一区切りつきまして、そしてそろそろ二次のネタも上がってきました。

昨日だったか、こんなことをつぶやいてました。「今回のDQ11、公式によるここ30年分の二次創作のような気がする、と言ったら言い過ぎですかね?つうか、こんなに見事な二次はみたことない。公式がこんなに二次が上手でいいものかっ。あの背景とか、あの音楽とか、あの衣装とか」。二次呼ばわりは我田引水とわかっていますが、“ここにコレをはめこんでくるか!”というマッチングが絶妙すぎてうなっています。公式がプレイヤーの思考を読んでいる、という状態です。年季の入ったDQプレイヤーならこう思うはず、というところを正確に見抜いてそこを裏切る。というか、ルールを熟知したうえでの爽快な反則を決めてくる。きれいに裏切られたプレイヤーたちはコントローラを、または3DSを取り落として「そう来たか!」とつぶやき、半ば呆然、半ば納得するのです。

さてとんぼは現在一度クリアして今度は邪神に挑もうというクエストの途上におります。そんなところなんですが、なんかうりうりとネタが出てきてしまってプレイと同時進行でネタを練りたくなりました。とんぼ自身は3DSの3Dモードをメインにプレイしてきました。どちらかというと11主はかわいい系、パーティ仲間に愛され、守られる勇者という印象です。イメージとしてはサマルトリアの王子がほんとに勇者だったという感じ。何か指摘されたとき「なんでカミュはそう思うの?」みたいなセリフになりそうです。

ところがPS4版の彼はたいへんクールな印象を受けました。特に装備確認の窓が開くと、おお、美形だ勇者だ王子様だ、と納得できます。上と同じ状況なら「なぜだ、カミュ?考えを聞かせてくれ」みたいなセリフ回しが似合いそうです。(それでもあの人のことは、敬語遣いでおじいさまと呼んでくれるとうれしいかも。)

これはもちろんグラフィックのちがいだとわかっていますが、一人のキャラに二つのイメージというのはたいへんにとんぼの好むところです。さあこれをどう練っていきましょうか。なにかまとまりそうならまた日記でほざくかtwitterでつぶやくと思います。よろしくお願いいたします。

追記:たった今、二度見してしまいました。カウンタが99万になってる?マジかっ……。いつもありがとうございます。

拍手御礼(8/23)

>想い出のDQ5に、の方、いらっしゃいませ。しぐさと言っていただいたのは初めてかもしれません。とんぼは頭の中でキャラたちの動きを眺めていますが、それを小説に書こうとしてはじたばたすることが多いです。同じ場面で同じしぐさを見ていただいたとしたら無上の幸せ。最新ナンバー攻略中のご訪問、どうもありがとうございました。ちなみにとんぼはDQ11、68時間目ですが、まだクリアしていません。たぶん、ネタだししながらやってるからだと思います。いつかイレブンネタでもいっしょにニヤニヤしたいですね。

お返事遅くなります(7/30)

キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !! DQ11先ほど届きました。そのためメール拍手その他いろいろと反応が遅くなるかと思います。ご容赦ください。

僕には君がビーストに見える(7/20)

>のりさん、いらっしゃいませ。ねぎらっていただきまして恐れ入ります。「共闘はかっこよかった」、そう言っていただくために12週にわたって書いてきたんだとあらためて気が付きました。「ならばそれさえも~」の決め台詞wは「テルパドールの戦い」のアイディアメモの最初の一枚から書いてあったものです。なんとかクサくならずにお話に埋め込めましたかね。え~、ちょっと照れております。
 現在心楽しくDQ11待ちをしておりますが、11の“相棒”カミュ君はモンスターならぬビーストになれるそうで……5主がビースト状態のカミュを見つけたら喜んで構いにいくところを想像してしまいました。後ろでヘンリーとイレブンが「悪いな、俺の相棒、ああいうのに目がないんだ」、「こっちこそすいません、うちのツレが」と謝りあっているところとか。あ、二次やるなら相棒どうしでクロスオーバーありかもと、またとんぼがいらんことを思いついてます。せっかく素敵な感想をいただいたのにアホな話になりましてすいません。拍手ありがとうございました。

拍手御礼(7/18)

>萌黄さま、いらっしゃいませ。なんと毎週読んでいただいたとか、どうもありがとうございます。最初の方ちょっと意図的にギスギスさせてますのでそのへん本気ですみません。ルークとヘンリーの絆、ですが、じつはこれスカッとした解決になってないですね。もやもやを抱えていくという決断は大人らしい狡さです。でもルークにとってもヘンリーにとってもあっさり割り切れるほど軽い話じゃないわけで、そこを安易に「もういい、許した」あるいは「気にしてない、昔のことだ」と解決つける方が不自然かなと思いました。あとグランバニア王家の皆さんは自分と異質な存在に惹かれる、平たく言うとエキゾチックな美人に弱いんじゃないでしょうか。5王子、アイルも確かに外国からお嫁さんをもらう可能性もあるんじゃないかと思います。

さて~萌黄様もDQ11待ちですか?こちらもDSです。純粋にゲームが楽しみなのと、二次のネタになりそうという下心がありまして、今からわくわくしてます。ロトゼタシアでも、また一緒に遊んでください。コメントありがとうございました。

シーザーとクレオパトラ(7/17)

DQ5系二次創作「テルパドールの戦い」最終話「女教皇:啓示」をアップしました。重いテーマを選んでしまったので途中けっこうきつかったりもしましたが、今は開放感を味わっています。十二話の後書きに「最後は相棒祭り状態」などと浮かれたことを書いてますが 相棒と言えばもう今月中にはドラクエナンバーシリーズの最新作DQ11がリリースされる予定です。今から興味津々でございます。

さて、このお話を書き始めたとき、5主、5王子、ヘンリー、コリンズの四人でハマム(モロッコ風公衆浴場)へ行くシーンをスケッチしたのですが、あのスケッチは今のところ謎解きSSになっています。ネタは町はずれで行き倒れてオアシスまで押して行ってもらう商人さん。テルパドールと言えばこのネタは外せないと思いまして。

 それは口ひげをたくわえた中年の男だった。体つきは丸っこいが、腕や背中はなかなかがっしりしている。兵士には見えないが、体を使う職業かとコリンズは思った。
「だれ?」
「道具屋さん。ていうか、店を構えてなかったから、行商人ていうのか」
へえ、とコリンズはつぶやいた。
「さっき通って来たのが市場(スーク)だろう?全部小さな店だったけど」
「売り物は大きなリュックサックに詰めて担いでたよ」
 アイルはサウナの次の部屋へ入っていった。サウナの部屋と同じように石で出来ていて、大きな水盤がふたつある。どちらも彩飾タイルできれいに飾ってあった。アイルは自分の手桶に湯と水を汲んで壁際へ座り込み、黒い石鹸を泡立て始めた。コリンズも真似をして、石鹸を体に塗りつけた。
「大分前だけど、ぼくらがテルパドールの町外れを通ったらさっきのおじさんが砂の中に倒れてたんだ」
せっせとからだをこすりながらコリンズは言った。
「それ、死ぬんじゃね?」
「うん。そう思って話しかけたら、水のあるところへつれてってくれ、って言うから、テルパドールのオアシスまで押していってあげたんだよ。オアシスについたら直接水をぐびぐび飲んで、それからけろっとして商売始めたよ」
「……客引きにしちゃ、命懸けだな」
アイルは手桶の湯をかぶって石鹸を洗い流した。
「さー、これからだ。コリンズ君覚悟して」
「ふぁっ?」
思いがけない言葉にコリンズは変な反応をしてしまった。
***************
 体を洗ったあと、その部屋にいた浴場のスタッフにコリンズたちは呼ばれた。アイルは部屋の中央にいくつかある石のベッドに腹這いになった。コリンズも隣の台へ寝てみた。
「すいません、その子、外国から来たんです。肌が弱いと思うんで、気を付けてあげて下さい」
俺のことか?とコリンズが思っていると、上からスタッフの言葉が降ってきた。
「男の子が弱音吐いちゃダメだね〜」
そこからコリンズは、人生で最も長い十分間を体験した。浴場スタッフがざらざらした布でコリンズの背中をごしごし擦り始めたのだ。
「あっ、ぎゃあああっ」
隣の台からアイルが言った。
「痛いのは最初だけ。ぼくも父さんも慣れたから」

★ヘンリーもやっぱりこのエクストリーム垢すりは慣れていないのですが、息子の手前悲鳴を上げることもできずにただうなっているという設定です。

ふりむくと、腰布一枚に大きなタオルを肩からかけたかっこうのルークとヘンリーが歩いてくるのが見えた。
「おまえ、ぎゃーぎゃーにぎやかだったな」
と実の父はコリンズをひやかすようにそう言った。
「だって!体の皮が一枚ぺろってむけたんだから!」
「んなわきゃないだろ」
父親たちはそれぞれ寝椅子を見つけて腰かけた。
「お前の声、女湯まで聞こえたんじゃねえ?」
カイにも聞かれたか、とコリンズはぞっとした。
 くすっとルークが笑った。
「おかげでヘンリーはかわいそうに、どんなに痛くてもわめけなかったんだよね?」
ヘンリーが横目でにらんだ。
「おまえ、余計なことを」
「言わないよ、ぐっとかううっとかうめきながら、すんごい顔してたなんてことは」

↑のお話は、いつか投稿したいと思っている幻のヘンリーアンソロジーのために温存しております。

すっかり忘れてた、pixiv投稿をもう一回やってます。「DQ11描写の練習2(OP文章化)」/「かげろう/とんぼ」の小説 [pixiv] https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8416969 今回扱ったのはDQ11のオープニング動画です。マルティナさんの動きは書き甲斐がありますね。

拍手御礼(7/10追記)

>毎週楽しみに~の方、いらっしゃいませ。書いた方といっしょになってドキドキしてくださってありがとうございます。二人が一緒に戦うシーンまで持ってくるのにえらく前提が長くなってしまいましたが、これがやりたくて書いてました。ただ書きながら、「傭兵ったって素人なんだから、剣がなくても殴ればいいじゃん」とか考えてました。魔法も剣もなし、格闘スキルだけで戦う武闘派カンフーコンビというのも捨てがたい、とか今頃思ったりしています。終わってしまう寂しさと言われるとほんとにその通りです。でもラストまで気を抜かないで行きたいと思いますので、あと一話なにとぞおつきあいください。コメントありがとうございました。

健やかなるときも、病めるときも(7/10)

DQ5系二次創作「テルパドールの戦い」第十一話「戦車:戦い」をアップしました。連載もあと一話になりました。どうやら無事にDQ11発売に間に合いそうです。王子コンビで広大な地下庭園でゲリラ戦闘という、書いていて美味しいことこのうえないシーンを書き上げましたのでとんぼはお腹いっぱいです。グリンガムの鞭を操るヘンリーを初めて書けましたし。二次創作で延々と鎖使いを強調してきた甲斐がありました。

ネット上ではどシリアス展開を約束された新たなる勇者にして悪魔の子イレブン氏が何やら……オストリッチの背負い羽根@宝塚スタイルとかパンツのゴムがゆるんだとか、なんだそりゃな展開をされてまして……。でもまあ、元がそもそも鳥山キャラですから。高橋留美子キャラと同じく、ネタをはさまないと死んじゃう病の一種ではないかと思います。健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、シリアスでもギャグでも、等しく愛する自信はある。早くリリースにならないかな、と毎日祈っております。

ロレが頭脳派だったらサマルの立場が(7/7)

>昨日メッセージを~の方、わざわざありがとうございます。昨日は喉元まで「絶対見たい、url教えてください!」という言葉が出かかっていたのですが、おねだりがましくて呑みこんでいました。さきほど無事に発見してしばらく楽しんできました。とても全部は見切れなくて、これからせっせと通うつもりです。「おきのどくアワー」さんのロレ王子、ときにかわいかったりかっこよかったりして、にやにやしながら拝見していました。いくつかパーティのパターンがありましたが、どれもトリオの中のバランスが取れていて素敵だと思いました。ロレ君は公式が脳筋、というわけではないと思うのですが、魔力に頼れない=剣を振り回す、というあたりで武闘派のイメージです。脳みそのなかみは、まあ風評被害かも。でもとんぼ自身も頭脳派のロレはなんか書きにくいです。うちのロイアル王子もかわいがっていただきまして恐れ入ります。一番新しい勇者様、手の甲に紋章持ちだそうで。「イレブン」君と呼ばれていますが、絶対「勇者ロイ」にするプレイヤーさんがいらっしゃるんじゃないかと思います。メラ系を習得できるかわかりませんが、もしできたら炎の魔法の発動が楽しみです。よかったらまたおつきあいください。楽しいコメントありがとうございました。

拍手御礼(7/6)

>いつも楽しく~の方、いらっしゃいませ。コメントを拝見してとんぼもぜひ見てみたいと思いまして「オキノドクアワー」さんを探したのですが、発見できませんでした。絵師さん方は昔からとんぼの憧れです。絵だったら一枚でずばり表現できるところを、文章書きはまわりくどく何百語と連ねて説明しなくてはなりませんからね。応援ありがとうございます。連載もあとちょっとなんでがんばります。

温存兵力夏目部隊福沢隊長(7/3)

DQ5系二次創作「テルパドールの戦い」第十話「愚者:劣等感」をアップしました。なんかボアレイズの語り部分がうまく行かなくて時間かかりました。二日はスクエニオンリー、やってたんですよね……あわよくば行こうと思ってたのに。いろいろな裏目が重なって涙を呑んだ日曜でした。夏以後のイベントにはDQ11ネタも参戦でしょうか。体力とお財布を温存して待とうと思います。

浮かれ気分(6/30)

このところ大量の拍手をありがとうございます。誰かに応援してもらえる喜びを満喫しております。

実はDQ11発売一か月前ですね。すでに予約してうきうきと待っております。浮かれ気分のあまり、PS4用のプロモーション映像を文章化してみました。現在「テルパドールの戦い」の次回のアップのためにあちこちいじっておりまして、サイト内にアップできないでいます。そういうときにpixivさんへ投げる癖がついてしまいました。反省しつつ⇒https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8359373 お暇な方はどうぞ。

わかっちゃいるけど(6/26)

DQ5系二次創作「テルパドールの戦い」第九話「死神:終末」をアップしました。今回で大神殿時代の奴隷監督殺しのお話にけりがつきました。前作「ヘンリーのゲーム」に入れられなかったパートでずっと気になっていたもので、とんぼとしてはやっと落ち着きました。が、血なまぐさいお話につきあわせてしまってすいませんです。

実は土曜日の夜に、突発的にヘンリーと5主の現パロを昔のフォルダから引っ張り出して https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8333814 ←こちらに載せております。なんかもう唐突ですいません。現在連載中、DQ新作リリース待ち、ここで現パロスイッチが入ってしまったらどうなるんだ自分、と思っていてもやめられませんでした。

公認か?(6/22)

さきほど、DQ11の新しいプロモーションを見てきました。オールドファンにすごく気を使っていただいているみたいでなんかもう、すみませんというか、おそれいります。素直にうれしいです。それではイレブン君は好きなだけ過去のナンバーシリーズのメンツと共演可能なんですね?ほとんど公式にクロスオーバー二次推奨であると?(言ってないけど。)ああもう、黙ってキーボードを打っていても口が笑えてしかたないです。ついでに言えばとんぼは2D/3Dモードは決めていなくて、でも2Dかなと思っていました。が、あのカンフーなじいさま、ロウさんの、短めなおみ足でけり上げるキックが愛しくて、3Dへなびきかけております。

>のりさん、いらっしゃいませ。こちらではお久しぶりです。第八話はある意味全編のバックボーンでもありました。行間を読み取っていただいて感謝しています。勇者ではなかった主人公と王になれなかった王子と。たしかにDQ5はプレイヤーの期待を外しながらひと味違う流れに持っていった物語だったと思います。二次の方は次回からできるだけ爽快なシーンで押して行きたいと思ってます!更新しましたらよろしくお願いします。

拍手御礼(6/19)

第八話をアップしたとたん、大量の拍手をいただきました。ここまでタメにタメて合流シーンを書いてよかったです。力を入れて書いた部分を評価してもらえる喜びは代えがたいものがありますね。あらためて御礼申し上げます。

>毎週月曜日を~の方、いらっしゃませ。実はあのシーンの悪者は、作中で「モンストロッシ」と名前を付けたキャラの初登場シーンとなる予定だったんです。が、書いてみたらキャラ付けが違うのでモンストロッシとは別人になりました。モンストロッシはいわば管理職、大浴場のヤツは強すぎる鉄砲玉で、もっとあとのほうでもう一度出す予定です。カイ(5王女)が狙われた事情は、強いて言えば彼女の魔力に惹かれてヤツが寄って来た、というところです。月曜アップを楽しみにしていただいて嬉しいです。折り返して後半に入りました。最後までがんばりますのでよろしくお願いします。

ロジックパート全開(6/19)

DQ5系二次創作「テルパドールの戦い」第八話「審判:覚醒」をアップしました。用意したロジックパート全開という、思ったよりも理屈っぽいお話になりました。でもそろそろラストが見えてきたので、なんだかほっとしています。お話は途中からまた大神殿時代の回想になります。これと次の九話で回想終了というか、「ヘンリーのゲーム」に入れられなかったお話が完成する予定です。

さて18日は父の日でしたので、ネットのあちこちにお父さんキャラがたくさんいて、とんぼはとても楽しんでいました。ちゃんとパパスさんもいました。自分では親友キャラというものに惹かれるんですが、親子とか兄弟みたいな血のつながりある関係はどこか特別です。DQ2の三人が魅力的なのもちょこっと血縁関係があるかもしれないと思いました。今日は長年の相棒、青とんぼと会ってきました。あまり他人に言えないオタ話をして「わかるー」「あるあるー」と言い合うのは楽しかった。彼女が今とんぼをとある沼へ引きずりこもうとしているのが問題ですが、大丈夫、これからDQ11がやってくる。わくわくしております。

ダダ漏れ(6/12)

DQ5系二次創作「テルパドールの戦い」第七話「吊られた男:試練」をアップしました。今までぐっと抑えこんでいたヘンリーへの偏愛が、ただいまダダ漏れになっております。……ふー、自分で書いておいておきながら赤面しておりますが、6話分も我慢したんでどうかお許しください。関係ないんですが、今までとんぼはヘンリーに関しては無意識にSFC版の衣装を想定していました。今回もそれで書き始めたんですが、裾にぴらぴらのあるケープを使いたくなったので、テルパドール地下庭園のシーンではPS版の衣装になってます。今回のお話に「帽子」という単語が出てこないのはそのため。

拍手御礼(6/7)

>小3の息子が~の方、いらっしゃいませ。これ以上行き違いになると困るから?サマルトリアの王子が勇者の泉から戻ってくるまで待たせてもらう?……その発想はなかったです!ひょっとして息子さんは天才なのでは?正統派と言っていただいてありがとうございます。主人公をロイアルにするとサマルトリアからアーサー王子が、ムーンブルクからサマンサ王女が参加してくれますよ。とんぼのところの冒険の書では、サマンサ姫のMPが尽きてしまったときずっと防御をさせていたら、なんかストレスがたまったらしく、うっかりコマンドを攻撃にしたときに快心の一撃を決めてくれました。頼りになるお姉さまです。DQ2は今でも大好き、同志の方は大歓迎です。宝箱、にはちょっと足りませんがビックリ箱ぐらいはがんばりますのでこれからもおつきあいよろしくお願いします。

宇治抹茶に願いを(6/5)

DQ5系二次創作「テルパドールの戦い」第六話「隠者:劣等感」をアップしました。テルパドール地下庭園は今回の陰の主役なのでたいへん楽しんで盛りに盛っております。ずいぶん昔に訪れたいろいろな大温室、夢の島とか熱川とか、の思い出も織り交ぜてますので、植物学的には相当むちゃくちゃな庭になっております。

一方ヘンリーの災難はほとんどピークです。このサイトで常に親分で俺様やってきたヘンリーがこれほど冷遇されたことはないんじゃないかというくらいになっています。一応今回のラストで受難編は終了となり、すぐに相棒が合流する予定です。お詫びを込めて、大好きなラインハットカレンダーを飾ったところに抹茶のシュークリームとメロンソーダをお供えして、連載の無事終了を祈ってみたりしています。あと半分。がんばります。

>いつも楽しく~の方、いらっしゃいませ。ローレシア城の一階にいる「お忘れください、身分違いの女の思いなど~」みたいなセリフの人ですね。あのキャラ、ぜひ使ってみたいのですが、うちのロレ王子をややマッチョ寄り思考に設定したために、彼は恋愛面で相当奥手だと思います。ロレの場合「忘れてくれっつってんなら忘れよう」みたいな妙に素直な反応を返すかもしれません。ロトトリオ三人でローレシアに立ち寄った時、この身分違いさんには別のセリフがありましたっけ……?確かロレ君はリリザかどこかで「あなたがその王子様?うそぉ」みたいなことも言われたことがあるはず。今度調べてみますね。またメインパーティのDQ2書きたいと思い始めていたところです。楽しそうなネタ投下ありがとうございました。

アイシス(5/29)

DQ5系二次創作「テルパドールの戦い」第五話「星:博愛」をアップしました。ここで一度回想を中断して時系列は現在に戻り、地下庭園登場となりました。今回小物として登場した戴冠式の冠と肩当ては、映画「クレオパトラ」でエリザベス・テイラー演じるタイトルロールの衣装を参考にしています。参考というか、”エジプト女王”で画像検索するとだいたい上の方に出てくるもんで、つい。古い映画なんですが、今見ても豪華だなあと思います。話が変わりますが、昨今テロ等でお騒がせのイスラム国ISISは、やっぱり「アイシス」って読むんですね。関係ないと思っていますが、なんだかな……。

設定マニアは語る(5/22)

DQ5系二次創作「テルパドールの戦い」第四話「塔:抑圧の爆発」をアップしました。今回のお話の後半と次回の前半は以前DQ5系二次「ヘンリーのゲーム」を書いたときに没になったエピソードです。時期は第十三話以後第十五話以前みたいなところです。少々陰惨な話で申し訳ないのですが、たぶん第八話~第九話あたりにもう一度出てくる予定です。テルパドール編のほうは、第五話で身代金受け渡しが始まります。チームワークがとれないまま、二人は地下庭園へ向かうことになります。

先日第三話をアップした後、大量の拍手をいただきましてありがとうございました。重度の設定マニアなために前提となる部分を語るのが大好きなんですが、読んでいる方はおもしろいかどうかわからないよねと思うことが多々あります。辛抱強く付き合ってくださる方には本当に足を向けて寝られません。どうか最後までよろしくお願いします。

砂漠のドイツ軍みたいな(5/15)

どうして月曜日を定時アップ日に選んだかなー、自分。さきほどからつらつら考えていますが、今月の一日が月曜だった以外にたいして理由もなかったです。“母の日に何やってんだ”とぼやきながら作業を進めていました。すべて自業自得。

DQ5系二次創作「テルパドールの戦い」第三話「月:未知なる敵」アップしました。ラインハットとテルパドールは気温が違うんだろうなと思っているのですが、実際どんなもんかはわかりません。でもなんとなく、ヘンリーは寒いのには強いけど暑さに弱いような気がしています。見栄と根性だけでドレスアップして、宮廷を下がったとたんにどっと汗かいてぶったおれるみたいなところを想像していました。暑さ寒さは、5主は逆に暑い方に強いかもしれない、と思うのはその風貌からの連想でしょうか。

迫りくる予感(5/8)

DQ5系二次創作「テルパドールの戦い」第二話「悪魔:誘惑」アップしました。前回、第一話をアップしただけなのに拍手でぱちぱちと応援していただきましてどうもありがとうございます。気を抜くなという意味だと解釈して鋭意がんばってます。

実は先ほど#ドラクエゆるかき企画さん拝見してきました@Twitter。やっぱり学パロが出てきてたいへん楽しんできました。現代パロ、学生学校パロ大好きなんですが、実はこのサイト「王宮のトランペット」ではほとんど書いたことがないことに気が付きました。どうしたことでしょうね、まったく。苦行スイッチが迫ってくる予感がしています……。

弱気スタート(5/1)

DQ5系二次創作「テルパドールの戦い」第一話「女帝:豊穣」アップしました。これを書いている現在の時点で全体のアウトラインも落ちも制作済みなのですが、正直この冒頭部分を浮かれ気分でモロッコ風にしあげてしまったことの伏線回収に自信がありません。あっちこっちに背景として出せるかな、という感じです。12話書き終わるまでになんとか入れていかないと、と思ってあせっております。なにせお話の大部分はテルパドールの地下庭園の中、ときどき回想シーンで大神殿みたいな感じで進行する予定なので。今回は最初から弱気になっています。とりあえず、次は一週間後です。

カウンタ御礼(4/28)

五月からスタートするお話について、現在仕上げにつとめています。まだ目次しか造っていないのですが、何度もご訪問ありがとうございます。おかげさまでトップのカウンタが98万になりました。シャレで100万までつくっておいてよかった。こんなに期待していただいて空恐ろしく、申し訳ない気持ちになっています。問題のお話、DQ5系テルパドールネタですが、第一話は以前に日記や準備ページに置いておいた部分がメインであまり目新しさはないかもしれません。それが理由でもないのですが、第二話はふつう十日おくところ、一週間でリリースの予定です。……ひとえにDQ11発売の前に完成させたいという理由からです。11来た日には原稿やってられるかどうかわかりませんからね。こうやって自分で〆切つくっていかないと動けないというのは、昔から悪い癖です。

でもって、五月の一日にアップしたら、そこからちょっとで#ドラクエゆるかき企画さんで”天空、学パロほか”なるお題で投稿が始まるのですよ@Twitter。楽しみじゃないですか。とんぼも書こうなんてそんな大それたこと思ってないですが、あ、でも、むらむらしますね。今のところ目の前にあるテルパドールネタに全力を傾けていきたいと思います。なにとぞよろしくお願いします。

というわけで目次造りました(4/23)

本日一日で残った部分を作り上げ、一話ごとに分量決めて分割してサブタイトルつけてアップ用のページを確保して、目次造ってきました。前に準備ページに置いてあった分は大半撤去しましたが、独立したSSだったやつは「ヘンリー小品集」という名前で別にアップしました。ちょっと疲れました。ただ次回予告まで手が回りませんで、近日中に予告いきます。よろしくお願いします。

>のり様、いらっしゃいませ。余裕~見ていただきまして感謝です。〈かわいい〉+〈凄み〉でヘンリーですよね?こちらではようやくアップへ向かってスタートできそうです。いいタイミングでモチベーションを上げていただきましてありがとうございます。今回は長丁場、しかも前半が二人の食い違いという辛いところですが、中だるみしないようにがんばっていきたいです。コメントありがとうございました。

まじで完成しないと(4/22)

テルパドールネタ準備ページに「余裕なあの方」という旧作の抜粋を再録しました。ヘンリーと鞭のお話です。正直言ってそろそろテルパドールネタを仕上げないと、と思って焦りを感じています。万が一DQ11の発売以降へずれこみでもしたら、原稿書いてる場合じゃなくなってしまうじゃないですか。どこかのミサイルが降ってくると言われるよりナンバーシリーズの新作が怖いです。ピッチ、あげます。と書いておけば少しはがんばれるでしょうか。

切なる祈り(4/13)

先日DQ11、七月発売と聞きました。久々にナンバーシリーズをプレイできると思うとわくわくします。主人公には盗賊の相棒がいるとかで、そのへんもやっぱり期待しております。またクエスト途中で退場とかないといいなと切に祈っております。相棒抜けはヘンリーと言い、キーファと言い、とんぼにはちょっとしたトラウマ状態なのですよ。精霊ルビス様、マスタードラゴン様、堀井さま、よろしくお願いします。

>萌黄さま、いらっしゃいませ。ここんとこ頭がテルパドール大陸へ逝きっぱなしでなかなかリアルに戻ってこれません。(テルパドール風サウナのシーンは、あのあとヘンリーと5主が石の床に並んであぐらをかいて、長い手ぬぐいで背中をこすってるみたいな感じでお願いします。)それでもさすがに新作の発売日の話はとんぼの頭にも入ってきました。手持ちは3DSなので、そちらになるかと思います。PS4とは操作が?違うとか読んだのですが、あらすじまで違ったりしないよね?早めに今の原稿仕上げてDQ11お待ちしないと。楽しみですねっ。

拍手御礼(4/9)

>新しい作品も~の方、こんにちわ。え~と最近なかなか作品をアップできないとんぼですが、“新しい作品”……て、どれでしたっけ……。すいません、われながら情けないです。とにかく今構想中のDQ5系二次、原稿がんばります。魅力的な描写と言ってもらってうれしかったです。コメントありがとうございました。

箱庭(4/3)

現在戦闘シーンに苦慮しております。戦いの舞台となるテルパドールについて、以前からとんぼは攻略本にあたっていましたが、もうちょっとわかりやすくしてみようかと思いました。そこでできあがったブツをサブサイト「旅人の服あります」に持ち込んでみました。トップ⇒旅人の服あります⇒DQB⇒テルパドール地下庭園にあります。自分の二次創作のための資料なので、うんとお暇な方にしかおすすめしませんが、よろしければどうぞ。

>6年程前にこのサイトで~の方、「お帰りなさい」と申し上げてよいでしょうか。長いおつきあい、どうもありがとうございます。6年前というと、ちょうどサイトを改装して引っ越したころですね。細々やってるサイトですが、探していただいたとは光栄です。双子が過去に飛ぶ、は「強き心は」でしょうか。自分でも気に入っているお話です。6年たって少しは進歩しているといいんですが、DQ5系は今、新作に取り組んでいます。できあがりましたらどうかよろしくお願いいたします。

拍手御礼(3/31)

>山ノ内さま、いらっしゃいませ。二次創作書かれる方のおいではいつもうれしくて、かつ緊張します。とんぼはたぶん、5主/ルークとヘンリーの中に理想の友達関係を夢見てるのだと思います。書くのが楽しいのも苦しいのもひとえにそのためです。昔から気が付くと“中心になるキャラが二人の場合、対照的になっている”お話がいつも好きになります。DQ2のローレ、サマル王子たちとか、ハリー・ポッターならハリーとロンとか。ダイとポップも対照的な取り合わせで大好きです。アバンファミリーの中でポップが感じているコンプレックスも、魔法のプロフェッショナルとしての自覚や責任感もポップの個性だと思っています。新作にエールいただきまして、あらためてありがとうございます。またひとしきり原稿がんばってきます。いつかいっしょにドラクエ話できたら楽しいですね。

やっと本筋(3/24)

ひと月くらい5主とヘンリーの仲たがいを書いていて、このところやっと仲直り編というか本筋へ戻ってきました。詳細というほどではないですが、「テルパドールの戦い(仮)」準備ページに説明を付け加えました。ひさしぶりでうれしかったので、でれっでれしています。このまま小説に使うかどうかは未定。

拍手御礼・遅刻(3/16)

先日ロジックパートまとめをアップした後ずいぶんと拍手をいただきましてありがとうございました。ほんとにお待たせしてすいません。ぱちぱち一つにつき「根性だせ」「気合入れろ」というご意見だと思い、襟を正しております。14日に実は拍手御礼が二件あったのですが、あわてていたもので一件載せられませんでした。↓に追記します。

>2/9の日記を読んで~の方、遅くなりましてすいません。返信任意ということだったのですが、うれしかったのでお返事差し上げたいと思いました。今回ちょっとばかりロジックにこだわってます。長いこと親友でいられる、ということはきれいごとだけじゃないだろう、というのがそもそもの始まりです。時に感情をぶつけあったりしたこともある、という設定で今回すすめています。お話の背景になっている事件そのものより、二人の心の関係のほうがとんぼにとって深いミステリーに思えてきました。でも最後にはこの二人には、“友”の名に値する仲でいてほしいと思っています。コメントありがとうございました。

近況報告と拍手御礼(3/14)

とんぼです。とりあえず生きてます。現在テルパドールのお話の中で、5主と仲の良くないヘンリーとか、モブキャラに雑魚扱いされてくやしいヘンリーとか書いてます。ここから覚醒⇒反撃へ持っていきたいのですが、なかなかしんどくて辛いところです。一つ前の書き込みに出てきたヘンリーと5主の言い争いですが、全体の流れを考えてtwitterでぼやいたのをまとめ、テルパドール話の仮目次へ載せておきました。長めのお話を造っていると中盤にいつも思うこと……これ、面白い話になるかしら、が頭の中にぐるぐるまわっています。

>新作待ってます!~の方、いらっしゃいませ。テルパドール話、待っててくださってありがとうございます。この一か月ほど作品の前提になる部分を描いていたのですが、どうしようもなく気分が落ち込んでました。いただいたコメントでなんか前がぱっと開けた感じがします。早く通り抜けて先へ行かないとね。感謝です。がんばります。

明けない夜はないはず(2/9)

とんぼでございます。とんぼがサマルトリアの王子やヘンリーの話を書く場合一定のパターンがあります。意図しているわけではないのですが、いつのまにかできてしまったパターンです。まず何かの課題がもたらされる⇒それがいかに解決しにくいかが提示される⇒サマル君やヘンリーが解決する、という展開です。課題または謎⇒ミスリードやダウナー要素⇒解決というのを10年以上繰り返した結果、ある意味このサマ君とヘンリーは切り札になってしまいました。するとどうなるか?もっと難しい謎や課題が必要になってきます。テルパドールのお話で苦労しているのがまさにその点だったりします。これを自縄自縛とか自業自得とか言うんですね!日本語は美しい。自暴自棄なんていう言葉もあります。

喜んでいるわけではないんですが、現在テルパの件のダウナー、つまり解決を難しくする要素を造りこんでいます。テルパのお話のクライマックスは戦闘シーンの予定。多数(敵方雑魚含む)対二(5主とヘンリー)の戦い、ただし事情により二人とも武器なしMP0でスタートします。この状況のダウナーとは、二人の不和、つまりチームワークが取れない状態であることにほかなりません。……いや、こうでもしないとこの二人はDQ5世界(特にとんぼの二次創作世界)では切り札すぎて、簡単に苦境を切り抜けてしまうんで、いたしかたなく。でもって、この二人が対立する件と言ったらあれしかないじゃないですか。

 「こっちが聞きたい!何度謝っても、おまえは許すと言ったことがないじゃないか!」
風に乗って漂ってくるテルパドール市街の賑わいが、凍り付いた空気に弾かれて消えた。
 決闘場のようにはりつめた沈黙の中、押し殺した声でルークが答えた。
「何度“もういい”って言っても、君は信じてくれないじゃないか」
声高に叫ぶよりはるかに危険なその口調に、聞いているコリンズは背筋が冷たくなる思いがした。

書いてるほうが辛くなる。ちなみにコリンズは盗み聞きです。このあとマリアと合流して↑を話すと、それがきっかけとなってマリアが回想シーンを始める予定。正直言って、この二人の対立をきちんと今まで避けて通っていたのがツケとなてまわってきた感があります。それでもめげずに、ヘンリーの解決をめざして書いていこうと思います。……ちょっとご都合主義な解決になったらすいません……。

拍手御礼(2/3)

>のり様、いらっしゃいませ。ちょっと去年の日記を見に行ったのですが、「勇者たちと一緒に冒険している気分に」と言ってくださった方でしょうか。おひさしぶりです。開設記念日を寿いでいただきましてありがとうございます。夏から年末にかけて去年はいろいろあった年でしたが、そろそろ落ち着いて小説の構想を練ることができるようになりました。今はたいへん幸せです。“双星”もお褒め頂きまして感謝です。いただいたコメントは大事な燃料です。大切にしますね。テルパドールのお話がサイトで始まりましたらどうかよろしくお願いいたします。

二つの緑の星(2/1)

先日、サイト開設記念を兼ねて新作の準備ページになるはずのページを作ってきましたところ、(サイトのカウンタによると)大勢様においでいただきましてほんとにありがとうございました。世間様はいろいろとお忙しいというのに僻地までお運びいただきまして恐縮です。

さて本日ですが、昔とあるところに書いた作品を「テルパドールの戦い(仮)」へ再録してきました。タイトルは「双星エメラルドグリーン」といいます。このタイトルは「楽園オルタナティブ」様から拝借したお題の一部です。実は、テルパドールネタなのでアイシスさまを扱っているのですが、とりあえずこの方をDQ4のミネアの子孫と設定しております。で、占いネタをふってみたらけっこうはまる感じでした。占いっぽくするために、あえて固有名詞をつかわず微妙に言い換えてみたりしています。実際にはやっていませんが例えば「白薔薇」でフローラをあらわしたり、とかね。で、考えたらヘンリーを示す言葉がありませんでした。そこでひねり出したのが……というお話です。なかで大神殿時代を扱っていますが、「ヘンリーのゲーム」よりだいぶ前に書いたので設定違いのあるところはごめんなさいです。原稿の進行はまあまあ順調です。一番たいへんな戦闘シーンがいまだ手つかずなのが辛いところ。もうちょっとがんばってきます。

ハピバ感謝(1/28)

>白石様、サイトのお誕生日をお祝いいただきましてありがとうございます。ドラクエの人はみんな優しい。とんぼは、こと周辺に関してはたいへん恵まれた管理人です。細々と続けていきますのでよろしくお願いします。

サイト開設記念日御礼(1/26)

本日は2001年に当サイトが誕生した日です。16年の間いろんな方においでいただきました。本当にありがとうございます。7~8年はただ夢中で二次書いていました。10年目ぐらいから、サイトを続けていくことは許されるのか、と悩んでいました。最近は、自己満足でもひとりではしゃいでいてもいいから、書きたいという気持ちに任せようと思うようになりました。昨年は特に、いろいろな試みができて楽しかったです。こんなサイトでよかったら、どうかまた一年お付き合いくださいませ。

さて恒例の御挨拶とぼやきはおいといて、さきほど仮タイトル「テルパドールの戦い」に使う予定のスケッチをまとめてきました。小説一覧のDQ5系のところにリンクがあります。昨年の10月(引越し騒動の直前だ……)に日記に掲載したセミヌード5主のパートもそちらに収録しています。今回5主はヘンリーと二人でサウナでベンチに並んで座っていますが、なんか手足長くて持て余してる感じかなと思っています。このあとお風呂セットに入っていた手ぬぐいとせっけんでざっと洗ったあとあかすりしてもらう予定。5主とヘンリーがやっぱりならんでサウナの床にあぐらをかいて、そろって手ぬぐいで背中こすってたら楽しいかも。あとサウナとかエステとかはたぶんマリアさんのほうが肝がすわっているのではないかと思います。

余談ですが、転居先からバスで行かれるところにスーパー銭湯を見つけました。そうだ、取材に行こう、モロッコは遠すぎるから、○○○○の里、△◇□温泉へ行ってきます。(帰ってきたら原稿もやります……)

拍手御礼(1/23)

ふと気が付くとサイト開設日1/26が近づいておりました。この状況で何ができるかというとまあ何もできないのですが、昨年の暮れ、こんなの書きたいと言っていたテルパドールネタと、それにタイアップするアンソロジー用の作品に使えるかな、というスケッチを今まとめています。舞台はこの間と同じテルパドールの公衆浴場ですが、あのときは「異様にテルパドールになじんでいる5主」がある意味テーマだったのですが今回はヘンリー&コリンズで。この二人はテルパドールでしかも裸になったりすると肌の色の違いがかなり目立つはず。コリンズはちょっとばかりおどおどするかもしれませんが、さてヘンリーは?というところから思いついたもの。

本編にあたるテルパネタは、ネックがあって進んでいませんでした。つまり、悪役の設定に難がありました。光の教団がらみでも、イブールゲマクラスの大物を持ってくるとお話が世界レベルになってしまってテルパドールに収まらなくなってしまう感がありました。そのネックを抜けるために、ボアレイズの登場を考えています。ボアレイズさんて誰だっけ?二次創作の方の「王宮のトランペット」に出てきた人で光の教団の大司教、オラクルベリーでヘンリーと対決して追っ払われた小物です。書いたの10年以上前と言う古い、しかもオリキャラですが、このていどの小物ならテルパドール地方限定ネタに収まってくれるのではないかと思ってます。しかもこのひとヘンリーに恨みがあるはずなので使い勝手がいいかもしれない。現在ボアレイズパターンでアウトラインを作り直しています。……書くことは楽しい!というか、書きだす前のアウトラインいじりが楽しくてたまりません。

>白石さま、ただいま戻りました。待っていたというお言葉が心に沁みわたります。こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。

ただいま(1/21)

ようやくネットへ帰ってきました。というか、やっと転居先に工事が入り、ネットへつながるようになりました。ほぼ半月のネット断食でした。最初の数日はけっこう辛かったですが、何日かすぎると案外ネットなしでもなんとかなるなと思いました。ただし何か調べようと思うと非常に不便で、ネットの威力を思い知った次第です。

えと、管理人が断食とかしている間にも閲覧の方がいらしたんですね。なんか、こんなていたらくでほんとにすいません。すみやかに生活を軌道に乗せて、原稿がんばりたいです。↑の話じゃないですが、原稿だけはもうキーボードが頼みです。長い文章を紙に書くと、最後の方は字じゃなくてのたうつミミズになりますので。断食中頭に浮かんだものは案の定ミミズになってました。今度整理しておこうと思います。最後になりましたが、小さい声で言ってみます、”今年もよろしくお願いします”。

あけおめに代えて/日記ページ増築中

こちらにあった2016年の日記は過去の日記へ移しました。本年の日記は鋭意増築中です。管理人が転居を控えてなかなか書き込みに来られないため、稼働は月半ばごろになると予想されます、すみません。