とんぼ日記2018年

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今年のラストは大型地雷(12/25)

突発的にDQ5系二次「パステルワールド」と「パステルワールド・アナザー」をアップしてきました。詳しくは目次にあたる「大都市の片隅で」をご覧ください。小説一覧からおいでいただけます。DQ11Sの追加オプション(ラスボス戦後11主はメンバー一人と一緒に住める)にならい、5主とヘンリーが二人暮らししているところを書きたかったというだけなのです。ごく短文です。それはまあ、いいんですが、今アップして来たら、同じ「大都市の片隅で」の第一話、二話に自分が2002年に書いた文章がそこにあるわけですよ。火薬の代わりに羞恥心を詰め込んだ大型地雷をどーんと踏み抜いてしまいまして、ただいまヘンな声を上げてもだえております。これが今年最後の日記?マジ?

単発ネタと拍手御礼(12/15)

昨日はアップの後あちこちで反応していただきまして、どうもありがとうございました。達成感と満足感を、昨日は満喫しておりました……たとえそれが自己満足だろうと、まず自己が満足しないでどーする。昨日の日記に書きこんだDQ11三次は、単発ネタが玉石混交状態で出てきます。これはアリかなというのが、若ジエーゴに無属性全体攻撃を使ってもらおうというもの。シルビアのゴールドシャワーをイメージしています。ただしセリフを「さーっ、今夜はジャンジャン行きましょ―!」に代えて「てやんでぃっ、宵越しの銭はもたねぇ!」でいいと思います?

>とんぼさん初めまして~の方、いらっしゃいませ。当サイトには偶然おいでとか、なんともありがたいことです。ヘンリーと5主の二人は、DQ5のシナリオ上必ず別れが来るんですが、とんぼにとってはかえってそのために二人は永遠の相棒になりました。「国家」が好きと言ってくださって嬉しいです。二人が岩山の上で会話する場面はずっと頭から離れなくて、ずいぶん後になってから「ヘンリーのゲーム」の中でもう一度書いてしまいました。DQ5系二次を楽しんでもらえたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

シルビアマラソン完走(12/14)

DQ11系二次「バード・オブ・パラダイス」最終話を投稿しました。日記をさかのぼると、今年の九月十四日にスタートしていますので、ちょうど三か月かかってゴールしたことになります。すごく楽しい毎日でした。特にバードの方は一度書いた初稿をナシにして、ゴンザレスを入れて書き直したいきさつがありまして、苦労した分最後まで書けて嬉しいです。ずっと付き合ってくださった皆さん、ほんとにありがとうございました。

さて、以前書いた通り、ここから年末年始は当サイトに動きはありません。とんぼは今までやれなかったことを集中してこなす……予定だったのですが、前回の日記で書いた通り書きたいものができまして、そちらもちょこちょこ進めたいと思います。現状ですが、かねて予定の「ラムダの祈り(仮)」は八割の出来、ただし一番肝心の部分はこれから書きます。「諦めざる者(仮)」はいちおうアウトラインを用意してこれからデータで補強します。先は長いです。若ホメロスのお話は「○○の白鳥」みたいなタイトルになりそうです。シルビアが極楽鳥だったので対比にしたいのと、彼の鎧の鷲がエレガントで白鳥に見えるという理由です。

……三次創作「ジャックのフォーカード(仮)」は書きたいシーンが増殖するという呪いにかかりまして、先行きの見当もつきません。↓はトレジャーハンターがデルカダールでたまたまお坊ちゃまを助けたシーンです。

 デルカダールの町で人助けをしたのは、先月のことだった。本当は次のハントのために情報屋に会いに行くつもりだったのだ。だが、まっぴるま天下のデルカダール市内の公道で、明らかにぼったくりの客引きたちが外国人らしい若い男を真ん中にして何やらやっているところに通りがかり、つい聞き耳を立てた。
「お兄さん、運がいいよ!今ちょうど一人だけ空きがあってね。即決ならすぐご案内できるよ?」
「さあさあ、デルカダールまで来て素通りって法はねえや」
「早く決めねえと席がなくなっちまうぜ?」
 お兄さんと呼ばれているのは旅人のようだった。キラキラした目、一片の疑いも持たない顔。身なりからしてデルカダール人ではないらしい。北方、おそらくユグノアあたりの出身で、しかもけっこう贅沢な身なりをしている。長めの髪、凛々しい少女のような顔立ちで、ユグノアの良家のボンボンてとこか、とテオは思った。
「どうしよう、ぼく、手持ちが少なくて。五百ゴールド切っちゃったのに、遊びに使っていいのかな」
五百と聞いてぼったくりどもの目の色が変わった。
「まあ、いいか。モーゼ……友達に会ったらちょっと路銀を融通してもらえると思うし」
財布のひもを緩めて金貨を数えようとする旅人に、テオはつい、声をかけた。
「そこのお兄さんよ、どぶに捨てる気がないなら、金はしまっとけ」
へ?と若い旅人はこちらを見てつぶやいた。
「ぼく、グランドツアーの途中なんです。なんでも体験してみなくちゃ」
「だからってムフフなお姉さんのステージを見に行っていいのかい、お坊ちゃん」
図星だったらしく、彼の頬が紅潮した。
「あの、ぼくのこと、知ってるんですか?」
グランドツアーとは、学業の仕上げとして良家の子弟が見聞を広めに世界を回る体験旅行のことだった。
「俺にわかるのは、あんたが世間知らずのお坊ちゃんだってことと、そいつらはあんたから金をだまし取るつもりだってことだ」
「んだと、ごらぁ!」
思った通り大声の威嚇が飛んできた。テオはためいきをついた。
「お天道様を見てみろよ。こんな昼間っから営業してるぱふぱふ屋があるもんか。あんたら、この坊ちゃんをどこへ連れて行こうとしてた、ああ?」
「それは、その」
「トンネルを通って下町へ連れだして、身ぐるみはいで放りだす気だったんだろう。場合によっちゃ、身柄まで売り飛ばす予定か、ああ?」
ぼったくりどもがひるんだ。
「来なよ、坊ちゃん。表通りまでついてってやる」
待って、と言いながら彼はついてきた。
「僕の名前はロウ。ユグノアから来ました」
「そりゃよかったな。無事に帰れよ」
「そんなこと言わずに。いっしょにお昼食べませんか?」
「友達に会うと言ってなかったか?」
「さっきのお礼がしたいんです。旅慣れた人の話も聞きたいし」
テオはまじまじとロウという若者の顔を眺めた。ほんわかした表情に、人懐こい仔犬のような態度だった。もし尻尾があったなら、ちぎれそうなほど振りまわしていただろう。
 ロウはテオの服の袖をしっかりつかんでいた。
「おいおい」
「お昼はぼくの驕りですから。それにぼく、今あなたに見放されたら、また悪い奴にひっかかっちゃう。ねっ、お願いします!」
――ほっとけねえ……と思ったのが運の尽きだった。

実はあとのほうで、若き日のジエーゴさんが登場します。バード~からだと三十年くらい前のソルティコです。大掃除なんかやってる場合じゃない。書きたいです。

女人剣「さざ波」(12/7)

 DQ11系二次「バード・オブ・パラダイス」第八話を投稿しました。今回ゴリアテが使った戦法、つまり、何度も同じ部位に斬りつける、というのは、大好きな時代劇作家藤沢周平の『隠し剣孤影抄』 で見たものです。原作では悲しい妻が夫のために剣の達人と決闘することになり、非力な女子がダメージ覚悟で使う技として登場しました。確か、さざ波が何度も打ち寄せてやがては海岸の岩をも穿つ、というところから「女人剣さざ波」と名付けられていました。ゴリアテくんは男の子ですが、相手がグレイグなのでこれもありかなと思っています。次回はいろいろと後始末です。タイトルの回収ができますように。

さて、「ナイトプライド」の後書きでとんぼは“三次創作やりたい”とほざいておりましたが、このたび設定貸出願いが受理されまして、晴れて書いてもいいことになりました。もう、嬉しくてたまりません。というわけで、一次作品=DQ11、二次作品=「妄想スピンオフ テオの大冒険 〜王子修行と七不思議〜」byたまり醤油さま、三次作品=「ジャックのフォーカード(仮)」となります。二次のリンク先を見ていただくとよくわかるのですが、時代背景は本編から約50年は遡ります。タイトルロールの「テオ」はもちろん、トレジャーハンターのナナシことテオ。そして修行に出るのは四大国の君主たちの若き日の姿、王子たちです。かわいかったりカッコよかったり、pixivで見た時からとんぼは転がりまわって喜んでいました。「テオの大冒険」通称テオ冒は本にまとまっています。すてきなミニアンソロ付きでお買い得です。読んでいるうちにとんぼもむらむらしてきまして、ついにたまり醤油さまに設定貸出願いを押し付けることになりました。快く承諾してくださったたまり醤油さまにこの場にて御礼申し上げます。今のところとんぼの三次はカジノを舞台にしようと思っています。どうやらソルティコのカジノは近年(シルビア失踪後)できたらしいのですが、グロッタのはないのでやはりソルティコが舞台になりそうです。トランプのジャックは、キングとクイーンがいるので時々王子と呼ばれますよね。四人の王子=ジャックともう一枚のカードを合わせてフォーカード、それを操るトレジャーハンター、何ていう話が書けたらいいなと思っています。

ソルティコグランプリ(11/30)

DQ11系二次「バード・オブ・パラダイス」第七話を投稿しました。今回前半のウマレース部分ですが、そのコースは実在の町モナコで行われるモナコグランプリのコースを流用しています。もちろん地形が違うので細かく合わせられたわけではありませんが、けっこう楽しい作業でした。モナコグランプリのコースを調べてみたところ、案外ソルティコに似ていると思ったのでやらかしたお遊びです。

さて、秋口から始めたシルビアマラソンもラストスパートに入りました。あと二話ですが、ほとんどグレイグ対ゴリアテの試合の話と、大量にまき散らした伏線の回収です。最後まで気を抜かないようにがんばります。

馬揃え(11/23)

DQ11系二次「バード・オブ・パラダイス」第六話を投稿しました。今日は休日なのでいつもより早い時間から投稿を開始したのですが、pixivの小説投稿ページの「投稿する」ボタンが反応せず、この時間まで四苦八苦していました。ヘルプとか見たんですけど、どこいってもお手上げという話しか出てこないありさまでした。何度かやっているうちにいきなりボタンが反応するようになって、なんとか投稿できました。pixivに限らず、とんぼは本当にアップが下手なんです。サイトを持って以来何度もアップを繰り返しているのに、時々まったく上げられなくて、自分で予告した締め切りに間に合わない!と焦ることがあります。何か根本的なことがわかってないんでしょうね。

さて今回は「馬揃え」、架空の騎士団の架空の集団演技でした。まったくの付け焼刃なんでおかしなところもたくさんあると思うのですが、華々しいイベントを一回書きたかったもんでやらかしました。次回は馬の速さを競うイベントを書く予定です。蛇足ですが、「競馬式」と書いて「こまくらべ」と読むのは、とある神社の古式馬術の神事限定のようです。でも名前の響きが好きなので、こちらへ流用してしまいました。次回予告だとゴリアテくん深刻な感じになってますが、馬ですっ飛ばした後は吹っ切れる予定です。

ゴリアテくん、頑張り中(11/16)

DQ11系二次「バード・オブ・パラダイス」第五話を投稿しました。このあたりから愛らしい銀のカナリヤが鋭い爪のハヤブサへ育っていく予定です。とんぼはpixivさんとかでゴリアテくんの画像を見るのが好きでして。可愛かったり、カッコよかったり、色気があったり百花繚乱です。公式ビジュアルがないというのも悪くないと思います。うちのアテくんはパパっ子で、パパのような騎士を目指していますが、戦闘スタイルはちょっと異なります。自分がグレイグみたいだったら少しはパパに近づけたかなと思っているところがあって、筋トレその他修行をがんばっていますが、生まれ持った資質は変えられません。グレイグの言う“あの生真面目なゴリアテ”は、コンプレックスからくる頑張りを指していたんじゃないかなと思っています。

>「バード・オブ・パラダイス」~の方、いらっしゃいませ。グレイグくん、第四話くらいまでは童顔の男の子のイメージで書いてます。素直でかわいいと言っていただいて嬉しいです。DQ11本編でグレイグにはソルティコにいい思い出があるみたいなセリフがあるので、彼は他の門下生とも仲が良かったのではないかと思います。今回の第五話以後はできるだけカッコよく、を目指しますので、これからもよろしくお願いします。

拍手御礼(11/14)

>こんばんは~の方、いらっしゃいませ。常連さまなのですね。長いお付き合いありがとうございます。5主とヘンリーのお話を好みにしていただいて嬉しいです。友達で、親分子分で、いろいろな感情をぶつけあったこともあれば、背中を預けて共に戦ったこともある、今は大人どうしの、揺るぎなき信頼関係なんていうところを目指しています。最近なかなか5系二次を書けないのがつらいところです。これからもよろしくお願いします。

とんぼ冬眠のお知らせ(11/13)

DQ11系二次「ナイトプライド」最終話をアップしました。ひとつ前の第七話がクライマックスだったので最終話はほとんどおまけなんですが、シルビアとナカマたちのお別れはどうしても書き入れたかったのでこんなふうになりました。「放蕩息子の帰還」が終わった後、イレブン一行はプロローグ⇒エピローグへとつながり、ミシェルの方は妹に「お兄ちゃんが帰ってきたー」と言ってもらえる場面になります。

最終話後書きにも書きましたが、こちらのサイトでは年末年始、更新の予定はありません。(pixivでは「バード・オブ・パラダイス」を続行します。というか、次のバード~は三日後の16日にアップです。)この一年いろいろなことを後回しにしてだーっと二次を書いて来た、そのツケが年末年始に押し寄せようとしております。ここは逆らわずサイトを冬眠して、また来年、楽しいロトゼタシア巡りをいたしましょう。そのときはまた、おつきあいよろしくお願いします。

自動変換フィルタ(11/9)

DQ11系二次「バード・オブ・パラダイス」第四話を投稿しました。やっとネズミタワシ事件を書けました。実はシルビアのセリフからは、ゴンザレスがネズミをタワシと間違えた、という事件がウッカリなのか、誰かがわざとつかませたのかわからないのですが、ここはヘンリーとトムの件にならってゴリアテくんの悪戯ということにしたかったのです、すいません。この次のお話からゴリアテはだいたい中学生くらい。少しずつ大人になっていく感じにしたいと思います。目標は、グレイグと試合をして勝つこと。

先日DQMの新作で、主人公にカミュマヤ兄妹が抜擢されたというニュースを見ました。よそ様からの情報ですが、「ビーストモード」はDQ10でまもの使いの技だったそうで。とんぼにとって魔物使いとは5主のことなのです。だからDQでモンスターズと名が付くと、全部自動で5主に変換するというフィルタ持ちです。ただし本物はコミック版でひとコマくらいしか出てきたことがありません。それでもめげずに、新作DQMやってみたいな、と心が動く今日この頃です。

>とんぼさんのDQ2小説で~の方、いらっしゃいませ。「君とリリザで」、読んでいただきましてありがとうございます。レベル1のローレシアの王子なので、かなり不愛想だし、不器用かつコミュ障ですが、大好きと言っていただいて嬉しいです。DQ11もクリアなんですね。なんというか、ロト系万歳です。今度のDQB2が、DQ2ワールドをベースにしているらしいのが嬉しくてたまりません。これからもよろしくおつきあいください。コメントありがとうございました。

祝、旭日小綬章(11/4)

DQ11系二次「ナイトプライド」第七話をアップしました。ジエーゴがシルビアを許容した理由について、世界的大災害のなか、生きていてくれただけで嬉しかったのでは、という考察をネット上で見かけたことがあります。人情としてそれは自然だと思うのですが、ジエーゴさんたらそれをそのまま言えずに「そんなふうにてめぇを育てたつもりはねえぞ」とかになってしまうのがいかにも雷親父らしい。シルビアもシルビアで、台詞の表面だけを見ないで、ジエーゴのツンデレぶりをちゃんと理解してます。いい親子だなあと思うのです。

さて、昨日嬉しいニュースを聞きました。すぎやまこういち先生、旭日小綬章おめでとうございます。昨日は原稿の仕上げをやりながら、ずっとDQCD聞いてました。すぎやま先生と同じ時代に同じ国に生まれて幸せです。美しい旋律に酔いながらそう思いました。

シルビアマラソン折り返し(10/29)

DQ11系二次「バード・オブ・パラダイス」第三話を投稿しました。年末までに17回のアップを予定しているシルビアマラソン、今回で9回目です。あと8回、折り返し地点を回った感じです。でも一か月で6回アップと言うのは近年まれなペースです。誤字脱字含めてクォリティが気になります。落ち着いたら直すから、ごめんなさい、許して。

さて先日ネットでビルダーズ2の動画「ビルダーズスクール」を見てきました。オッカムル島の序盤だそうです。ああ、もう、すごく待ち遠しい。何が嬉しいと言って、BGMがDQ4のトルネコのテーマじゃないですか。とんぼにとっては「不思議のダンジョン」のBGMのイメージが強いです。もう一度これを聞きながら遊べるなんて。しかも、坑道ダンジョンを下まで行けなんて。行きましょう。パンだけ持ってどこまでも進みましょう。

原稿の方は、懸案の「ラムダの祈り(仮)」のプランを進めています。なかで一か所、十六歳のベロニカを書きたいんですが、架空の設定なので何着せてもいいよね、と思いまして、とこしえ装備にしてみました。↓

彼女はうら若い乙女の姿だった。青緑のスレンダーなアンダードレスの上に、鬱金色のガウンをまとっている。ガウンは紫紺の縁取りをつけ、裾にそってぐるりと菱形のような形の刺繍が入っていた。くびれたウェストには明るい紫のサッシュをしめ、ほっそりした首には真珠を連ねた首飾り。そして頭にはやはり紫紺の縁取りのある青緑と鬱金の大神官帽を被っていた。ガウンの裾はフレアーで、彼女が膝のあたりを優雅につまみ、しずしずと歩くと、背後に長く裾を引いた。

16年前の真実(10/25)

DQ11系二次「ナイトプライド」第六話をアップしました。今回はキャンプ地の夜という一場面のみ、ほとんど会話だけで進行します。ここでの会話はDQ11本編でシルビアがソルティコの海岸で11主に向かってする思い出話のそれを流用しています。視点人物がグレイグなので、海岸ではなくキャンプでやることになりました。とちゅうで一か所ゴリアテさんがしゃべっています。

そう言えばゴリアテが出奔したときですが、彼はだいたい17歳くらいだったのではないかと思っています。ゴンザレス(ジエーゴ邸警備係)のセリフを書き抜いていた時気付いたのですが、ゴンザレスはユグノアの悲劇の時にユグノアを訪れてグレイグに世話になったと言っています(←3ds版です)。おそらくジエーゴ門下として対魔物群戦闘のために赴いたことでしょう。そのときまでゴリアテがソルティコに居たとしたら、ゴンザレスと一緒にユグノアへ派遣されたのではないかと思います。それならたぶんグレイグはそのことを覚えているはず。なのにその言及がないということは、ユグノアの悲劇が起きたときにはゴリアテはもうソルティコにいなかったのではないでしょうか。で、ゴリアテ出奔の知らせをグレイグに届けたのはゴンザレスかもしれないと思いました。……こんな妄想まで読んでいただいてありがとうございました。

親戚がマイエラ騎士団に就職(10/19)

DQ11系二次「バード・オブ・パラダイス」第二話を投稿してきました。バード~はもともと「ナイトプライド」と連動してまして、今回バード~に出てきたベネディクトさまはナイト~冒頭に出てきたおじいちゃんです。でも元騎士だったという設定はまったくのねつ造です。作中でゴリアテが対戦しているのは、バード~プロローグに出てきたジエーゴ邸の警備係ゴンザレスです。愛称をゴンゾ、というのは勝手にとんぼがつけました。ゴンザレス氏は、PS4とDS3ではけっこう風貌が異なります。今回はDS3版のイメージで顔を決めました。DQ8の聖堂騎士団でマルチェロの側近のように近くにいつもいる騎士たちの一人にゴンザレスは似てます。ちょっと面長の長髪。本当は実力のある人なんだと思ってます。

何を着ても似合うひと(10/15)

DQ11系二次「ナイトプライド」第五話をアップしました。あのあとのグレイグですが、驚きのあまり口の中で「そんな……ゴリアテが、まさか……」みたいなことをつぶやきながら白目になって、こ一日ふらふら歩いていた、みたいにイメージしていただけると嬉しいです。当のシルビアや11主、ロウその他みなさんが声をかけてもほぼ聞こえていない状態でした、ということで。

さて昨日なんですが、こんなのをつぶやいていました↓。

今朝のドリームをひとつ。ゲーム「シルビアメーカー」。ちびアテ君を育てよう。育て方ひとつで騎士になったり旅芸人になったりします。あとは……メダ女の先生とかダーハルーネのパティシエとか。そんな妄想しながらお出かけしてきます。⇒「ホメロスメーカー」もできることに気がついた。選択肢は軍師、魔法学博士、大商人とかで、途中必ずデルカ王に味方になれと迫られる。回避できなかったら魔軍司令。各パラメータを上げて回避を目指そう✨……行ってきます。

どう考えても懐かしの「プリンセスメーカー」のイメージですね。最後のビジュアルを想像するのが楽しい、というか、DQキャラがいろんな衣装を着ているところを想像するのが好きなのだと思いました。ホメロスの選択肢に“クレイモラン女王の配偶者”というのも考えたんですが、難易度が高そう。でも王族スタイルのホメロスはかっこいいかもしれない。いい男は何を着ても似合いますし。ここまで考えた後、では「グレイグメーカー」は可能か?と思った時、自分の発想力の貧困を悟りました。軍人以外、ガテン系しか出てこない!

かえって申し訳ない(10/14)

>ももさま、わざわざこちらまでおいでいただきまして恐れ入ります。タイトル(「ナイトプライド」)の件、かえって申し訳なかったです。あれはタイトル被りというより、もともと本編のれんけい技名のひとつですから。とんぼとしては、同じ技を好きな方がいるというだけで幸せでした。拙作も読んでいただきましてありがとうございます。次回は明日です。どうかよろしくお願いいたします。

拍手御礼(10/12)

>黒胡椒さま、お久しぶりです!DQ11アンソロジーの件、やさしく労っていただきましておそれいります。あれは、投稿者がみな裏読みした結果モブのみなさんが大活躍と言う、あまりないタイプのアンソロになりました。というか、今回のDQ11は村や町が多いためか、よいモブさんたちがたくさんいますよね。あとクエストが豊富なため、クエスト系の人々を二次に持ち込めるのも楽しいです。メダ女なんか、クエストをつなげて一本書いた感があります。パレードナカマもよいですよ~。片メガネの小父さまのナカマ(とんぼはジョフロワさんと呼んでいます)に興味を持っているのですが、前歴を想像するのもたいへん楽しいです。11主がアレをぶっ壊すとナカマはいなくなってしまいますが、世界のどこでどんなふうに暮らしているかと思うと、感情入りすぎてせつなくさえ感じます。シルビアさんの年齢、あれでいいでしょうかね?なんとソルティコ物語を執筆中とか、嬉しいじゃないですか。黒胡椒版ソルティコはどんなんかな、と考えるだけでもわくわくします。とんぼの創作意欲というか妄想の方は、いろいろな燃料をあちこちから頂いたおかげでまだポッポしています。できれば最後まで……とんぼなりの世界収束をやりとげるまで燃やし続けたいものです。(今はラムダ姉妹のお話を考えているのですが、ベロニカがからむとどうしても頭がソレ系へ戻ってきてしまってなかなか進みません。)黒胡椒さんとはまたいつかそんなお話もしたいなと思いました。なにはともあれ、ご訪問ありがとうございました。

シルビアマラソン進行中(10/9)

先ほどpixivさんにDQ11系二次「バード・オブ・パラダイス」第一話を投稿してきました。本当は以前この日記に(見たら6/8でした)ちょこっと書いた部分が来る予定だったのですが、ゴンザレスのシーンと薔薇園を書いていたらそこまでいきませんでした。この次はなんとか修行風景まで書きたいです。というか、久々の外部サイト小説投稿にあたふたしてしまいました。今月のアップはあと4回。シルビアマラソン進行中です。

追記:トップページの告知がちょっとわかりにくくなりました。“バード・オブ・パラダイス”を踏むと当サイト内のバード~の目次ページ、“第一話”を押すと外部サイトにある投稿したページへ飛びます。

拍手御礼(10/8)

>久しぶりに~の方、いらっしゃいませ。常連さまには、お帰りなさいと申し上げるべきでしょうか。DQ11ネタお読みいただきましてありがとうございます。なんとシリーズ全部目を通していただいたとか、まったく常連様は有り難い!DQ11キャラ、「友達のような気安さと信頼関係」とおっしゃいましたが、ほんとにその通りだと思います。どの二人をとっても違和感がないですよね。特に11主と組ませると、どんなコンビ、どんなトリオも「決まる」というのがうれしいところです。その楽しさのあまり、あんなキャラ、こんな組み合わせ、と楽しんできました。イレブンサイコさん気に入ってくれてほっとしました。彼には最終的にあのオーブ直前で出てもらおうと考えていますが、なかなかそこまで構想がすすみません。でもこんなうれしい拍手をいただきましたので、もうちょっとがんばってきます。コメントありがとうございました。

旅芸人の真骨頂(10/5)

DQ11系二次「ナイトプライド」第四話をアップしました。フールフール戦を主に扱っていますが、このときのシルビアさんはNPCです。作中ではいろいろやってることになっていますが、スキルとかはあまり使ってくれないかも。ただ、今回はタイトルになっている連携技をここで使う必要がないので胸をなでおろしております。この次のアップは、10/9にサイト外で「バード・オブ・パラダイス」第一話の予定です。そのため、「ナイトプライド」第五話は、一週間ではなく十日後の10/15となります。ご了承ください。

次回予告にも書きましたが、パレードは第五話で終了することになります。この二次のために主にPS4版のナカマたちの髪型や外見の特徴を表にして、名前をつけ、主なセリフも書き抜きました。大事なセリフは一人に集中することなく、よくばらけています。長いセリフのないナカマは動画でアップになったりと、制作側の愛を感じました。そんなことをしていたらパレードボーイズに感情移入したためでしょうか、ナカマがシルビアを慕うように、シルビアもナカマたちを可愛がっているという気がします。その可愛い仲間に自ら別れを告げるシーンは、乙女であり、漢であり、聖母でもある、シルビアの真骨頂だと思います。

第五話の次回予告ではグレイグがシルビアの正体を悟って驚くシーンを使いましたが、もうひとつ次回予告候補がありました。↓

 パオロがアルマンを見つけて何か話している。パレードのスターはシルビアだしボスはイレブンだが、十人いるパレードボーイズをまとめるリーダーはアルマン、副リーダー格がレオンだった。他にもジョフロワとパオロは年長なので別扱いだった。
 アルマンがこちらを見てうなずいた。
「みんな、ちょっといい?ミシェルちゃんが、みんなにお話ししたいことがあるんですって。ご飯の前だけど、聞いてあげましょうよ?」
ミシェルはアルマンに代わって長テーブルの端の誕生日席へ行き、姿勢を正した。
「あの、今まではっきりとは言わなかったけど、みんな知ってるわよね、旅芸人になる前のオネエさまとアタシが、顔見知りだったって」
うなずく者もいれば、意外そうな顔になる者もいた。
「オネエさまの秘密をアタシがばらすわけにはいかないから、具体的なことは言えないの。それを踏まえて聞いてちょうだい。これは、昔々の物語」
宿の若女将がナカマのいるテーブルを衝立で遮ってくれたので、ミシェルの話を聞くのはナカマたちだけになった。
「ある国の王様が、国中にお触れを出しました。『わしは、世にも貴重な天空の兜を持っている。この兜が欲しければ、このワシを笑わせてみよ』」

ここからあとは、古参ドラクエファンの方ならよくご存じの物語。パノンの時代から、旅芸人とは「漢」の代名詞なのではないかしらん。

タイムラインの王子さまたち(9/28)

DQ11系二次「ナイトプライド」第三話をアップしました。フールフール戦が終わるとシルビアが覚悟を決めてしまうので、三話あたりはグレイグとの駆け引きの最後のあたりです。香水の件は準公式ネタなんですが、とんぼはちゃんと雑誌を確認していませんのでグダグダだったらお許しください。

さて、「ナイト~」から少し遅れて「バード・オブ・パラダイス」が始まる予定です。本当はそろそろ出していきたかったんですが、ちょっと事情がありましてスタートは10/9(火)になりそうです。個人的な用件が少し、原稿の進み具合が少し、pixivの小説で使う表紙が決まらないというのが少し、全部ひっくるめて事情です。

その代わりと言ってはなんですが、次回予告にある第一話サンプルに、ページェント部分を付け加えました。●より下の文章です。「ページェント」は、もともと中世ヨーロッパに行われた山車の行列による移動舞台で演じる宗教劇、だそうです。ロトゼタシアの宗教劇なら、ということで「ローシュ戦記」を選び、戦士ネルセンが命の大樹の御使いの童子に導かれて勇者を助けに行くという、DQ11にはまったく登場しないねつ造シーンを造りました。「山車」は、復帰イベントでシルビアが乗っている御神輿の大きいのをイメージしてください。ネルセンを演じているのはソルティコの武器屋の主人(ミシェルの父親)、御使いの童子は10歳のゴリアテくんです。あと、「バード~」のお話のサブタイトルを少し変更しました。厨二病に感染したのがまるわかりなので笑ってやってください。

追記:昨日はネット上にDQVの26周年を記念して、お祝い絵がいろいろあがっていました。とんぼはたいへん幸せな一日を過ごしておりました。へんりーが、いっぱいいる……。感涙とよだれをふいて、また原稿やってきます。

追記2:さきほどtwitter上で、「ソルティコ出身のナカマ」のPS4版キャラの容姿を確認してくださった方がいらっしゃいました。ほんとにSNS時代はありがたいことです。つきましては説明と言うか言い訳を「ナイトプライド」目次に加えました。

パレードボーイズ(9/21)

DQ11系二次「ナイトプライド」第二話をアップしました。冒頭に出てきた「ミシェル」の正体を最後までもったいぶって取っておくのもなんですので、先にお話しさせてください。彼はDQ11本編に出てくるソルティコの武器防具屋の息子です。台詞はたぶん三つくらいで、後述のひとつの他、ひとつはソルティコの町の入り口付近で自分はこの町の出身だ、と話すところ、もうひとつはイベントが終わったころ町のはずれのあたりで女の子と向かい合い、彼女からお兄ちゃんが帰ってきた、と言ってもらうところです。武器屋ならジエーゴ門下と商取引がありそう、それなら息子のミシェルはゴリアテと修行時代のグレイグを知っているのでは?という発想で、視点人物になってもらいました。

ところが問題がありまして。とんぼはPS4持ってないので、↑のシーンを確認できないのです。つまり「ミシェル」の本当の顔がわかりません。でも、動画内で“金髪垂れ目”のナカマは「アタシも応援するわっ!オネエさまがパレードを離れるのは悲しいけど……魔王ちゃんをやっつけるなんてオネエさまにしかできないことだから!」と言ってくれました。シルビアへの信頼感とシルビアの実力を知る者の発言、みたいな感じがしまして、そう言う理由でこの“金髪垂れ目”キャラを武器屋の息子に設定して、ミシェルと名付けました。計算で行くと、パレード現在ミシェル君は26歳です。見た目、十代かなと思ったんですが、あまり若くすると若いグレイグ・ゴリアテとの接点がなくなるのが痛いところ。

ついでにパレードボーイズのネタを少々。今回、アルマンとレオンが組になって聞き込みをやっています。DQ11本編では、ペアで聞き込みをやるのは二組あって、もうひとつはとんぼがエミールとマルクと名付けたペアです。この二人は仲がいいのかも、と思ったので、エミールとマルクは次回香草採集に出かけ、そこにチェロン(バハトラさんの坊ちゃん)がくっついてきてしまったということにしました。その成り行きは次回予告に置いてあります。早い話が、次回もよろしくです。

拍手御礼(9/15)

本日、というか、日付変わってますが、シルビアのお話第一話をアップしたところ、web拍手にてたくさんパチパチしていただきましてありがとうございました。リアクションは嬉しいものです。声を大にして言いたい。ほんとに嬉しいです。

>「ナイトプライド」~の方、さっそくありがとうございます!今回、あえてグレイグさんは「女々しい!」とか言いそうな感じにしてみました。あと二~三話は石頭のままです。連載頑張りますので、よろしくお願いします。

シルビアマラソン、スタート(9/14)

DQ11系二次「ナイトプライド」第一話をアップしました。これから年末までの長丁場、シルビアマラソンのスタートです。初回ですのでグレイグを、シルビアに対してわざと批判的な感じに書いています。ここからデレていく予定ですのでよろしくお願いします。

8/31の日記でベロニカについて書いていますが、このところずっとラムダの里について考えています。最初はベロニカとセーニャのお話は姉妹の間のあれこれ、と思っていたのですが、ちょっと方向が変わりそうです。静寂の森に最後にベロニカが帰りついたとき、彼女の両手杖が一緒でした。でも、セニカさまの笛はあとからファナード長老のところへ届きました。この時間差をうまく説明するには?それから、プレイしながらのメモでちゃんとセリフを採っていませんが、問題の両手杖をベロニカは、たしか旅立ちの前にラムダの里の商店で購入しています。ぱっと思いついたのが、映画「ハリーポッター」第一作、オリバンダー商会の薄暗く、誇りっぽい店内で、大量に積み上げられた紙箱入りの杖の中から、主人公が運命の杖に出会うシーンでした。……ぞくぞくする。彼女の杖に出会ったそのときベロニカは何を感じたのか……。もうちょっとひねくり回してみます。

拍手御礼と初心回帰(9/12)

>先日トムが好きだと~の方、素晴らしいご感想をいただきまして恐れ入ります。このあいだはサイトを作った時うんぬんと申しましたが、このご感想をいただいて、それよりも前のことを思い出しました。とんぼもDQ5をプレイしていて、ラインハットイベントの後、寂しくてたまらなかったのです。ルーラができるようになったあと、何度もラインハットへ行ってみたりしました。そのころから5主の不在中にもヘンリーやマリアにはそれなりの生活があったはず、と思い始めました。本編のイベントがあるたびに、ラインハットではどんなふうに見えていたのか、と考えはじめ、それがやがて二次創作「王宮のトランペット」になりました。『ラインハット最後の日』は、その集大成です。グランバニアファミリーがいっさい出てこない状態でラスボス戦を描く、ゲームでは脇役だった人たちの行動をしつこく描写する、ついでにヘンリーに最高にカッコよく決めてもらう、のを目的に、がんがん引っぱりました。そしてその後「それからみんな、幸せに暮らしました」と一言書けばいいだけなのに、最終話『王宮のトランペット』を長々とやっておまけにエピローグをつけたりしました。実はさきほどそのあたりを一回読み返してみたんですが、肩にチカラが入りすぎた文章で気恥ずかしいところもあります。でも、お話を書いた頃の気持ちを懐かしく思い出しました。正直顔赤くなってぷるぷるしておりますが、おかげで初心を思い出すことができました。“心から”のコメント、確かにいただきました。ありがとうございました。

拍手御礼(9/9)

>最近ここを~の方、いらっしゃいませ。DQ5のお話を読んでいただきましてありがとうございます。サイト開設が2001年だったので、今年で17年ほどこのサイトをやっておりますが、DQ5の関所の兵士トムを名指しで好きと言ってくださった方は初めてかもしれません。できることなら17年前に戻って自分自身に「大丈夫、この話を好きになってくれる人がいるよ」と教えてやりたいです。奇しくもトムと似たセリフをしゃべるもう一人のキャラ、ゴンザレス(@DQ11)の話を今月中に始める予定です。嬉しいコメントをいただいてモチベーションが上がりました。これからもよろしくお願いします。

シルビアマラソン出走前(9/4)

本日、シルビアネタひとつ、ゴリアテネタひとつ、あわせて二本分の二次創作の目次を準備してきました。シルビアのは「ナイトプライド」で仕上げ待ち、ゴリアテのは「バード・オブ・パラダイス」で九割はできています。アップはナイト~からで、9/14にスタートします。バード~は残りができたら仕上げを経て九月下旬にpixivでスタートを予定しています。両方合わせて今年の十二月半ばまでの長丁場となります。どうかおつきあいよろしくお願いします。ナイト~はとにかく、バード~なんてゴリアテさんは公式ビジュアルもないし、しかも五年分のスパンを書かなきゃならないし、オリキャラてんこ盛りでほんとにすいません。

それから、先日「妖精たちのポルカ」終了時点で、たくさんの拍手やリアクション、ありがとうございました。数字がすべてではありませんが、有形無形の声援が今もとんぼの背中を押してくれています。その勢いに乗ってまたぞろロトゼタシアをさまよって、物語を見つけてこようと思います。

17週間耐久シルビア/ゴリアテ漬け(8/31)

DQ11系二次「妖精たちのポルカ」最終話をアップしました。ネタとしては、イレブンのもう一人の方、イレブンサイコがメダ女裏番長、ということでお願いします。それと、以前書いていた「三十路の教師たち」はシルビア、グレイグ、ホメロスの三十路トリオです。どうか読み流してください。

連携技「妖精たちのポルカ」は、後書きにある通り、DQ10版のポルカのイメージです。実は妖精というか、とんでくる光の色が違うのですが、集めることのできるオーブに制限があるためあれでせいいっぱいでした。今ちょっと考えているネタがありまして、ラムダの双賢の姉妹は、命の大樹からいざという時に何か力を引きだすことができるのでは?動かないはずのオーブが動き、使えないはずのバシルーラが使えた……。いつかそのうち、姉妹のお話を書きたいと思っています。仮題はやはり「ラムダの祈り」か、「クロスマダンテ」。

さて、日記でさんざん書いていたネタ「ナイトプライド」が、ポルカの次に来ます。ところが先日、日程に関して難が出ました。↓に書いた通り、DQB(「ドラゴンクエストビルダーズ」)2の発売日の発表があり、12月20日に決まったそうです。それはそれでとても楽しみなのですが、おそらくとんぼがDQB2をプレイし始めると、かなりのリソースを持って行かれます。ただでさえ年末はいろいろとありますので、暮れの二十日以後はアップは諦めた方がいい。となると、その前に手持ちの原稿は上げておきたい。

で、手持ち原稿というのが異変後のシルビアのパーティ復帰ネタ「ナイトプライド」全八話、そしてグレイグ視点のソルティコ回想話「バード・オブ・パラダイス(仮)」全九話の予定。あわせて17週間(たぶん)。来週の9/7はどうしてもアップできないので、9/14からとすると年内で終わりません……。つまりこれから年末まで四か月弱シルビア/ゴリアテ漬けの予定です。

現在、「ナイトプライド」をこのサイトに、「バード・オブ・パラダイス(仮)」をpixivにアップして、連載期間を短縮できないかと考えています。サイト外アップが「ハッピーハミング」だけなのも寂しそうですし。近日中に次回予告を出しますのでよろしくお願いします。

学園ものの定番(8/24)

DQ11系二次「妖精たちのポルカ」第八話をアップしました。今回ネタに使ったのはメダル女学園名簿、生徒名冒頭縦読みです。異変後にできる完成版名簿には「ナターシャ」と「セーシェル」がいて、縦読みにすると「小さなメダルが~」という文章になっているというゲーム本編での楽しい仕掛けでした。二次の「妖精たちのポルカ」は異変前なので「な」「せ」はいないはずなので、そこへナンシーとセシルが割り込んでいます。名簿の縦読みは有名な話なのでナンシーとセシルはもう割れてますが、次の最終回で黒ヨッチことあの方登場となります。かくしてメダル女学園の裏番長の座を巡り、仁義なき戦いが今、始まる……みたいな予告編を出しておきました。よかったら次回予告で笑ってやってください。学園ものって言ったら努力と友情の部活動でしょ、嬉しはずかしバレンタインでしょ、ドキドキの学園祭でしょ、と列挙したとんぼに、学園ものなら番長だろう!と喝破してくれたとある方に捧げます。

関係ないですが、29日の水曜日に、待ちに待ったDQB2の発売日発表があるそうです。あんまり楽しくてvita引っぱりだして自分の作った町をしみじみ眺めてきました。またブロック詰みたいです。

拍手御礼(8/18)

>みんさま、初めまして。「テルパドールの戦い」読んでいただいてありがとうございます。ヘンリーと5主を知ってから20年以上、お話を書き始めてから17年くらいになりますが、今でも大好きなペアだし、まだまだ書きたいです。DQ5上の設定だと30代くらいまでは余裕でつきあいのある二人なので、いろいろと複雑な感情も呑みこんでいるという設定もありかと思っています。最新のナンバーで36歳の友人同士が現れたので、最年長の座は譲りましたでしょうか。まだまだドラクエ世界でまったりしていますので、たまに読みに来て下さったら嬉しいです。コメントありがとうございました。

白樺の森に木漏れ日の花(8/17)

DQ11系二次「妖精たちのポルカ」第七話をアップしました。ポルカも、あと二話でおしまいになります。いつもゴールが見えてくると寂しくなりますが、特に今回は楽しいメダ女ライフだったのでひとしおというところです。「妖精たちのポルカ」の陰の主人公はこのメダル女学園そのものです。あの校舎は四階建てくらいなんですが、上の方にはどんな施設があるのか等、考えるとわくわくします。妄想を全部書くと十話以上いってしまいそうですが。次回はカミュがどーんと出張る予定です。最終回はセーニャと勇者、と。あと二回どうかよろしくおつきあいお願いします。

すべりこみセーフ(8/10)

DQ11系二次「妖精たちのポルカ」第六話をアップしました。ちょっと体調を崩しまして、本日は危うくアップ予定に遅刻するところでした。なんとか滑り込んだでしょうか。メダ女ライフは順調に進んでいます。今回はマルティナの専用装備、思い出のリボンのお話でした。デルカダール王は、ユグノア滅亡の時点でもう白髪白鬚の貫録のあるダンディなのですが、けっこう目つきの鋭い男前だと思います。スィーツ好きはよく知られていますが、子煩悩なのも公式。この王、というかデルカダールの王太子に嫁いだのは、どういうひとだったのでしょうか。家柄のいい名門のお嬢様で美少女だったのだろうと思われます。もしかしてメダ女には妃殿下候補なんていうのがごろごろいるのかしら、と考えるのも楽しいことでした。未来のファーリス王子のお妃とか、実はイレブンのお妃候補もいたりして。

さて、実は「ポルカ」書き始める前にキャラ名を書きだして一覧表を作っていました。が、PS版と3DS版だと外見の違う生徒がけっこういます。これはシルビアのナカマたちも同様です。書く時は都合により混じっておりますのでそのへんはご容赦ください。アイリスは3DS版だったような気がします。

7/27に初稿全部やり直しになったとぼやいたのは、シルビアねつ造過去話「ソルティコの太陽(仮)」でした。現在ネット上でとてもすてきなゴリアテ君のイメージにめぐり会って、もう一度作り直しています。けっこう楽しいです。27日に引用した部分は、だいたいこんな感じ↓でいけそうです。

 羽の男は両手を腰に当て、じろじろとこちらを眺めた。衣装と同様、顔立ちも派手だと彼は思った。大きな目、長いまつ毛、柳の眉。そして大きめの口。その口がふふ、と笑いの形になった。
 派手な男は、気障な身振りで両手を広げた。
「……久しぶりね、ゴンザレス」
悠々と羽の男は言った。
「おくびょう者のあなたが屋敷の護衛役なんて、ずいぶん出世したじゃない」
ゴンザレスは、眼を剥いた。
「むむっ、貴様……どうして私の名前を???」
くす、と羽の男は笑った。
 こいつ、何者だ、とゴンザレスは考えていた。かなりの長身で、いろいろとくっつけた飾りの下は剣を振るうために鍛えた身体つきだった。にもかかわらず、貴婦人めいた派手で気取ったしぐさがよく似合う。
 謎の男は両手のひらをにぎりあわせて、半眼閉じた目でゴンザレスを見下ろした。
「相変わらずネズミは苦手なの?タワシと間違えてネズミをつかんだ時がいちばん傑作だったわね」
その瞬間、記憶の扉が開いた。ゴンザレスの脳裏に、修行時代の思い出があふれかえった。つかんだタワシの異様な柔らかさ……、そして耳によみがえる声。
“ぼくの勝ちだよ、ゴンゾ!”
 ゴンザレスはじっと相手をみつめ、それから震えだした。
「…………!そ、そんな、まさか……」

70代男性、出血多量(8/3)

DQ11系二次「妖精たちのポルカ」第五話をアップしました。先日DQ11発売一周年(7/29)がありましたが、そのときネット上で「最初メダル女学園には保健室等があることになっていた」等の情報が流れました。それを聞いて今回ついつい、幻の保健室をメダ女につくってしまいました。3DS版ゲーム本編だと寄宿舎にいるルージュ先生は白衣を着ているので、このひとを保健室の先生として設定しています。(なぜかPS4版だとバニーさんです。)メダ女の保健室のモデルは、家の近くの個人病院です。お年を召したおじいちゃま先生がゆるい感じで診察してくださいます。こちらの調度備品はなんともレトロで味のある品々が多いもんで、実は憧れでした。昨日こちらで月一の薬を出してもらったとき、診察室をきょろきょろ観察してしまいました。二次でここへ担ぎ込まれるのはロウですが、お話の本編とはほぼ関係のないおまけです。失礼しました。

お知らせとお願い(8/1)

7/7の書き込みにあった件のまとめとなります。2018年春、pixivで桜姫さん(id=24393808)という方が無断でとんぼの犬夜叉二次創作「黄金琥珀」を自作として発表されていました。7/7に警告し二週間ほどたっても削除していただけませんでしたので、7/22pixiv事務局へ通報したところ、問題なく盗作と判断され、7/23に削除していただきました。7/30、当人より「黙って引き下がる桜姫でもありません」云々、というメッセージが来ました。以後、確認でき次第運営まで通報対処いたしますので、盗作を見かけた方はとんぼまでご連絡いただければ幸いです。

保健室、オーダー了解(7/30)

一日遅れてしまいましたが、DQ11一周年おめでとうございます。29日はtwitter上でたくさんのお祝い絵が発表されていて、とんぼはたいへん幸せでした。DQ5や2がそうであるように、DQ11はとんぼにとってずっと大好きな世界であるだろうという気がしています。

それとはあまり関係ないのですが、twitterに #ドラクエ教師企画なるものを見つけました。DQキャラが先生をやっているところを描こう/書こうという企画だそうです。気が付いたら、現在連載中の「妖精たちのポルカ」用にあたためていた「シルビア先生のダンスレッスン」を投稿していました。ハッシュタグは上記の通りです。どこかで見かけた方は笑ってやってください。

「シルビア先生のダンスレッスン」は、「妖精たちのポルカ」連載終了時におまけとして再掲します。で、三十路キャラはまだいるじゃないかと気が付きまして、教員を二名ほど追加することにしました。乗馬教室と数IIクラスの予定です。こちらはごく短い文章なので期待しないで待っててください。

それから、メダ女に保健室を付け加えよという謎の電波を受け取りました。現在の原稿に埋め込めるかどうか見てきます。

初稿全滅(7/27)

DQ11系二次「妖精たちのポルカ」第四話をアップしました。ちょっとした台風進行のため本日のアップが遅くなりましてすいませんでした。メダ女のお気楽ライフ進行中。とにかくキャラが多いので、目立つ生徒さんから先にお話を作っています。なかなか先が見えません。いちおう重要なクエストのハンナは無事登場しました。

実は「ビーストモード」、「背水の覚悟」と、「妖精のポルカ」のここまでをアップする期間、別のお話を裏で進行していました。グレイグとシルビアのお話「ナイトプライド」で、これは九割五分完成しました。最後の〆がまだいまいちというところです。

で「ナイトプライド」の回想編にあたる「ソルティコの太陽」なんですが、初稿がほぼ全滅しました。大事なキャラを書き落としていたため、アウトラインから直しています。ついでにすごく長くなるのを覚悟して、回想編から独立させることにしました。ここまで手こずるとは思っていませんでした……。漏れていたキャラの名前は「ゴンザレス」です。DQ11本編で彼の出番は一か所だけです。異変後シルビア再加入イベントの途中、ソルティコのジエーゴ邸二階の寝室前でゴンザレスは警備についています。11主が海岸までシルビアを迎えに行って二階へ上がると、ゴンザレスは11主たちを警戒して何者だ、と声をかけてきます。シルビアは弁解せず、彼に向かい合います。

「……久しぶりね、ゴンザレス」
悠々とシルビアは言った。
「おくびょう者のあなたが屋敷の護衛役なんて、ずいぶん出世したじゃない」
ゴンザレスは、眼を剥いた。
「むむっ、貴様……どうして私の名前を???」
くす、とシルビアは笑った。
「相変わらずネズミは苦手なの?タワシと間違えてネズミをつかんだ時がいちばん傑作だったわね」

★ヘンリー台詞集より
トム「あたっ!!」
ヘンリー「ずいぶん えらそうだな、トム!」
トム「あいた!たんこぶが…無礼なヤツ!何者だ!?どうして私の名前を??? 」
ヘンリー「あいかわらずカエルは苦手なのか?ベッドにカエルを入れておいたときが一番けっさくだったな」

DQ5の1シーンをイメージして造られたのではないかと思われるこのイベント、書かねば!という使命感に駆られるのに十分でした。ただタイトルをどうしようかと悩んでいます。「ソルティコの太陽」改め「ネズミタワシ」ではあまりにも、こう、はばかられるものがあります。もう少し悩んでみようと思います。

いにしえのアレの詩(7/20)

DQ11系二次「妖精たちのポルカ」第三話をアップしました。今回ベロニカが暗唱したのはクエストに登場するアレです。この時点で彼女がどうして全文を知っているかについてはスルーしていただけるとうれしいです。あとのほうに出てきたローシュ戦記は四大国会議(動画「16年前の真実」)でロウがすらすらと暗唱したものと同じです。

連携技の「妖精たちのポルカ」は11主、マルティナ、セーニャの連携です。二次のほうは、ほとんどマルティナ、ときどきイレブンまたはカミュ視点で進行します。セーニャさんはここぞというときに出てくることになっています。ただ、主人公とマルティナが華麗なダンスを披露する連携技はストーリーに入れるのはムリそうです。そのへんもこれからなんとか考えなくては。もうちょっとがんばってきます。

アンソロジーデビュー(7/13)

DQ11系二次「妖精たちのポルカ」第二話をアップしました。真っ赤なハートが乱舞する上級生クラスの教室をイメージしていただければうれしいです。第二話と第三話あたりはお気楽学園生活が続きます。詳しくは次回予告まで。

その次回予告ですが、久しぶりにダブル予告になっています。厳密にいえば二つ目の予告はサイト掲載ではなく、頒布予定です。「DQ11小説アンソロジー」が7/16第7回Text-Revolutionsにてデビューします。とんぼは「聖なる祈り」という作品を載せてもらいました。そのサンプルを次回予告ページにおいています。このアンソロのお取扱はE-14のOPENBOX様。会場へお出かけの方はぜひお手に取ってくださいますよう、お願いいたします。

追記:第7回Text-Revolutionsおつかれさまでした!上記の頒布予定は削除いたしました。(7/16)

お知らせと拍手御礼(7/7)

本日はまず、お知らせをひとつ。pixivのこちらで活動されている桜姫さんは、とんぼではありません。桜姫さんが発表された犬夜叉二次創作「黄金琥珀」については、現在コメント欄その他で処置をお願いしているところです。以上、お知らせでした。

昨日アップした「妖精たちのポルカ」第一話には、たくさんの拍手ありがとうございました。前二作はやや辛いというか重い感じだったので、うってかわってお気楽なお話を楽しんでもらえたらと思っています。最後までどうかよろしくです。

>こんばんは~の方、いらっしゃいませ。見事な洞察恐れ入ります。今回の敵そのものは結局倒すことができないです。ついでに言うと、憑依・洗脳以外はほとんど無力です。学園ライフですが、例のすてきなレディ部をちょっとしたソロリティに設定してしまいました。セーニャが入部の予定です。今回はある意味、DQ11ガールズスペシャルで、マルティナとセーニャが二本の柱になっています。お楽しみいただければうれしいです。

↑に出てくる敵に関して前回の日記で言及しましたが、イレブンの認識はこんな感じ↓です。

「ぼく、見たんだよ、あの黒い犬が草むらから出てきた時、背中にヨッチ族が乗っかってたの。ウルノーガだったら、ヨッチ族が懐いたりしないよ」
「ヨッチ族って、そもそもこっちの世界には興味ないんじゃなかったか?」
「そうかなあ」
イレブンはためいきをついた。
「もっと早く見つけてヨッチ村へ送り込んでたら、こんなことにならなかったのに」
「おまえ、集めすぎだろ」
どれほど急いでいるときも、イレブンは時々馬をとめて道端の石ころや草むらに話しかける癖がある。そこにヨッチ族がいるらしいと思っても奇妙な眺めだった。カミュを始めパーティはやっと慣れてきたところだった。
「でも、珍しいヨッチだった。強いのかも。欲しかったなあ」
「珍しい?白いのか、青か?」
何気なくカミュが尋ねた。イレブンは無邪気に答えた。
「ううん、黒いヨッチ族だよ。まん丸い金の目でね、お腹が赤かった」(第二話「メダル校長」より)

イレブン、それ、アカンやつや、というお話でした。

朝礼終わり(7/6)

DQ11系二次「妖精たちのポルカ」第一話をアップしました。「ビーストモード」と同じアイディアで始めたお話ですが、遙かに軽くできています。で、「ビースト~」では侵入者は人狼でした。「ポルカ」では侵入者役に困って、いちおうウルノーガということにしてあります。でもさすがにここでラスボスをもってこれないということで、ウルノーガではない、別の敵役を設定しています。正直言って今回敵の正体がわかってもわからなくてもたいした問題じゃないので、できればスルーしてください。ちなみにイレブンは敵を、ちょっと変わったヨッチ族だくらいに認識しています。

それから、今更ですが「背水の覚悟」を書いたときの資料として、最後の砦あたりの動画の文章化をまたpixivさんへ投稿してきました。完全な自己満足ですが、数日前、「ユグノアの子守歌」のために行った描写の練習に、pixiv上でいいねしていただいたのですよ。なんか嬉しくなりまして、いちおう今回も出しておこうかなと思いました。「背水の覚悟」に登場する、カミュの口癖をしゃべる重装兵もちゃんと本編に出てきます。

ただいま入学準備中(6/25)

DQ11系二次新作「妖精たちのポルカ」の準備ページ及びアップ予告を造りました。初めてパーティがメダル学園を訪れたころのお話です。DQで学園ものはDQ9でエルシオン学園を見て以来むらむらしていたのですが、DQ11になってやっと踏ん切りがついた……この学校はDQワールドの別天地だと思いこむというクッションをへて、なんとか書けるようになりました。でもカオスです。けっこうめちゃくちゃです。しかも長いです。7月から始まります。お付き合いくださる方、どうかよろしくお願いいたします。

>山之内さま、まだ見てくださってます?コメントからは常連様か御新規様か見分けがつかなかったのですが、もしかして昨年の暮れに話しかけてくださった方でしょうか?さきほどバックアップから昨年のレスを探していたら、同じ名前の方からやはりダイ大がらみでコメントをいただいたのを見つけ出しました。もし同じ方だとしたら嬉しいと思いました。人違いでしたらどうかお許しください。

追記:なんかトップページのカウンタのようすがおかしいと思ったら、百とんで一万代になっていました。道理で0が多いはずだ。とてもやさしくしてもらってありがとうです。いっしょに楽しんでくれたらうれしいです。

拍手御礼(6/23)

>山之内さま、いらっしゃいませ。「アバンの書」に反応していただけるとは嬉しい限りです。昨日最終話をアップしてからもう一度コミック一気読みなどして、アバン先生に惚れ直してきました。常からお越しいただいているとか、ありがとうございます。今年後半も当サイトはDQ一直線ですのでよろしくお願いします。コメントありがとうございました。

空からネタが降ってきた(6/22)

DQ11系二次創作「背水の覚悟」最終話「玉座で待つ者」をアップしました。制作の感想なんかは前回↓書いてしまったようなものなのですが、ちょっと蛇足など。最終話の後書きにもってきた「ダイの大冒険」は、ジャンプコミックス版1~37が家にあります。「背水~」のネタだしをしているとき、事情があって本棚を整理していました。そのときどの巻からかわかりませんが、はさんであった紙が落ちてきました。ネットで見つけた画像で、相棒に見せたくて印刷したものが捨てがたく、取っておいたものでした。内容はダイ大で好きなシーンベスト10、みたいな感じでした。十景あったうち九までわかったのですが、ひとつだけ印象の薄いものがあり、それが「傷つき迷える者たちへ」でした。「いやこれ、凄いイイじゃん!」と思ったのがきっかけです。ついでに、ダイ大の魔軍司令はハドラー様で、あとから魔獣(正確には超魔生物)になってくれます、というお話でした。

さて、この次は「妖精のポルカ」という作品を予定していますが、その前にちょっとやることがありまして、アップは七月の六日からにしたいと思います。今週中には準備ページを作る予定です。よろしくお願いします。

突き落して、持ちあげて(6/15)

DQ11系二次創作「背水の覚悟」第四話「嘆きの勇者」をアップしました。四話終了時点で閲覧御礼を申し上げて終わってもいいくらいの気分だったんですが、このあとホメロス登場というシーンなのでついもう一話ふやしております。どうかお付き合いお願いします。今回のお話を書いてつくづく思ったんですが、11主、当サイトでは「イレブン」は、いい主人公です。いい、というのは、プレイヤーなり書き手、読み手なりの感情移入がしやすいです。突き落して持ち上げて、をやってもリアクションを想像するのが容易です。つきあってくれるグレイグさんも常識人なので、グレイグ視点は余計なフィルタがなく、書くのが楽でした。二次駄文書きのつたない感想です。すいませんでした。

先日からごちゃごちゃ言ってる「ナイトプライド」は、回想編がだいたいできあがって、全編では7割というところです。最後の“放蕩息子の帰還”を書いてないので、もう少しがんばります。正直言って、シルビアファンの小説書きさんがいろいろ書いてアップされている同じ題材なので新鮮味はないかも。でもとんぼなりの解釈目指してじたばたしてみたいと思います。ただ、今回連携技「ナイトプライド」は作中では書けないかもしれないです。グレイグとシルビアの連携技ならほかにもあるんですが、PS4版の発動時動画が好きなのでこのままいくことにしました。↓は、連携技「ナイトプライド」の描写の練習です。

 シルビアは細身の長剣を抜き、眼前に掲げた。騎士たちが戦いを前にして行う伝統的なしぐさで、剣の柄を持って顎の高さに保持しまっすぐに白刃を立てる。刃の向こうのシルビアはウィンクしていた。開いている目は楽し気に煌めき、自信満々に軽く顎をあげていた。
 一方、グレイグも抜刀し眼前に剣を掲げていたが、顎を深く引き、油断を怠らないようすで前方を睨み据えていた。
 ふたふりの剣が空中で交差して、金属音をたてた。グレイグとシルビアは、背中合わせに立った。シルビアの眉が上がった。余裕の表情は影を潜め、あからさまな闘志がとってかわった。二人は頭上から光り輝く剣を振り下ろした。それぞれの肩の高さに並んだ剣の切っ先は光の奔流を噴き出した。二筋の光はまっすぐに勇者へ向かった。
 勇者は自分の剣を立ててほとばしる光を受けた。みるみるうちに勇者の剣が黄金の色に染まっていく。無言で気合を入れて、勇者は頭上へ剣を振り上げた。あまりにも巨大なそのエネルギーは周辺の土塊、岩盤を竜巻のように巻き上げた。

拍手御礼(6/10)

>最近ドラクエ11と3DSを~の方、マジですか、ほんとに買っていただいたんでしょうか。なんかほんとありがとうございます。もう同志と呼ばせてください。うちの11系二次にもお付きあいくださるなんて後光が射して見えます。とんぼは3DSで最初3D、次に2Dでプレイしてますが、二次のために同じところをなんどもやったりしてるので2Dの方はなかなか進まないです。今度、最初からやろうかしらん。DQ11はDQ2とかに比べると確かに「想像の余地」は少ないですね。ネットに上がっているPS4版の動画何か見ると、表情から背景からこれでもかと言うくらい細かく作りこんであります。しかしさすが30周年記念作品だけあって過去へのリスペクトがどんどん出て来るんです。それが幸いして二次創作の方のネタには今のところ事欠かない状態です。「そう来たか!」と言っていただけますよう精進いたしましょう。ロンダルキア編、お待たせして申し訳ありません。今度のDQB2がDQ2ネタらしいので、それも参照したいと思ってます。その時が来たらまたよろしくお願いします。

全力のねつ造でお送りします(6/8)

DQ11系二次創作「背水の覚悟」第三話「ゾンビ来襲」をアップしました。↓前回言及した”解説”が出てきます。DQ二次創作の世界では、勇者をやるのが嫌になってしまった勇者というのはときどき出てきます。伝統にのっとってうちの11主にもやってもらおうと思いました。このネタを使うのは冒頭投獄直後かこの大異変か、と思っていましたが、なんとか最後の砦になりました。次回予告に使ったのは、以前pixivさんでアンケートをとったときに出したサンプルの増量版です。ここからどん底とV字回復の予定。

「ナイトプライド」のほうは回想編だけでニ~三話分になることがわかりました。だって、書いてて楽しいんですわ。↓は回想編こと「ソルティコの太陽」から。

「一合すら、合わせられんとはな」
ジェレミーはがっくりと肩を落とした。
「まともにジェレミーと打ち合ったら、こっちの剣が折れるよ」
明るく笑って少年が答えた。
「ぼくはまだ力では勝てないからね」
ジェレミーは首を振った。
「末恐ろしいな。大人になったら、どこまで伸びることか」
カルロスが遮った。
「それでいいんだ。ジェレミー、剣だけではなく、相手全体を見るように。驚いたとき固まるのは悪いクセだぞ。それからゴリアテ」
少年は真面目な表情で師範代を見た。
「小手先であしらえない相手がいつか現れる。やはり課題は体力と筋力をつけることだな」
わかりました、とゴリアテと言うらしい美少年は答えた。
 カルロスは次の組を呼びだそうとして、ためらった。
「あれはセザールさんか?」
領主館から誰かやってきた。眼鏡をかけた執事だった。
「坊ちゃま~、そろそろお召し替え下さい。お時間でございます」
「今行く!」
ゴリアテが答え、カルロスに一礼して歩きだした。
 グレイグが驚いたことに、カルロスと門下生たちは一斉に姿勢を正し、片手を胸につけて顎を引いた。
「えっ、あのっ」
隣にいたヴィートがささやいた。
「お前、まだ知らなかったか?」
「何をですか?」
門下生たちはにやにやした。
「ゴリアテさまは領主名代なのさ」
「父君のジエーゴさまがそうお決めになったのだ」
「それじゃ……」
グレイグの頭の中で、鷲鼻の威厳のある騎士ジエーゴと、神速の少年剣士ゴリアテがやっと重なった。カルロスがにやりとした。
「グレイグ、お前にさっき盾を渡したのは、未来のソルティコ騎士団団長だ」
三度グレイグは驚いて、華奢な少年の後姿を眺めた。ゴリアテの足がふと止まり、首を回してこちらを見た。くす、と微笑みの浮かぶ唇が少女のようにふっくらとして、美しい紅色だった。

↑ほんとにアップしたら名前が変わるかもしれませんが、ジェレミーとヴィートは年上の同級生(16~18くらい)、カルロスは彼らのいる中級グループの師範代、ゴリアテ君十歳、見ているグレイグは十三歳です。年齢設定もあとから直すかも。

軽めのねつ造から入ります(6/1)

DQ11系二次創作「背水の覚悟」第ニ話「王のテント」をアップしました。このときのデルカダール王のセリフは、ウルノーガがとり憑いていた十六年間について覚えていない、という意味だと思うのですが、あえて命の大樹の魂の前で起きたできごとを覚えていない、という意味にとれるように会話をいじっています。イレブンが老王に対して殺る気満々だったのは、“悪魔の子”呼ばわりではなく、ウルノーガ登場のときのことが原因です。わかりにくくてすいません。解説は第三話で、デルカダール王がグレイグに語る感じで出てくる予定です。

さて「ナイトプライド」のほうは回想編で難航しています。そろそろ、オリジくさいのはしょうがないと腹をくくりました。ソルティコのモデルは、実在する土地モナコ公国に決めました。コバルトブルーの海と白砂のビーチ、大きなカジノのあるセレブなリゾート地です。市街の写真とか眺めてまたがんばってきます。

お祝いと御礼(5/27)

ドラゴンクエストの日正式認定とか、おめでとうございます。朝のワイドなんかで、毎年5/27には「今日はドラクエの日~」とか言ってもらえるんですね。聞いたらとんぼはきっとにまにますると思う。とんぼの人生を変えてくれたゲーム、DQ、本当にありがとう。

もうひとつ、もしかしたらカウンタが壊れた可能性もあるんですが……昨日の「背水の覚悟」アップ以来、なんかカウンタの数字がどっと増えています。たぶんお客様にたくさんおいでいただいたのだと思います。少なくとも拍手はちょっといただきました。読んでもらえる喜びは、何度アップしても変わりません。ありがとうです。

↓このあいだ日記に書いた「ナイトプライド」、グレイグ視点で進行する、プチャラオ村近辺~ソルティコを舞台にしたお話です。当然途中にグレイグの「ガーン!!」が来るのですが、その直後に回想編を入れることにしました。が、悪いクセでその回想場面だけどんどん尺が長くなっていきます。「ユグノアの子守歌」でマルティナ回想編「おてんば姫の冒険」をやったときは無理やり一話に収めたのですが、今回それで行けるかどうか。グレイグ回想編「ソルティコの太陽」は場合によっては独立した一篇になるかもしれないと思っています。

この空の続く場所(5/26)

DQ11系二次創作「背水の覚悟」第一話「見張りの兵士」をアップしました。11主=イレブン君はちょっと嫌なことが重なってヤケを起こしていますが、幼なじみとお母さんの前ではけっこういい子です。でもデルカ王と英雄はその範疇に入っていないので次回は塩対応の予定です。

本日は11オンリーの当日ですかね。楽しいだろうなあ……。遠い空の下からご成功をお祈りしております。

セーフ!(5/19)

DQ11系二次創作「ビーストモード」第六話「一匹狼」をアップしました。なんとか終わった……。第六話の後書きにもありますが、11主二重人格説では、この状態のカミュがシナリオ上かなり大事だったんです。このときのカミュでなければ、イレブンに別人格のことをすらっと話したりしませんから。11主二重人格説は、“見える”カミュとベロニカが不在なので、ここからしばらく封印の予定です。確実に使うとわかっているのは、あのオーブを叩き壊す直前です。

さて、この次は以前アンケートで二位となった「背水の覚悟」いきます。メイン登場人物はイレブンとグレイグのみというシンプルなお話で、こちらも一種の謎解きです。ちょっと仕上げをがんばってからアップしたいと思います。仕上げの成り行きによっては準備ページとかも変わるかもしれません。始まったらよろしくです。

今気づいたんですが、とんぼ、「バレエドラゴンクエスト」の感想をアップした時日記書いてないですよね。すいません、↓の直後13日にアップしてます。しかもつぶやいてもないですね。バカですね。すいません、また原稿いじってきます。

もう一丁。現在進行している原稿は「ナイトプライド」。実はシルビアの世助けパレードに参加しているナカマ10名(PS4版)一人一人に名前を付け、顔の特徴と主なセリフを書き抜いた表を作っています。とんぼはPS4持ってないのでアップされた動画頼みです。原稿のアウトラインは完成しました。本当は以前pixivさんへ出した「ハッピーハミング」を入れるつもりだったのですが、どうも無理があるんで諦めました。

ナゾトキアップ(5/13)

DQ11系二次創作「ビーストモード」第五話「最後の狼」をアップしました。ルールにのっとり、人狼ゲームは、狼側の勝ちです。このゲームは、人数が減ってきた時の疑心暗鬼、吊られる/噛まれるスリル、殺伐とした雰囲気も魅力のうちではないかと思うのですが、さすがにパーティにあてはめるのはけっこう辛いものがありました。第五話で人狼ゲームはいちおうの決着として、最終話は電波ゆんゆんという感じでいきますのでよろしくお願いします。

実は昨日5/12に相棒と一緒に新百合丘へ出かけて「バレエドラゴンクエスト」観てきました。長いこと見たかったので、念願かなった思いです。今、感想などつらつら書いてますので、そのうちアップします。↓は、当日鑑賞後のつぶやきです。

バレエDQ見てきました。あたりまえだけどホルンは金属で反射する。暗闇に沈んでいく客席から見ると、ホルンの一部だけが照明を受けて煌々と輝く。幕があがる前の集団憧憬。ああ、ライブはよいものです。

拍手御礼(5/7)

>デルコンダルの~の方、懐かしい作品を読んでいただきましてありがとうございます。あのころは、とんぼの脳内にあるDQ2劇場を文章で伝えようとじたばたしていました。映画を見ているような、とは最高の褒め言葉です。ありがとうございました。

シンプルなシナリオ(5/7)

DQ11系二次創作「ビーストモード」第四話「対抗占い師」をアップしました。え~、人狼ゲームに詳しい方が見れば、目次に並ぶサブタイトルを一覧するだけでシナリオの見当をつけることはたやすいと思います。今回は狐も狂人も設定していません。お話はごくシンプルに進みます。問題は、最後に残ったひとが、最後に残った人外を愛しているということです。

さて業務連絡。サイト内のコード修正はほぼ終わりました。でも一度直し始めるとここもあそこも気になっていじりたくなってきます。これが拗れると全部新しく作り直したくなるので、いいかげんいじったら終わりにしないとと思ってます。コードよりも誤字脱字誤変換を直そうよと思うのですが、これこそキリのない作業です。そこはぼちぼちいこうかなと思ってます。

世界中旅して(4/27)

DQ11系二次創作「ビーストモード」第三話「占い師と護衛」をアップしました。pixivでアンケートを取った時、このお話にはこんな注記をつけました。『記憶喪失のカミュが、シルビア号の船上で料理をしながら鼻唄を歌う、それはイレブンも聞き覚えがあった……実はこのシーンはpixivで以前に見たコミックにあったネタです。そのときたしか曲名も指定だったのですが、うっかり忘れてしまいました。ネタを勝手に使ってしまってネタ元さまには申し訳ないです。曲の方は、しかたないので「Around the World(八十日間世界一周)」で代用しました』。あらためてこちらにも書いておきます。もしネタ使用に差しさわりがあるようでしたらシーンを書き替えますので、お心当たりのある方はお申し出ください。連絡先はサイトマップにあります。

さて、↓に書いたように、現在このサイトの中でコードをあちこち書き替えています。今までに修正を終わっているのは、メインメニュー直下のページ(福袋、旅人の服を除く)と、テキストのDQ11,DQ2,DQ4,DQ5まで。先はまだ長いです。どうしてこんなにたくさんページがあるんだ。全部自分のせいですが、ときどきぼやきたくなります。修正中はご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

DQ2&DQB2(4/21)

「ビーストモード」の連載が始まってからこちら、web拍手からぱちぱちと拍手をいただいております。連載の時は最終回後にいただくことが多いのですが、今回は最初から燃料をいただきましてテンションあがっております。最後までお付き合い頂ければ幸いです。

さて、先日DQB2の発売前情報が更新されました。とんぼの考えていた「DQB2は、直接DQBにつながる世界線の上にある」という説はどうやらちがったようです。正解はDQ2本編よりあとの世界だそうな。昔の「キャラバンハート」的な世界ですが、もうちょっとDQ2に近い時代のようです。つまり破壊神シドーは一度ロトの末裔に敗れたあとということになります。じゃあ、あのシドー少年はどなたさまでしょうか?あともうひとつ、DQB2が売れたら、その次のDQB3はなんとDQ3のあとの世界ということになるんでしょうか。先走りをしすぎました。まだまだ待ちの体勢でこらえていましょう。

追記:事情がありまして、よそさまに当サイトのコードをいじっていただくことになりました。しばらく閲覧しにくいと思いますが、よろしくお願いします。

外輪船シルビア号(4/20)

DQ11系二次創作「ビーストモード」第ニ話「最初の吊り、最初の狩り」をアップしました。今回の舞台はシルビア号です。ダーハルーネイベントのときどーんと出てくるあれですが、どこかの本棚に“偉大なるガンバルディが友人である旅芸人のために設計した”という本があったはず。ガンバルディの実物は本編に登場してないと思うんですが、彼はシルビア号をショーボートとして造ったんじゃないか、と考えてみました。ショーボートは劇団と楽団を乗せてあちこちの港でショーを見せてまわるステージ付きの船です。船そのものが彩りも鮮やかで、海上のサーカステントのよう。そんなところを背景としてイメージしてもらえるとうれしいです。

汝は人狼なりや(4/13)

DQ11系二次創作「ビーストモード」第一話「人狼潜入」をアップしました。目次とか手直ししてきたんですが、やればやるほどこの「人狼ゲーム」の素人であるとんぼがこのネタ使うのはムリありすぎと思い知って震えています。むりやりあてはめておりますので……。とりあえず村人役四名A~Dが船に到着しました。「人狼ゲーム」は奥が深く、いろいろな役職があって戦術にもバリエーション数多ですが、とんぼの筆力ではおいつきませんので今回のようなシンプルな形で進行したいと思います。よろしくお願いします。

追記:稲野さま、わざわざのお越し、おそれいります。「魔界豆腐・おかわり」に関しては、完全にとんぼがラインハット親子を、有能な方向へねつ造しています。いや、ほかにもやってるけど。なにせひいきなもので、筆が抑えられませんでした。「魔界豆腐」も「~おかわり」も、たいへんお世話になりました。ありがとうございました。

一位ビーストモード(4/7)

次にアップするDQ11二次はどれにしましょう、というアンケートを、3/19から4/6までpixivさんで採っていました。まずは四十票ほど投票をいただいたことを感謝します。正直、pixivさんでは日々新しい面白い小説が投稿されていくのでこのアンケは早晩無視されるだろうと予測していたのですが、なんと最終日まで投票がありました。結果、十五票を獲得した「ビーストモード」が一位となりましたので、ご報告します。二位が「背水の覚悟」、三位が「妖精たちのポルカ」です。実はほとんど一票差でした。「ビーストモード」は4/13(金)にスタートします。そのあと「~覚悟」と「~ポルカ」が続く予定です。「ビースト~」は準備ページをつくり、次回予告を出しました。どちらもDQ小説一覧にリンクあります。

根っから小心者のコミュ障なため、とんぼにとってアンケートなんて鬼門というかこわいというか、畏れ多くてずっと避けていました。今回需要を問うアンケートなんてやってしまって、じつは胸がバクバクしていました。この半月、一票ごとに応援をいただいている気がして心から幸せでした。ありがとうございました。

おかわりしてみました(4/6)

DQ5系二次「魔界豆腐」・「魔界豆腐おかわり」をアップしました。「魔界豆腐」のほうは昨年のDQ小説同盟アンソロジーへ投稿したのと同じ作品です。DQ5ファミリーネタ、みたいな感じのお話です。「~おかわり」は、ラインハット親子を登場させられなかったので書いた続編です。自己満足ですが好きな作品になので、読んでいただければうれしいです。

次のDQ11二次ですが、先月の中頃からpixivさんでアンケートを取っていました。期間は本日いっぱいまでです。現在のところ、カミュとビーストモードのお話「ビーストモード」がトップです。一時は「背水の覚悟」と「妖精たちのポルカ」が並んだのですが、「ビースト~」が引き離しました。今日いっぱいの結果をもって「次回予告」を作り直すつもりです。明日更新の予定です。よろしくお願いします。

ブロックを積みあげろ(4/3)

唐突ですが、「ドラゴンクエストビルダーズ2破壊神シドーとからっぽの島」(=DQB2)の発売が夏ごろにくるようです。先日主人公が発表されました。前回のはDQ1がベースになっていたので次はDQ2のマップか、と予想されていましたが、ほんとに2で来るなんて。大好きなんです、DQB。サブタイトルにある“からっぽの島”は、前作のフリービルドの島、というか亜大陸を連想するのですが、DQ2になぞらえるとデルコンダルあたりでしょうか。風のウワサに8月発売と聞きました。悪くすると今年後半原稿が手につかないかも。うれしいような悲しいような気がしています。

プレイそのものもたいへん楽しみにしていますが、2ネタをどんなふうに振ってくるか?このあたりもとても期待してます。特に破壊神シドーについて何か新しい情報が出るでしょうか?胸がどきどきするじゃないですか……ロンダルキアネタで二次書こうとしてる身としては。DQB2の時系列はDQ1勇者の代わりに初代ビルダーが竜王を倒した世界線の上にあるはず。シドーは竜王と無関係にロトワールドに出現した?だとするとハーゴンはいるのか、いないのか?DQ11が出たときに、公式様の、言ってみれば二次創作能力の高さにひれふした覚えがあります。今回もDQ2を透かしつつ、あっとおどろくシナリオを見せてくださるに違いない!期待と貯金をためつつ、夏を待とうと思います。最後に一つだけ。あの、今回闇堕ちはありますか?あるとしたら、どちら様で?

>とんぼさんの小説の~の方、いらっしゃいませ。素敵な小説と言っていただくと照れるばかりですが、お気に召したらうれしいです。できるだけゲーム本編と違和感がないようにしたいと思って書いてます。ときどき違和感ありまくりです。今週は金曜日に以前よそ様へ投稿したものを再掲しますので、よかったら見に来てください。DQ5ネタです。これからもよろしくお願いします。

拍手御礼(3/30)

>とんぼさんの~の方、いらっしゃいませ。定期的に読み返していただけるとは駄文書冥利につきますね。18年前に書いたつたない文章もありますが、読んでもらえるのは無上の喜びです。今夜原稿書く時にきっとこのコメントを思い出します。ありがとうございました。

アンケート御礼(3/25)

先日、思い立っていきなりpixivさんでアンケートを取らせていただきました。先日トップだった「背水の覚悟」は現在二位、かわって「ビーストモード」がトップになりました。さすがはカミュのアニキ。ご協力くださったみなさんにも御礼申し上げます。4月6日までやってるので、これからもよろしくお願いします。

今日は6日にアップ予定のDQ5二次「魔界豆腐」の準備ページを作ってきました。久々の5ワールドは楽しくてしょうがないです。そちらの方もどうかよろしく。

拍手御礼(3/20)

>送信に失敗して~の方、いらっしゃいませ。「ルーク」仲間さんだったんですね。久々にDQ5系二次を書きたいと思った時にお迎えできるとは、偶然とはいえうれしいです。大好きなDQ5公式小説だと、5主は「リュカ」なんですが、実はとんぼは「リュ」をタイプするのが下手なんです。それで二次を書く時は名前を変えてました。DQ11は何の気なしに「マルセル」という名前でプレイしたんですが、あとからマルティナさんが来たので、ボス戦なんかのときに一瞬まちがえたりしてこれはダメだと思いました。二周目は「イレブン」です。11二次もお読みいただきましてありがとうございます。いつかベロニカとセーニャをメインに据えたお話を作りたいと思ってます。そのときはよろしくお願いします。

追記:昨日始めたアンケですが、もう票が入ってました!無視されなかったことに驚いています。今のところ「背水の覚悟」が一位です。回答してくださったみなさん、どうもありがとうございました。アンケートは、「魔界豆腐」のアップまで続きます。よろしくお願いします。

アンケートお願いします(3/19)

↓で書いたアンケートの件ですが、pixivさんにサンプルを載せ、ついでにアンケートをつけてきました。場所はこちらです。「DQ11二次サンプル付きアンケート」 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9373992 日記よりサンプル増量でお送りしております。回答期間は2018年4月6日までです。よろしくお願いします。

さて、来月の初めに予定している「魔界豆腐」は、グランバニア一家がメインのほのぼのファミリーネタ、かどうか微妙な作品です(詳細はDQ二次創作一覧⇒次回予告へ)。今読みなおしてみたら、いつのまにか続きらしき話がとんぼの中で浮上してきました。題して「魔界豆腐・おかわり」。前作の最後でグランバニアが壊滅的打撃を受けたために、ルークが助っ人を呼んできます。ラインハットの忙しい総理大臣さま、登場。コリンズ視点でお話が進む予定。

「土鍋の蓋を開けたらいきなりバシャーンでドカーンでタラとネギがぶわわってなって春菊とえのきがもう大変でぼくとビアンカと子供たちでがんばったんだけどお城があっちこっちバラバラになっちゃって、そんで魔界へ出かけて魔王さまにクレームつけたら○○○○が歩くなんて仕様のうちでピサロナイトが本気出してつくるとしまいにゃ空を飛ぶって言われて、ああ走るだけなんてまだましだったんだと思ったけどやっぱりニガリがよくなかったみたいで、でもこれからグランバニアどうしようかと思ってビアンカも心配してるしどうしたらいいかな」
たっぷり5秒、ヘンリーは黙っていた。
「オレにどうしろと?」
「とにかく助けに来てよ」

5主の名誉のために書きますが、彼は混乱しているだけです。でもなんだかすごく楽しい。やっぱり書きなれたネタはいいです。ちなみに↑以外一文字も書いていません。そのうちアップの予定です。

そのうちアンケートで(3/16)

DQ11系二次創作「ユグノアの子守歌」最終話「二人の祖父」をアップしました。書きながら、ホントはこの話最後の一話だけでいいよね?と思ってました。でもそこにいたるまでの背景が大事だったので本題に入る前に五話も使ってしまいました。だらだらすいません。今後の反省点としたいと思います。

さて一年ほど前、「DQ小説同盟アンソロジー」さまへ投稿した作品がありました。タイトルは「魔界豆腐」、DQ5家族ネタ、のようなものです。アンソロ主催者様のご了解を得て、こちらのサイトへアップさせていただくことになりました。詳細は次回予告にありますが、アップ予定は4/6です。

で、「魔界豆腐」をアップしている間にDQ11二次の次回作のアップ準備をしたいと思います。いつもなら作品名を挙げて準備ページをつくるのですが、今回はその前に何をアップしようかで迷っています。候補は三つあります。メダル女学園編「妖精たちのポルカ」、大異変のあと最後の砦編「背水の覚悟」、カミュ再加入直後「ビーストモード」。どれもこの日記でしつこく自作語りをやらかしたブツです。場合によってはどれかひとつはサイト外アップにしようかと思っています。

悩んだ末、アンケートに頼ろうかと思いつきました。「~この三つの中で、どれを最初にアップしたらいいと思いますか?」みたいな感じです。/このサイトに置くかTwitter、Pixivに頼るか決めていませんが、アンケ始まりましたらご協力よろしくお願いします。

拍手御礼(3/12)

>こんにちわ、の方、いらっしゃいませ。もしかして8日にも拍手をくださった方でしょうか?どちらにしてもご訪問ありがとうございます。

拍手御礼(3/10)

先日より拍手をいただいておりますが、お返事が遅くなりましてすみません。↓の件、閲覧注意にしておけばよかったと反省しています。もっとも昨日片づけたんですが、ちゃんと梅でした。あとカリンが混じってました。細く見えたのはそれだったみたいです。でも、まだいっぱいあるんだ、梅酒のビン。

>何読んでも~の方、いらっしゃいませ。「ドラゴンボーイ」は8主と姫のお話ですね~。エイトが小さい頃泣き虫というのはとんぼの願望にすぎません。最初はミーティア姫のほうがおてんばとかも。でもかわいいカップルっていいですよね。閲覧ありがとうございました。

>はじめまして、の方、こちらこそ初めまして。御挨拶おそれいります。楽しんでいただければうれしいです。

さきほど「背水の覚悟(仮)」で勇者覚醒のあたりを書いてきました。いえ、ゲーム本編には出てきませんがとんぼが勝手に覚醒シーンを付け加えただけなんで……荒廃したデルカダール城一階あたりです。ここで終われば面倒くさくなくて最高なんですが、本編ではこのあと大樹の根の見せる思い出~魔軍司令登場~中ボス戦と来るので、二次ではどうしようか考え中です。該当する動画は書き起こし済です。まずは二人の少年兵↓

 命の大樹の根はやおら輝きを増し、視界はまっ白な光に染め上げられた。その光輝が薄れたとき、そこはデルカダール城の屋内庭園のままだった。が、庭園の石組みの壁に明るい太陽光が当たり梢の影ができている。井戸も壺も樽もきちんと整えられていた。
 庭園の中の大木の下に、二人の少年がいた。チュニックの上に一般兵のつける簡単な胸当て、肩当てを装備し、木で作った剣を持っている。一人は薄い金の髪を首の後ろで結び、もう一人は紫の髪の前髪が一筋額に垂れていた。
「こいっ!ホメロス!」
紫の髪の少年が木剣を上段に構えて挑発した。
「やぁっ!」
金髪の少年……幼いホメロスは幼いながら気合を発して頭上から撃ちかかった。紫髪の少年は落ち着いて攻撃を受け止めた。
「ハァッ!」
鍔元へ押し込んでくる剣を払い、間髪入れずに胴をたたいた。ホメロスはその勢いで飛ばされ、草地の上に転がった。
 明るい琥珀色の瞳を不満そうにひそめてホメロスは上半身を起こした。まだ高い子供の声、桜色の唇、細い金の前髪が白皙の額に散っていた。のちの美貌の智将の兆しをすでに見せる愛らしい少年のホメロスに、大きな目、屈託のない表情のいかにもわんぱくな少年グレイグが手を差し伸べた。
「ちっ。相変わらずの馬鹿力だな……グレイグ」
グレイグは手を伸ばしてホメロスを助け起こした。ホメロスは痛そうに腰をさすった。

続いて英雄と魔軍司令↓

 扉の前のモンスターを倒してイレブンは玉座の間の扉を開いた。初めて訪れたとき、あふれんばかりの光に照らされ強大な君主と忠臣たちの集う賑やかな宮廷だったその場所は、静寂の薄闇と化していた。豪華な織り模様のじゅうたんが、かえって虚しく見えた。
 襲撃の際に壁と天井の一部が壊されたために、玉座の間はふきさらしだった。かがり火は消え、人影はなく、不気味な静けさに満ちていた。
 夜空の雲が吹き払われ、満月の光が射しこんだ。ぱち、ぱち、とバカにしたような拍手の音がした。グレイグは危険を察知して目を細めた。デルカダール王の玉座に誰かが座っていた。
「お元気そうでなにより。我が友、そして哀れな悪魔の子よ」
ホメロスだった。
 イレブンは目を見張った。ホメロスは変貌していた。ダーハルーネで出会った時は、敵とはいえ智将ホメロスの名にふさわしい武人だった。命の大樹で見た彼は、ウルノーガの門に下り悪に染まっていたが、それでもまだ双頭の鷲を描いた白い鎧を装備した人間だった。今のホメロスは、黒地に暗赤色とくすんだ金の、黒い羽毛を飾った大きな襟、スラッシュ入りのパッフドスリーブの派手な服を身に着け、そのくせ少しも嬉しくなさそうな、血の通わない目でこちらを見下ろしていた。
 グレイグの表情が険しくなった。
「ホメロス……やはりお前かっ!!」
大剣を刺突に構え、グレイグは走った。玉座に至る寸前で軽々と跳び、頭上から重い刃をホメロスへたたきつけた。
 紫の霞を残してホメロスは消えた。
「フフフ、その短気直した方がいいな。まわりが見えていないから、お前はいつもから回る」
無傷のホメロスが真後ろにいた。振り向きざまグレイグは剣を一閃させた。またホメロスが消えた。姿は見えないが、この場にいるはず。グレイグは低い声で詰った。
「なぜ魔王に魂を売った!?共にデルカダールを守る……そう誓ったはずだ!ホメロスッ!!」
広い玉座の間の壁際に腕を組んだホメロスが現れ、嘲笑った。
「……なぜ?なぜと問うのか?お前が?私に……?ははは。はは……はっ……ハハハハハハハハ」

魔軍司令、「は」が多いと思う。

片づけるのは私(3/8)

先日はプライベートでいろいろあり、あわただしいアップですいませんでした。それだけではなんですので、小話をひとつ。駄文を10年以上垂れ流していると、不足してくるものがあります。そのひとつが“手あかのついていない表現”です。そのため、何か凄いもの、綺麗とか爽やかとか逆に怖いとか不吉とか、とにかくつきぬけたものに接すると、せっせとそれを文字で描写しようと脳内リソースを消費いたします。で、先日ひとつゲットいたしました。

  暗く淀んだ水面は器の形に沿って平らに見えた。巨大なガラス瓶に手をかけたとき、内部が動いた。じゃぶ、と黒い波がガラスにぶつかる。その瞬間、取り落としそうになった。ガラス容器と中の液体の重みが十指にかかった。
 波ができたとき、水面下の何かが見えた。底面から累々と積み重なるもの、黒々と濡れてしわの寄った何かだった。
――動いた!?
どっと顔面が熱くなった。自動的に汗がにじみ、体温を下げにかかる。その冷汗にまみれながら、どうにか埃だらけの木の床に容器を置きなおした。

↑ 正体は、製作者が数年間忘れて放置した果実酒(10号瓶=8リットル入り)。梅が真っ黒になってました。梅が。たぶん、梅。梅です。断じてやつらじゃないはずだ。動いたなんて気のせいだ。でも、蓋が緩んでたんだよ。おお、神よ。

明日急用につき(3/6)

DQ11系二次創作「ユグノアの子守歌」第五話「廃墟ユグノア」をアップしました。前回の次回予告では七日となっていたのですが、事情により忙しくなりまして、五話は本日のうちにアップさせていただきます。しつこい自作語りも次回へパスさせていただきます。あしからず。

健康のため書きすぎにはご注意ください(2/26)

DQ11系二次創作「ユグノアの子守歌」第四話「ハンフリー」をアップしました。グロッタのエピソードが好きだと思う理由の一つに、グロッタ編全体が意外な人物を犯人とする謎解きとして完成されているということがあります。黒幕の大蜘蛛、苦悩する闘士という筋立てが、荒野に建つ巨塔の中の町、派手なお祭り武闘会という舞台によく映えます。公式じゃなきゃ、二次で書きたかったです、ほんとに。

さて2/16の書き込みの件ですが、二次が二件進行しています。ひとつはDQ11二次「背水の覚悟(仮)」。異変後のグレイグは登場時無口で不愛想で、自責の念にかられているようすがうかがえます。最後の砦にやってくる11主は、セリフがないのでわかりませんが、やはり精神的にだいぶ辛い状況なのではないかと思います。自分を“失敗者”と考えている二人、英雄と勇者は、希望の見つからないこの砦で出会います。何もかも絶望的なこの状況をどうやって光の方へ持っていくか。現在、キャラやアイテムをめちゃくちゃ漁ってとっかかりを模索しています。↓は11主登場シーン@最後の砦の前の草原。

 若者は半歩下がって左右の腕を伸ばし、双剣の刃からグールの体液を振り飛ばした。事実、それ以上の攻撃は必要なかった。若者の足もとでグールは倒れ伏し、紫の霞と化して消えた。
 あれは対アンデッド特化武器、ゾンビキラー、並びにゾンビバスター。そう気が付いて見張りの兵士はつばを呑みこんだ。二刀流の若者はこのモンスターの弱点とHPの量を正確に見極めていた。
「きみ、ケガは」
話しかけようとした。若者が初めてこちらを見た。
 強風が若者の、さらさらした頭髪を吹き分けた。歩哨のいるところのほうが高いために、若者は上目遣いになった。
……怖い。見上げてくる視線の強さ、表情の刺々しさに見張りの兵士は本能的に身をすくめた。これでも最前線に立ったこともあれば、モンスター討伐に参加したこともある。だが未経験の恐怖に兵士は声も出せずにすくみ上った。
 慣れたしぐさで二刀を左腰と背中の鞘に次々と収め、ざくざくと草を踏んで若者がのぼってきた。
「ま、待て」
兵士は上官から、人間の旅人なら国籍を問わず迎え入れ保護するように命令を受けていた。だが兵士は、彼を素通りさせることができなかった。それはまるで羊の群れの中に狼を投じるようなものだった。職業意識から来る勇気を振り絞って兵士は声をかけた。
「ここは最後の砦だ……」
「ちがう」
旅人は言下に否定した。
「ここはぼくの故郷、イシの村だ」
またあの、強い目でにらまれた。
「デルカダール兵がイシで何をしている。失せろ」

2018年の夏に「ドラゴンクエストビルダーズ2」が来るそうです。ちょうどこちらもロンダルキア編二次が進行中です。新作は楽しみでたまりませんし、ネタも大いに期待しています。が、昨年の夏からこちら、駄文の垂れ流し、現実逃避しっぱなしの自分が、というか腕と指がそろそろやばくなってきました。ちょっとゆっくりしようかと思います。

拍手まとめて御礼(2/21)

先日第三話をアップして以来、なんか連日web拍手をいただいています。DQ11二次を始めてからこちら、めったにないことなので少々驚き、そして喜んでいます。でも、とんぼは何か特別なこと書きましたかね……?自分でもよく分かっていないのですが、とりあえずいろいろがんばりますのでよろしくお願いします。

勇者の盾(2/16)

DQ11系二次創作「ユグノアの子守歌」第三話「コロシアム」をアップしました。ユグノア編メインのためにかなり省略して先へ急ぎますが、とんぼはこの仮面武闘会が大好きでした。武闘会参加者たちの仮面はベネチアのお祭り風と言うのでしょうか、キレイだし、かっこいいです。ロウのロングノーズやシルビアの道化師仮面なんかコレクターズアイテムか、というくらいでした。

さて、現在最後の砦編のネタだしをしているところですが、ちょっと思いついたことがありました。……そういえばネタバレでもありますので、本編プレイ中で未クリアの方は、以下ご遠慮ください。

 

 

↓はご存知、8人目のキャラがパーティに加入する時のセリフです。

「今から俺はお前の盾だ。世界に平和を取り戻すその時までお前の進む道は俺が守る。イレブン、我らが希望の勇者よ。長く困難な旅になるだろうが共に進もう……よろしく頼む」

だいぶ前のことですが、DQ2二次を書いたとき、サマルトリアの王子にとんぼは同じ“勇者の盾”の設定をしたことがありました。理由は彼がメガンテ使いであることと、サマルトリアには勇者の盾があったことです。後者はとんぼが考えたのではありませんが。ここでお遊び。↓

今からぼくは、君の盾だ。世界に平和を取り戻すその時まで、君の進む道はぼくが守るよ。ロイアル、我らが希望の勇者よ。長く困難な旅になるだろうけど、いっしょに行こうね。よろしくお願いします。(ロイアルはとんぼのDQ2二次のメインパーティにおけるローレシアの王子です。)

実際は「いや~探しましたよ」なんですけど。でもこれ、かっこよくね?と思ったのがきっかけで、なんとなくグレイグとサマル王子が重なって見えました。実はグレイグさんは回復呪文を使う戦士なので、パーティでの立ち位置はサマル君と共通点があります。まるでサマル君が時をさかのぼって勇者に劣らないチカラを身につけてパーティに現れたようだと思いました。そう言えばサマル君て、装備武器の関係でSFC版なら、やろうと思えばあのオーブぶっ壊せるのじゃないでしょうか。こんな設定、本気で二次に使おうと考えているわけではないのですが、ずっと企画中の「夢見るロンダルキア(仮)」、ちょっと真面目に練り直してみようと思いました。

ミリオネア(2/6)

DQ11系二次創作「ユグノアの子守歌」第ニ話「おてんば姫の冒険」をアップしました。公式ではマルティナは6~7歳の少女と、20代前半の女性と2パターンです。今回は12歳、15歳、18歳、21歳と三年刻みで設定したのですが、大昔やったプリンセスメーカーですか、という感じで楽しんでいました。マルティナがDQ4のアリーナのイメージを漂わせているため、自然にロウの中にブライの面影を見るのですが、彼は家庭教師としてけっこう優秀だったのではないかと思っています。

さて、ちょうど一か月くらい前にカウンタがあと千で百万だと知って驚いていたのですが、あれよあれよというまにミリオン達成しました。うちのカウンタはホームへ戻るたびに一つ増えるので正確な来訪者数ではないと知っていますが、それでも読みに来てくださる方がいるという事実に胸をしめつけられています。嬉しいです。ネットがなかったら自分の作品を、しかも二次創作を発表する場なんてどこにあったでしょうか。どうかすると忘れがちなこの気持を肝に銘じていきたいと思います。

現在のところ「妖精たちのポルカ(仮)」は第一稿完成しました。全九話の予定です。DQ11二次第一作の「アクロバットスター」は四話だったのに、とんぼの悪い癖でどんどん長くなります。思えばDQ2二次も同じです。一度書き始めると十話くらい必要というのはいくないと思う。この次はもっとコンパクトにまとめる予定です。現在はラムダの里をうろついていますが、いろいろあるんで異変後にしたほうがいいかもしれないと考え始めました。おおざっぱにネタだし中です。何か思いついたらこの日記でまた語ると思いますのでお暇な方はお付き合いください。

拍手御礼(1/27)

>十八年おめでとう~の方、祝福をありがとうございます。すごい嬉しかったです。全話読み返しとおっしゃるのは、DQ5二次の王宮ですね。あー、五十話もあるのに、ほんとにおそれいります。11二次も気合入れていきます。これからもよろしくお願いします。

十八年目の答え(1/26)

サイト「王宮のトランペット」は本日18年目を迎えました。十年過ぎたあたりから、「ほんとにやってていいの?まだ続けてもいいの?」と自問自答しながら運営しています。自問の答えはいつも同じ、「書きたいものがあるうちは続ける」でした。それは今年も同じです。書きたいものはまだ尽きていません。昨年公式さまからどかんと燃料もいただいたことですし。

さて、その公式燃料ことDQ11の二次創作「ユグノアの子守歌」第一話「流浪の王女」アップしました。すいません、昨年この日記でマルティナの登場するエピソードを紹介したのですが(DQ11OPの情景でプチャラオ村の件)、それが「第二話 おてんば姫の冒険」となっていました。第一話の分量の関係で、プチャラオ村の一件は第三話へ移りそうです。第一話で仮面武闘会、一転して回想、マルティナの少女時代~ロウとの旅路ときて、第二話もその続き、第三話でやっと武闘会にもどってきます。先は長いですが、おつきあいいただけると嬉しいです。

あとは、↓の書き込みで名前の挙がった「妖精たちのポルカ(仮)」は八割できました。が、一番肝心のシーンはまだ手が付けていないので、連載と同時進行でいく予定です。

蔦の絡まるチャペルで(1/19)

さきほどDQ11の動画(ユグノア山中の襲撃~マルティナ対グレイグ)を文章に起こしてpixivさんへ投稿しました。二次創作「ユグノアの子守歌」のための描写の練習はここまでです。この、最後のマルティナ対グレイグはマルティナさんの動きが目を見張るばかりに鮮やかで、その分なかなか文章で描写できなくて四苦八苦しました。でもいい練習になった気がします。気がするだけかもしれないけど。

実は前回の書き込みからこちら、拍手をいろいろといただいております。「ビーストモード」に反響をいただいたのだとしたら嬉しい限りです。「ビーストモード」は第一稿完成しました。全部で六話とけっこう長くなってしまいました。で、実は「妖精のポルカ(仮)」が同じくらいかそれ以上に長くなりそうなので、どちらを先にアップするか決めかねています。↓はパーティのメダル女学園滞在三日目より。

 メダル女学園の、蔦の絡まる品のいい校舎は、教室棟と寄宿舎棟に分かれている。寄宿舎棟一階の食堂の窓が開け放たれ、制服の少女たちがほほを染めてきゃあきゃあ言いながら外をのぞいていた。
「イレブンさま~」
「カミュさま~」
「どちらへお出かけですの?」
「お昼をご一緒にいただきませんか?」
 昼休み、カミュはハンナのところへイレブンを連れていこうと、二人で教室を出た。
 リボンタイを結び上着のボタンを留め、きっちりした制服姿で教科書とノートを小脇に抱えてたイレブンと、タイなし、襟を広げ、袖口をめくりあげたカミュの二人が並んで歩いて行くのはなかなか好対照だった。
 制服を着崩すついでにカミュはいつもの指なしグローブをはめていた。実はジャケットの中にサスペンダーをつけ、右胸に愛用の短剣を装備している。
 イレブンは食堂の前を通りながら片手を上げ、軽く振った。
「ごめんなさい、また今度ね」
きゃああああ、とそれだけで盛大な悲鳴があがった。
「あの爽やかなお姿だけで胸がいっぱいですわ」
「ああ、毎日なんて幸せなのでしょう」
「尊くって、めまいがいたしますことよ」
そろそろ慣れてきた男子二人は、特に反応せずに歩いていた。
「お前のファンども、熱いな」
両手をズボンのポケットにつっこみ、カミュがつぶやいた。
「何言ってるの。キミのファンのほうが過激じゃないか」
親指でイレブンが背後を指した。一群の少女たちがラブレターを握りしめて木立の陰から熱い視線を送っていた。
「知るかよ」
片手で後頭部をかき、カミュがぼやいた。
「いつまでここに足止め食らうんだ。早く何とかしねえとな」
う~とイレブンはうなった。
「ぼくも限界だ。鍛冶やりたい……。馬でモンスターどつきたい。かぼちゃ蹴飛ばしたい!壺とか樽割りたい!!」
カミュが小さく笑い声をあげた。
「目つきがヤバいぞ、勇者様」
「キミに言われたくないよ」

もう、お嬢様言葉は諦めました。なんちゃってお嬢ということでお願いします。

すくえにさま、おめでとうです(1/13)

昨日ですが、DQ11の動画(仮面武闘会直後~鎮魂の儀式)を文章に起こしてpixivさんへ投稿しました。そろそろ「ユグノアの子守歌」のアップが迫ってきて、今、お話のアラというか筋だての矛盾をやっきになって直しています。

さて、なんでもDQ11,PS4での売り上げが記録的だったそうで。三十年前からのファンを巻き込む記念作ですからまあやっぱりと言うか、おめでとうございますというか。他人事ながら、DQ12はどういう路線になるんでしょうね?と心配しております。二次創作はあとからうちゃうちゃ言ってればいいんですが、売るもの、売れるものを作る方はほんとに大変だなあとあらためて思いました。

現在までの状況ですが、「DQ11小説アンソロジー」は第一稿を書き上げて主催様へお渡ししてきました。タイトルは「聖なる祈り」です。現在、加筆修正中です。サイトの方ですが、「妖精たちのポルカ(仮)」がなかなか進みません。しかたないので、ほとんど同じ構造を持つ「ビーストモード(仮)」を先行しています。というか、九割できました。

 イレブンは捜索の後、カミュといっしょにシルビアの部屋を訪れた。船長室は別にあってもっと豪華で大きいのだが、シルビアの個室は他の部屋と大きさも調度も同じだった。先にグレイグが来ていた。
「捜索でわかったことはつまり、まだ人狼は船内にいる、ということだな」
シルビアとグレイグは今日のことを話していたらしかった。
「なんかへんなことになったね」
「ほんとねえ」
とシルビアはつぶやいた。
 ノックの音がした。ロウが顔をのぞかせた。
「お邪魔するぞ?」
「いらっしゃい。パーティだけで話がしたかったのよ」
狭い部屋は満員になった。イレブンたちは自然に声を潜めた。
「俺たちはお互いがお互いに確信を持てる。人狼ではないと」
グレイグが言うと、シルビアがつぶやいた。
「だとすると、昨日やってきたお客さんの誰かが、人狼ってことよね」
「あ、そうか」
「ズバリ聞くわ。誰だと思う?」
イレブンは答えに窮した。シルビアが説明した。
「例えばアーロは病気で弱っているように見えるわね。でも、ずっとベッドにいたっていうのは、自己申告なのよ。逆に一人で何かする時間が一番たくさんあったってことね」
「じゃあ、シルビアさん……」
シルビアは顔の前で大きな手を振った。
「うそうそ。本気じゃないの。でも、嫌な空気だわ」
「そこなんじゃが」
とロウが言った。
「ひと晩時間をもらえんかの。うまくいけば、わしは人狼が誰かわかるかもしれん」
アラ、とシルビアが両手を握りしめた。
「ドゥルダにいた時分、占いの基本のき、あたりを教わったことがある。なにせ基本なもので、一度に占えるのは一人だけじゃ。しかもわかるのは、その者が人間かそうでないかだけ、おまけにひと晩がかり。それでもよければな」
(略)
 三日目に見つけた青い獣毛を薄紙にはさんでイレブンはまだ持っていた。だが、それをロウにさえ見せることができなかった。パーティの仲間たちは、シルビアでさえも、カミュのビーストモードを見ていない。サマディー郊外で唯一度ビーストモードを発動した満月の夜があったのだが、シルビアが加入したのはそれよりも時間的に後だった。
――ビーストモードに入っているときのことを、カミュは記憶してるのかな?
あの月夜の直後、パーティはファーリス王子を助けて魔蟲の巣へ遠征することになってしまい、いろいろと大変だった。だから、あのあとカミュにその疑問をぶつけてはいなかった。
 おそらく今のカミュに聞いても無駄だろうとイレブンは思い、頭を振った。今できることは信じることだけだった。
 船の中は人が少なかった。イレブンはあちこち探し回り、ようやくシルビア号の船倉の奥でうずくまっている相棒を見つけた。
「またこんなとこにいて」
カミュはびくっとしてこちらを見ると、唇を震わせた。
「ごめんなさい、ごめんなさい……」
それは食べ物に釣られて密航して、この場所で見つかったときと同じだった。イレブンは泣いているカミュの傍らに座り込んで肩を抱いた。
「怒ってないよ、誰も怒ってない」

↑は、元「月下乱舞」と仮タイトルをつけていたネタで、カミュとビーストモードのお話。そこへ、よせばいいのに人狼ゲームネタを混ぜたりしたものだから、カオスになりました。異変後カミュがシルビア号に現れたあと、流氷のためシルビア号は立ち往生してしまいました。村人A~Dが助けを求めてやってきて、十人が船の中で暮らし始めました。ところが夜になると、ひとりづつ人狼に殺されていきます。船内では人狼探しが始まり、疑わしいと思われた者は個室に閉じ込められて強制的に眠らされます(さすがに吊るのはちょっと……)。仲間がどんどん減っていく、カミュは例の状態異常、思い出すのはサマディー郊外の満月の夜、月光の下に乱舞した獣たち、という状況です。「子守歌」も「ポルカ」もちゃんと書くので、いつかそのうち「ビーストモード(仮)」もアップさせてください。

拍手御礼(1/8)

>犬夜叉、久しぶりに~の方、いらっしゃいませ。だいぶ前に犬二次を読んでいますという方からコメントをいただいたことがあるのですが、もしかして同じ方でしょうか。このところDQ系にリソースのすべてを持っていかれてまして、犬二次の作品を増やすことができないでいます。でもたまにコミック引っ張り出すと(特に昨年の大みそか)、読みふけってしまいますね。イケメン三人で血がつながっていて親子とか、たいへん楽しい設定でした。ご期待に添えられなくてごめんなさい。コメントありがとうございました。

有朋自遠方来(1/5)

お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか。今日は連載予定の「ユグノアの子守歌」のデータを更新してきました。11主がグロッタの町に入ってから仮面武闘会の本戦が終わるまでの動画を文章に起こしてpixivさんへ投稿して、目次からリンクをつなげています。

今日、うれしいことがありました。昔のDQ仲間の方がメールをくださってその中でうちのDQ11二次の感想を書いてくださいました。がんばって書いたところをほめてもらってすっかり悦に入っております。また少しがんばれるという気がしています。

追記:あの、今さっき自分のサイト見たら、いつのまにかカウンタが99万9千いくつになってました。ちょっとおどろいて二度見しました。こんな場末のサイトにお越しいただきまして、ほんとにありがとうございます。お正月中に増えたのですかね?お礼が遅くなりました。ずっと昔、百万いったらサイト終わろうかなどと考えていたのですが、しゃれでひとけた増やしておいてよかったです。

ただいま日記のテスト中(1/1)

あけましておめでとうございます。昨年2017年は、リアルでもネットでもいろいろ盛りだくさんな日々でした。今年2018年はもう少しマイルドだといいなあと思いつつ、年の初めを祝っております。

現在までの状況ですが、「DQ11小説アンソロジー」はネタも決まって書き始めました。バンデルフォン郊外のイベント「極楽への導き」を扱う予定です。昨年“ビーストモード”を書こうと思って構想した「月下乱舞(仮)」は思ったより長くなりそうなのでまんま「ビーストモード(仮)」としてアウトライン書き直しました。視点が11主でカミュの方が例のアレなので二重人格説にはならないかもしれないです。メダル女学園編「妖精たちのポルカ」は原稿まだ三割という状態です。出てくる女生徒が多すぎて悩んでます。

昨年の「DQ小説同盟アンソロジー」に載せてもらったDQ5二次「魔界豆腐」、今年の四月ごろ主催様にご挨拶してからサイトの方へアップしようと思っています。ただこちらにもヘンリーは不参加です。なんか、ときどき、ラインハットへ帰りたいと妙なホームシックを感じたりしています。

実は先ほど、昨年一年間とんぼを見守ってくれたラインハットカレンダーをそっと閉じてしまってきました。ありがとうヘンリー。今年もなんとかやっていくつもりです。順調でも絶好調でもないかもしれませんが、着実に歩もうと思います。