マイラ一天地六

 この奇妙なタイトルは「まいら・いってん・ちろく」と読みます。舞台はアレフガルドの村、マイラです。DQ2の世界では、マイラをはじめラダトーム以外には人が住んでいません。少なくとも、SFCとGBでは住んでいなかったのですが、この二次創作ではDQ3のころの住人の子孫がい てジパング風コロニーを作っている、という設定にしました。詳細はこちら。今回ジパング風DQにチャレンジします。「一天地六」は、サイコロの異称だそうです。

 とんぼの記憶が正しければ、DQ3で勇者はオリハルコンの塊をマイラへ持ち込んで、王者の剣を鍛冶屋に作らせたのではなかったでしょうか。その鍛冶屋(「ロトの紋章」ではムラク)、ジパングからアレフガルドへ流れてきたという素性を持っていたと思います。もしもDQ2の時代までマイラにジパング系の住人が住み続けていたら?ジパング系のコロニーができるのではないでしょうか。

  なぜむりやりジパングにしなくてはならないかと言うと、昔、DQ二次仲間の鳥居なつきさんとメールしていたときリクエストの話になって、「DQ2の三人がサイコロ賭博やるの。でもってムーン姫に片肌脱いで壺振りやらせて」と、とんぼがおねだりをしました。さぞかし苦笑なさったことでしょうが、そのときは魔法を使えるムーンちゃんは賭場にまず入れてもらえないということになって、立ち消えになってしまいました。

 それをむりやり、本当に強引に、「ロトの末裔が日本風の賭場で丁半博打をする」という場面へ持っていこうと思っています。うまくいきますように、とお祈りしています。

(2007年10月 とんぼ)