DQ5 11.コリンズ

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コリンズ 立ち姿
コリンズ バストアップ

少年時代のヘンリーにそっくりな、ヘンリーの一人息子、コリンズ。モデルはタカラの幼稚園だいくん。 ひだ襟は細い白のリボンで作り直しました。鎧に見えるものは、スパンコールを縫い付けて造ったものです。手にしている剣は2003年のドールショウで購入しました。元はフルーツピックだったそうです。きれいな塗装がうらやましいくらいです。

コリンズ 鎧なし

鎧を脱ぐとこうなります。ドールブック「リカちゃん No.4手作りドレス」p2の作品を参考に、ぺプラムやレース飾りを省略して作りました。

コリンズ ヘンリーの帽子

「おれだって、そのうち父上みたくなるんだからなっ」という感じで撮ってみました。ヘンリーの帽子をかぶったコリンズです。服と帽子の生地が共通なので、違和感があまりありません。

父上とおれ

ヘンリーとコリンズ

背景をまちがえました……妙に色がどぎつくなってしまいましたが、ラインハットの父子です。ヘンリーは、オフィシャル小説では、”たいへんな子煩悩”ということになっていたと思うのですが、生意気盛りのコリンズにはどんなパパなのでしょう? 身長の差が大きいので、コリンズは台の上に立っています。マントに隠れていますが、ヘンリーの服のあたりをぎゅっと握っている、みたいに想像していただけるとうれしいです。

ヘンリーとコリンズ 抱っこ

 意地悪で、かっこよくて、親分で、この世にただ一人のコリンズの父上だった。どうしていいかわからなくて、コリンズは両手を握ってヘンリーの胸のあたりにあてた。ぽこぽことたたいてみる。
「父上なんか、父上なんか」
ほんとは大好きなんだ、といおうとして、どうしても言葉が出ない。それなのに、涙があふれてとまらなくなってきた。 
「ばか、ばか、ばか」
いつのまにかコリンズは、安心と甘えの交じった涙を父の胸にこすりつけて、大声で泣いていた。ヘンリーの腕が、そっとコリンズの背中を支え、優しく髪を撫でてくれた。
(「コリンズ君青ざめる」より)