DQ5 10.マリア

修道女マリア

マリア 修道女 立姿

光の教団に虐げられる人々と兄のために祈り続ける、美しい修道女。グレーの頭巾は「わたしののドールブック・リカちゃんNo.5みんなの手作りおしゃれ着」p9の”修道女”のものをアレンジしています。あごの下の白い布は、おたふく風邪のときにする包帯のようなものをつくって頭のてっぺんでスナップ止めしました。

青い服は「わたしののドールブック・リカちゃんNo.4手作りドレス」p7の服の型紙を参考に作りました。グレーの布は襟に縫い付けてあります。白の長いカフスは袖の延長として作って折り返しました。白いカラーは、肩の部分がわざと浮くように別に作ってスナップでとめています。

マリア 修道女 頭巾なし

頭巾を付けないところ。PS2になってから、修道女時代もグラフィックは普通のお嬢さんになったようです。あの服もつくってみたいのですが、彼女はたいへん衣装もちですので、優先順位が下がりそうです。

マリア 修道女 すわって

これは撮影のために、ボークス社のボディに変えています。十字架はビーズアクセサリのパーツ(㈱パイオニア製)を、縮めたボールチェーンにつけたもの。靴は池袋ボークスで買いました。

おめかしマリア

マリア 貴婦人 青ドレス 立ち姿

光の教団から救われて、ヘンリーと結婚したあとのマリア。ラインハットの貴婦人の衣装は公式なグラフィックがなかったので、あくまでイメージです。これはヘンリーと二人で、5主人公の結婚式に参列したときの衣装、という設定です。

第一、貴公子は、美しい女性の手をとってやさしく帆船から助けおろしていた。白いベールと海の色のドレスが映える貴婦人だった。(「南の国の結婚式」より)

子ども時代のヘンリーと同じタイプのひだ襟をつけたかったので、近世の衣装の資料を探していたところ、TNさまから多大なサポートをいただきまして、スペイン風のスタイルに落ち着きました。

貴婦人マリアの立姿その2です。

マリア 青ドレス 立ち姿2
マリア 青ドレス 別襟

別タイプの襟をつけたところです。頭に載せているのはチュール地のベールをおさえるためのヘッドドレスで、ビーズのモチーフは、おそまつながらとんぼが作りました。

マリア アンダードレス

アンダードレスはこんな形で、ごくシンプルです。襟はあとからリボンで結んで装着しています。

マリア アンダードレス 付属品

付属品一覧。ひだ襟は見てのとおり、一本のリボンをおりたたんで縫い合わせたものです。ちなみに十字架は、修道女時代と同じもの。

大公妃マリアの普段着

マリア 白ドレス 立ち姿

ラインハットの大貴族の奥様、マリアの普段着です。奥様風で、なおかつ清楚、という路線なのですが、成功したかどうか。

歴史の本を見たりして、どんな衣装にしたらいいかを考えるのはとても楽しいことでした。ヘンリーの衣装が、どことなく15~16世紀の感じがするので、できるだけそのへんのイメージを狙ってみました。

マリア 白ドレス バストアップ

このコーディネイトは立ち襟のブラウス、裾のとがったベスト、長いスカート、釣鐘型の付け袖、そして詰め物入りのヘアバンドからなっています。

マリア 白ドレス フェルトヘンリー

2004年、夏コミの初日、会場をうろうろしていたら、DQキャラのフェルト人形のお店(夢遊館の夢守かける様作品)にたどりつきました。衝動的にフェルトのヘンリー(PS版)を手に入れてしまいました。

とんぼに代わって、マリアに抱っこしてもらって、写真を撮りました。別アングルで撮ったものを合成して、残暑見舞いにしていたりします。

マリア 白ドレス フェルトヘンリー 表情

青年時代前半のキャラがそろったので、写真を撮ってみました。

DQ5主人公と修道女マリア

「神の塔へいらっしゃるのですか?」

DQ5プレイヤーの中には、彼女、マリアも花嫁候補だと信じていた人がいたとか。いいキャラだと思います。

DQ5主人公、旅人ヘンリー、修道女マリア

本当に、マリアは主人公の方を好きだったのでしょうか? 

小鳥はじっと警戒していたが、やがてチチッと鳴きながら近寄り、一つついばんだ。二、三羽がそれを見て降りてきた。小鳥たちは次第に大胆になり、パーティーへ寄って来た。一羽がルークの手のひらの上にパンのかけらを見つけて盛んに食べ始めた。
「ほんとにおまえ、誰からも好かれるのな」
「そんなことないよ」
マリアはパンのかけらを持って立ち上がり、嬉しそうに小鳥たちにえさを与えていた。(騎士ピエールの冒険)

DQ5主人公 旅人ヘンリー

ボークス製の可動ボディに変えて、戦闘がはじまった瞬間をイメージしてみました。

DQ5主人公 ヘンリー、ビアンカ、マリア

ゲーム上では実現できない4人パーティです。

先頭から順に主人公、戦士、僧侶、魔法使い、のつもり。