ヘンリー台詞集    5.ポートセルミ以後

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ポートセルミ

昼 戦士「うわさに聞いたのだが、ラインハットという国が世界を征服するつもりらしい。しかしいつまでも攻めてこないところをみると、どうやらデマだったようだな」
夜 酒場 戦士「ラインハットではずっと行方不明だった王子が最近帰ってきたそうだ。いったい10年以上もどこで何をしていたのかふしぎな事件だな」
老人「おお!おぬしだな!伝説の勇者をさがしているというのは! 信じられんかもしれんがわしは勇者さまを見たことがあるぞ。そのときの話しを聞きたいじゃろ?いっぱいおごってくれたら話してもよいぞ。

(はい)あれは10年以上昔じゃ!天空のつるぎを探しているたくましい男にあったことがあるんじゃ。その男は天空の武器や防具をすべて集め魔界に入ると言うとった。身なりはボロボロだったが、国王のような高貴な顔立ち!あの男こそ勇者さまじゃ!おお!今男の名前も思い出したぞ!パパスじゃ!たしかにパパスと言う名前じゃったぞ! 」

夜 宿屋 商人「やれやれラインハットが平和になったっていうから商売に行こうと思ってたのに、連絡船がもう出ないんじゃしょうがないですな」

ルラフェン

昼 男「ラインハットのお城でたいそう豪華な結婚式があったらしいですよ。なんでも結婚なされたのは王さまの兄上のヘンリーさまとか」
女「お城の結婚式というのをこの目で見たかったわ。きっと絵に書いたような美しい花嫁さまだったんでしょうね」 
夜 女「ラインハットで王さまの兄上のヘンリーさまがご結婚なさったんだって。どんな花嫁さまか見てみたいもんだねえ…」 

ラインハット再 

城下町の老人「ヘンリーさまの奥さまは本当におやさしい人じゃ。わしもああいう人と結婚したかったのう…もうおそいけど…」

城内
戦士「本当にもう、ヘンリーさまと奥さまは仲がよくてひとり者には目の毒だな。わっはっは」
兵士「あの事件以来、太后さまもすっかりおとなしくなって、たよりなく思えたデールさまですが今では本当に立派な王におなりです」
台所の女1「ヘンリーさまにあんなに可愛いお嫁さんがきてくれたなんて、もうあたしゃ、うれしくって!」
台所の女2「あたしもヘンリーさまと結婚したかったのに…ざんねんだわ!」
デール「やや!あなたはっ!兄からあなたのことをいろいろと聞きました。そしてせめて恩返しにと、部下たちに伝説の勇者のことを調べさせていたのですが…かつて勇者の使った盾がサラボナという町にあるそうです。サラボナは西の国ルラフェンの南と聞きました。しかし旅立つ前に兄に会ってやってください。兄の部屋はこの上です」
大臣「いやはやすべては○○○どののおかげですわ。ところでサラボナという町にはルドマンとかいう大富豪が住んでいると聞きました。大きな船をいくつか持っていてその名は世界中の港で知られているとか…

最上階
入り口の兵士「ここはヘンリーさまと奥さまのお部屋。無用の者は…あっ、あなたさまはっ!さあどうかお通りください」
ヘンリー(立ち上がって主人公のところへやってくる)
「こいつはおどろいた!○○○じゃないか!ずいぶんおまえのことをさがしたんだぜ。うん、その…。結婚式に来てもらおうって思ってな。じつはオレ結婚したんだよ!」
マリア「○○○さま、おひさしぶりでございます」
ヘンリー「わはははは!とまあそういうわけなんだ。もしかするとマリアはおまえの方を好きだったのかもしれないけど」
マリア「まああなたったら…○○○さまには私などよりもっとふさわしい女性がきっと見つかりますわ」
ヘンリー「とにかく○○○にあえて本当によかった。ゆっくりしていってくれよ。
 結婚式には呼べなかったけど、せめて記念品をもっていってくれよ。昔のオレの部屋おぼえてるだろ?あそこの宝箱に入れてあるからな。
マリア「ヘンリーさまとの結婚式では、ラインハットのオルゴール職人さんが記念品を作ってくださいましたの。でもヘンリーさまったらなぜ昔のお部屋の宝箱に入れたりなさったのかしら?
二階 
太后「おお!そなたは!あの時は本当に世話になり申した。なぜあんなことになったのか、今となってはわらわにも分からぬが…魔物らがこの世界をむしばもうとしているのかも知れんの。そなたも気をつけてたもれ」

宝箱の中のメッセージ 

「○○○、お前にちょくせつ話すのは照れくさいから、ここに書き残しておく。
 おまえの親父さんのことは今でも1日だって忘れたことはない。あのドレイの日々にオレが生き残れたのはいつかお前に借りを返さなくてはと…そのためにがんばれたからだと思っている。
 伝説の勇者をさがすというお前の目的はオレの力などとても役に立ちそうもないのだが…この国を守り、人々を見守ってゆくことがやがてお前の助けになるんじゃないかと思う。
 ○○○、お前はいつまでもオレの子分…じゃなかった、友だちだぜ」

最上階
ヘンリー「え?宝箱に結婚式の記念品なんて入ってなかったって?わっはっは!お前はあいかわらずだまされやすいヤツだな。じゃあ今度こそお前にわたすよ。この記念オルゴールだ」
《ヘンリーは美しくかざられたオルゴールをさしだした!》
「じつはフタのところに宝石を埋め込むはずだったんだけど職人が見つからなくて…ともかくせっかく来たんだからゆっくりしていってくれよな」

ヘンリー「○○○もいろいろと苦労しているみたいだな。しかし○○○、その苦労をともにする女性が欲しいと思わないか? 

(はい)やっぱりなっ!おまえもそろそろ年頃だしな。オレみたいにステキなお嫁さんを早く見つけるんだぜ! 」

マリア「まあ、あなたったら…ぽっ…」

(いいえ)母親を助け出すのが先決というわけか…。しかし○○○よ、その母親が1ばんおまえの幸せを願っているはず。まず自分が幸せにならなきゃ…。それからでもおそくはないぜ、うん!」

マリア「○○○さまの奥さまになる人ってどんな人でしょう…○○○さまの結婚式にはぜひ私たちも呼んでくださいましね」

白馬の王子様 

少女「マリアお姉ちゃんを白馬にまたがった王子様が迎えに来たんだよ。それでお嫁に行っちゃったの。いいなあ」
シスター「マリアが修道院にもどって来ていく日もたたないうちにヘンリーさまがいらっしゃって…ヘンリーさまがラインハットの王子さまだと知って私たちもとてもおどろきましたのよ」
シスター「ヘンリーさまもご結婚なさったし次は○○○さまの番ですわね」
シスター「ヘンリーさまとマリアが結婚だなんて本当におめでたいこと。そういえばサラボナのおじょうさまをお送りしたシスターがそろそろ帰ってきてもいい頃だけど…最近は連絡船もあまり出ていないっていうし、大丈夫かしら?」

うわさのほこら
シスター「修道院でおあずかりしていたお嬢さんを家までお送りして来たところです。もっと早く失礼するつもりだったけれどあまりのおもてなしになかなか帰れませんでしたわ。
  正直なところ、彼女のような人にはシスターとして修道院に残ってほしかったのだけど…そろそろステキな男性を探して彼女と結婚させたいというのがお父上のお考えらしいですね。
老人「サラボナの町のフローラさんが、6年ぶりに修道院から帰ってきたそうじゃ」

サラボナ
(フローラとの再会 ルドマンから炎と水のリングを持ってくるように言われる。 船が貸し与えられ、水門を開けるために山奥の村へ至る。ビアンカとの再会。ビアンカが仲間になる。ビアンカと一緒にラインハットへ)
ビアンカ「ここに○○○の友だちのヘンリーさんがすんでいるのね。でも今は水のリングを探さないといけないんだからあまりゆっくりできないわよ」
ビアンカ「ここにこうしているなんて、なんだかふしぎな感じがするわ。昔はあのサンタローズをメチャクチャにしたこの国がにくくて…こわくて…」
ビアンカ「あの方がヘンリーさん。どこから見ても王子さまという感じなのに苦労なさったのね。それにしても私にはぜんぜん気づいてないみたいね。今はかわいい奥さんしか目に入らないってことかしら?」
ビアンカ「マリアさんってせいそでかわいらしい人ね。私とは大ちがい。やっぱり私はお姫さまにはなれそうもないわ。それに似合わないし!」

サンタローズで
ビアンカ「ラインハットの兵がこの村を焼きはらったと聞いた時はむねがつぶれる思いがしたわ。でも○○○の方がショックだったわよね。やっと帰ってきたらこんな状態で…」

結婚イベント(SFC,PSバージョン) 

(水のリングを持ってビアンカと一緒にルドマン邸へ)
ルドマン「おお!なんと水のリングも手に入れたと申すか!よくやった!○○○こそフローラの夫にふさわしい男じゃ!約束通りフローラとの結婚を認めよう。じつはもう、結婚式の準備も始めとったのだよ、わっはっはっ。そうそう水のリングもあづかっておかなくては。
《ルドマンは○○○から水のリングを受けとった!》
2つのリングは結婚式の時に神父さんから手渡されるからな。フローラ!お前も○○○が相手なら文句はないだろう?」
フローラ「ええ、お父さま…でも、そちらの女性は?」
ビアンカ「え?私?私はビアンカ。○○○とはただの幼なじみで。さあてと!用もすんだことだし、私はこのへんで…」
フローラ「お待ちください!もしやビアンカさんは○○○さんをお好きなのでは…?それに○○○さんもビアンカさんのことを…そのことに気づかず私と結婚して○○○さんが後悔することになっては…」
ビアンカ「あのね、フローラさん、そんなことは…」
ルドマン「まあ落ちつきなさい、フローラ。今夜一晩、○○○にはよく考えてもらって、フローラかビアンカさんか選んでもらうのだ。うむ。それがいい!今夜は宿屋に部屋を用意するから、○○○はそこに泊まりなさい。ビアンカさんは私の別荘に泊まるといい。いいかね?わかったかな、○○○!(はい)よろしい!○○○よ、じっくりと考えなさい!」
(その夜)
ビアンカ「あら○○○、なんだか大変なことになっちゃったわね。でも悩むことないわ。フローラさんと結婚した方がいいに決まってるじゃない。私のことなら心配しないで。今までだって一人でやって来たんだもの。さあ○○○は疲れてるんだからもう眠った方がいいわよ。私はもう少しここで夜風に当たっているわ。なんだか、眠れないの…」

ルドマン「しかし本当に2つのリングを手に入れるとは大した男だ。私はキミが気に入ったよ!たとえ娘を選ばなくても結婚式は私にまかせなさい。キミの友人への招待状も書かせておいたからな。ラインハットのヘンリー王子とマリアさんだったね。さて私も寝るとしよう…

(翌日主人公はルドマン邸で、フローラかビアンカか、の選択をする。どちらを選んでも、花嫁はしたくにかかり、もう一人が手伝いに行く。主人公はシルクのヴェールをとりに出かける。)

ビアンカバージョンで
(主人公がビアンカにシルクのヴェールをかぶせる。2人は教会へ行くために別荘を出る。誰かが主人公を呼んでいる)
「おーい!○○○!」
(ヘンリーとマリアがやってくる)
ヘンリー「やあ、久しぶりだな!結婚式の招待状をもらってあわててきたんだよ!」
マリア「○○○さん、結婚おめでとうございます!ステキな結婚式になりそうですね」
ヘンリー「式の最中にカッコつけて失敗するなよ、○○○!じゃあ、後でな!」
(教会にて。町の人々やヘンリー、マリア夫妻が参列している)
ヘンリー「おめでとう!○○○!幸せにな!」

フローラバージョンで
(主人公がヴェールを持ってサラボナへ入ると、ルドマンの一行にでくわす。)
ルドマン「(略)さきほどこちらに着いたヘンリー王子からいい話を聞いたものでな」
ヘンリー「やあ、○○○!久しぶりだな!結婚式の招待状をもらってあわてて来たんだけど…わるかったかなあ、お前がルーラを使えるってことを、ルドマンさんに話しちゃったんだよ」
マリア「○○○さん、結婚おめでとうございます!ルドマンさんってとてもいいお父さまですね。お2人のためステキな結婚式場を…」
ルドマン「わっはっは、○○○!さあ行こうではないか!わしの記憶をたどればキミの魔法でカジノ船まで飛べるはずだろう!(略)」

(翌日)
ルドマン「よ!ご両人のおでましかっ。なかなか似合いの夫婦だぞ。ヘンリーさんたちは今朝早くお帰りになったが…○○○のことをいろいろと聞かせてもらった。なんでも伝説の勇者を探して旅しているとか。そこでだ!私からの祝いを受けとってくれい!うしろの宝箱のカギを開けておいたから、中のものはとってゆくがいい。それからポートセルミにある私の船も自由に使っていいぞ。(略)」
ビアンカ「ヘンリーさんってもう帰っちゃったの?残念ね、ゆっくり話したかったのに」

(ルーラでラインハットへ)
ビアンカ「ヘンリーさんとマリアさんて、結婚式に来てくれたわよね。顔ぐらい見せに行きましょうか
フローラ「修道院にいた頃、いろいろウワサも聞きましたが、今はもう平和なのね、良かったわ

ヘンリー「○○○じゃないか!よくきたな!新婚生活はどうだい?

(はい)そうか!なんたってかわいいお嫁さんだかもんな。オレのマリアもだけどさ。

(いいえ)そんなこと言って照れてるんだろう!○○○!
これで人生のパートナーもできたことだし、いよいよ勇者をさがす旅か…オレも一緒に行きたいところだが、マリアがいるしな。まあたまには遊びに来てくれよ。お城の暮らしは退屈でさっ」

ビアンカ「ヘンリーさんって今はどこから見ても王子さまという感じなのに、苦労なさったのね。それにしても私には気づいてないのかしら?きっと自分の奥さんしか目に入らないののね
フローラ「ヘンリーさんってあなたと苦労をなさっただけあって、すてきな方ですののえ。あの方がいらっしゃる限り、この国はもう大丈夫でしょう

マリア「○○○さま、お久しぶりでございます。最近は主人ったら、あなたと旅をしていた時の話ばかりするんですのよ。私は楽しく聞いていますけど、男の人っていくつになっても旅が好きなんですね」
ビアンカ「ヘンリーさんて本当はまた旅がしたいのかしら?今すぐはムリだとしても、またいつかいっしょに旅ができるといいね
フローラ「マリアさんて私がいた修道院にいらしたことがあるんでしょ?それが今こうしてお会いすることになるなんて、本当にふしぎなご縁ですわね