ビーストモード

★未クリアの方にはネタバレとなります。

時は大樹の異変後(女子メンバー再加入前)、イレブン、グレイグ、ロウ、シルビア、アリスそしてカミュを乗せたシルビア号は、クレイモランの手前で流氷群のために航行できなくなってしまいました。凍った海の上を4人の村人が保護を求めてやってきます。年配の商人アーロ、漁師のボー、港の荷揚げ屋クラース、年増女のディーサ。全部で十人が雪嵐を避けて船の中で暮らし始めました。ところが夜になると、ひとりずつ人狼に殺されていきます。船内では人狼探しが始まり、疑わしいと思われた者は個室に閉じ込められて強制的に眠らされます。仲間がどんどん減っていく、カミュは例の状態異常、思い出すのはサマディー郊外の満月の夜、月光の下に乱舞した獣たち……テーブルゲームの名作「汝は人狼なりや?」の骨格を借りて語るカミュとビーストモードのお話です。

★サブタイトルは人狼ゲーム用語を使っていたりしますが、ストーリー進行のために重要な情報を隠していますので、本当の人狼ゲームにはなっていません。あくまで人狼っぽい、というだけです。以下に、サブタイトルに使っている人狼用語の簡単な解説をつけました。とんぼは素人ですのでカン違い等あるかと思いますが、この「ビーストモード」ではこんな解釈ですすめています。

「人狼」
人に化けて人々に立ち混じる狼。基本的に人狼は、夜、ひと一人を襲って噛み殺す。
「吊り」
昼、人々が、仲間の中から人狼と思われる人物を一人選んで処刑すること。毎日一回。
「占い師」
特定の人物一名がひとかそうでないかを占うことのできる役職。占いは毎晩一回。
「対抗占い師」
占い師のカミングアウトに対して、“私が本物の占い師だ”と対抗して名乗りを上げる者。その目的は最初の占い師の占いの信ぴょう性を弱め、的確な吊りを妨げること。
「護衛」
占い師を人狼から守ることのできる役職。ただし、占い師を守っていない時に噛まれれば死ぬ。
「最後の狼(LW:last wolf)」
人狼が複数頭存在する時、最後まで生き残っている人狼
ルール上、生存者が二名となり、そのうちひとりが人狼だった場合、人狼は必ずもう一人を殺すので、自動的に人狼の勝ちとなる。ヒトの側が勝つには、生存者が二名より多い段階で最後の狼を吊る必要がある。