DQコンサート感想2005

ドラクエコンサートへ行ってきました。

2005年1月9日、とんぼと友人の青とんぼは、ドラゴンクエストのコンサートを聴きに行ってきました。曲目は主にDQ5からで、大好きな「王宮のトランペット」や「地平の彼方へ」も入っていて、堪能いたしました。

前回DQコンサートへ行った時も5でしたが、今回はリメイクプレイの後なので、また格別でした。改めて聞きながら、「序曲にはこんなにシンバルが、がんばっていたのか」とか、新たな発見がありました。「王宮のトランペット」は、やはりトランペットのソロがすばらしかったです。バイオリンとの音の受け渡しにうっとりと聞きほれていました。だって、頭の中では、ヘンリーがこっちを向いて笑ってるんですもん。

「街角のメロディ」ですが、あのカタカタという音は、どの楽器が出していたんでしょう?目を凝らしていたのですが、どの方が演奏しているかわからなかったんです。今度はもっと真ん中の席を狙おう……「地平の彼方」は、DQ歴代のフィールド曲の中で、「冒険の旅(DQ3)」に次いで好きな曲です。とちゅうから弦楽器が総動員されて、ぐぐっと盛り上がるところでとんぼはいつもじん、としてしまうのです。

「淋しい村」から「哀愁物語」に至るまで、とんぼの涙腺は開きっぱなしでした。思い出すではないですか、パパスさんの壮絶な最後を。「哀愁~」になって、せつなさ、悲しさを協調したあと、いくつものバイオリンが希望を歌い上げるではないですか。ううう……

ここでトランペットさんとティンパニさんが、スタンバイしてました。戦闘音楽が荒々しく始まり、会場中を生きるか死ぬかの戦場へ引きずり出してくれました。特に「戦火を交えて」は、全身を揺さぶるようなメロディがふとゆるみ、言いようのない後悔と悲しみに移り変わっていく瞬間が好きです。

さてDQ8からは、戦闘音楽とフィールドのテーマをすぎやま先生は選んでいらっしゃいました。どちらもよーく聞いておりますので臨場感のあるのないのって、凄かったです。さきほど歴代フィールド曲がどうの、と申しましたが、DQ8の「広い世界へ」は、とんぼの中で最高のお気に入りになりそうです。DQ8オープニング、二羽の鳥が広い世界を眼下に見ながら飛翔していく、あの情景を、とんぼは「序曲」よりもまざまざと思い出しました。高らかな金管楽器の響きが蒼天の高さを感じさせて、その空の下、正面から風を受けて(画面上で)思いっきり走ったときの、あの爽快感を味わいました。ラスト近くで、メロディは、弾むようなリズムを得て、まるで勝利の凱旋のような高揚感がありました。

今回のアンコールはDQ8のお城のテーマ曲。さらにもう一発、DQ2から、「この道、我が旅」でした。トロンボーンとトランペットのソロ、今も耳に残っています。この曲は、本当に特別なんです、すぎやま先生。、まさかオオトリをDQ2がとるとは思わず、完全な不意打ちでした。やってくれます~!

家に帰る途中、心の中で「この道~」のメロディにあわせて、ずっと歌っておりました。ご存知「ダイの大冒険」アニメ版EDの歌詞です。会場にいるときと、終わってから、二度おいしいというすてきなコンサートでした。

パンフレットの上のエイト君