風のマントはDQ2に登場するアイテムで、ドラゴンの角と呼ばれる塔から海峡(河?)を飛び越えるためにはなくてはならないものです。ふつう防具には数えられませんが、ロト月間(2007年10月)のため、DQ2っぽいものを作りたくてこれになりました。
このアイテムはいろいろな絵師さんがいろいろなイラストを描いていらっしゃいますので、参考と称してサイトめぐりをするのが楽しかったです。どのイラストでも、共通点はすそがぎざぎざになっている、首のところを丸い留め金で留めている、それだけでした。色は青系が選ばれることが多いようです。というわけでこんなデザインになりました。
ロレ君が身に着けるとこのようになります。
裏地はこんな感じ↑。ガイドブックではどうやら二重になっているように描かれていたのですが、もこもこするのが嫌で一重のままで作りました。一度、普通に「裾がぎざぎざの青いマント」を作ったのですが、やめました。理由は、「それを身に着けると空を飛べるアイテム」のように見えないからです。 そのためちょっと手をかけて、できるだけ鳥っぽいデザインに変更しました。
この「羽」は、白いサテンにスパークハーフを重ねて縁をΛΛ状に縫い押さえたものです。全部で13枚の羽を製作して半円形に近くなるようにつなぎ合わせました。この羽は指で簡単にカールがつくので、いろいろ角度を変えたりして遊んでいます。
肩は薄い青のケープを二重でつくり、その間に羽の半円を縫い挟んでいます。留めは前面のスナップ。青いラインストーンの留め金はダミーです。
さて、ここにいたって、大問題に気がつきました。このマント、DQ2の三人が三人とも入れなきゃ、だめなんじゃない?
だめでした。二人でもこんな感じです。ごめん、ムーン姫。三人は無理でした。そのへんはファンタジーということでスルーさせてください。
サマル君単独で装備するとこんな感じです。
着替えもう一人。DQ3の勇者君が着るとこんな感じです。子孫のロレ君からマントとゴーグルを首尾よく取り上げた勇者君。DQ3に風のマントがアイテムとして残らなかったのが残念なくらいですが、彼には専用の翼(ラーミア)がありますからね。
すてきな空の写真を配布していらっしゃるサイト(「天の欠片」)様 があったので、背景を借りてきて合成してみました。ドラゴンの角、南の塔の屋上、と思っていただければうれしいです。
トップに使用したもの。
このページのモデル:タカラトミーの翔、かける