ナイトプライド

★未クリアの方にはネタバレとなります。

★2019年10月、追加ストーリー「希望の旅芸人」準拠で改稿しました。詳しくはパレードボーイズ設定まで。

DQ11では世界に異変が起こると、主人公はあらためて世界を巡り、行方不明になった仲間たちを一人ずつ取り戻していかなくてはなりません。そのひとつ、シルビアのパーティ復帰イベントは、とんぼにとって印象的でした。「親子とは何か」というシリアスめの問題と、シルビアの正体を知ったグレイグのギャグ寄りのスタンスのギャップが、プレイ中からすでにいろいろと妄想を醸し出しておりました。

これは、グレイグの目から見たシルビアの復帰イベントのお話です。舞台はほぼ、プチャラオ村からソルティコまで。グレイグは最初シルビアの破天荒な言動に辟易しているようすを見せていますが、その彼がシルビアを受け入れ、感情移入していく過程こそ、とんぼにとって大きなミステリでした。登場人物はシルビア、グレイグ、並びにイレブンとロウのユグノア組、そしてシルビアの過去を知る一人のナカマ。

ナカマ一覧は下にあります。「パレードボーイズ」という名称はとんぼが作品内で扱うために仮につけたものです。また、ナカマ一人一人の名前は、DQ11Sの追加ストーリー「希望の旅芸人」準拠にしました。(2019年10月)

ちなみに「グ・レ・イ・グ♪」は第五話終了直前に来ます。本来五話と六話の間にグレイグがソルティコ修行時代を回想する話が来るはずだったのですが、長くなりましたので独立したお話「バード・オブ・パラダイス」になりました。ナイト~、バード~双方でのキャラの年齢設定については、「バード・オブ・パラダイス」内のこちらをご覧ください。

パレードボーイズ
名前DQ11Sでの特徴 
ドテゴロ元漁師 ダーハルーネ出身 特技さみだれ突き「一味の親分」 ドテゴロ
モレオ元漁師 ダーハルーネ出身「ドテゴロ一味」のNo.2 特技は投網(ルカナン) モレオ 
デニス元漁師 ダーハルーネ出身「ドテゴロ一味」舟唄(攻撃力と素早さアップ) デニス
イソム「不眠症の神父」長く難しい話をする癖あり(ラリホー) イソム 
パンチョシルビアの公演を見たことがある「新米サーカス団員」ハッスルダンスと応援(攻撃力と呪文の威力) パンチョ
バッチ「太鼓が得意な兵士」サマディー出身 特技 守りの太鼓(スクルトと悪い効果にかかりにくくなる)馬のマーガレットを笑顔にしたい。 バッチ
トンタオサマディーにいた「タマ使いの占い師」 トンタオ
ランス ソルティコ出身の「へっぽこ騎士」使命感に駆られて旅をしている。特技はダメージを引き受けること(かばう)。 ランス
レンズ「旅の植物学者」 薬作り(ギラ効果等)(連携技「ナカマ呼び」の人) レンズ
コブシ「熱血武闘家」 武者修行の途中、ホムラの里の用心棒をしていた。 コブシ
イッテツ 小さなメダルを愛する鍛冶職人 ホムラ出身 元「海の男コンテスト」優勝者 イッテツ

ランスについて 作中、シルビアの過去を知るナカマ(ソルティコ出身)として、「ランス」が出てきます。DQ11本編にもソルティコ出身者がちゃんといて、ソルティコの町の入り口付近で自分はこの町の出身だ、と話すセリフがひとつ、イベントが終わったころ女の子と向かい合い、彼女からお兄ちゃんが帰ってきた、と言ってもらうせりふがあります。ソルティコの武器屋のセリフから、どうやらこのナカマは武器屋の息子のようです。武器屋ならジエーゴ門下と商取引がありそう、それならその息子はゴリアテと修行時代のグレイグを知っているのでは?という発想で、登場してもらいました。

以前とんぼはDQ11を3DSでプレイしていたためソルティコ出身のナカマの顔を確認できていなかったのですが、DQ11Sでやっと本人を確認できました。この機会にソルティコ出身のナカマを修正させていただきます。11Sの追加ストーリー「希望の旅芸人」によると、ランスは武器屋の息子と言うだけでなくきちんと騎士になっていて、シルビアの正体に気付かぬまま、騎士道を身につけるためにパレードに同行しています。ランスはシルビアが引退を宣言した後、真っ先に「……アタシ、オネエさまを応援する!みんなの笑顔を奪う魔王ちゃんなんて、絶対に許せないもの!」と言ってくれました。このあたりのやりとり、今でもとても好きです。11Sの追加ストーリーはどれもよかったのですが、「希望の旅芸人」はとんぼにとって別格でした。公式バンザイ。

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