妖精関係台詞集    1.DQ4のエルフ

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山奥の村(5章冒頭)

シンシア「おはよう、○○○。こうして寝転がっているととてもいい気分よ。ねえ、○○○。わたしたちおおきくなってもずっとこのままでいられたらいいね。わたしね最近夢を見るの。大人になった私たちがこの村でいつまでも幸せに暮らしてる夢……。わたしねこの村が大好き!○○○のこと大好き!だからいつまでもいっしょよ、○○○」

シンシア「○○○今まであなたと遊べて楽しかったわ。でも大丈夫。あなたをころさせはしないわ。(モシャスする)さようなら、○○○……」

「この世界に生きる命」(ハバリア 本)
この世界には私たち人間だけでなくさまざまな命がともに生活をしています。中には人間とわかりあえない種族もいますが、本来仲良くすべき種族も数多くいるのです。もしもホビットやエルフなどをどこかで見かけたら絶対にいじめたりしてはいけません。

イムルの夢ver.1
ロザリー「ピサロさま……?」
ピサロ「いい子にしてたかい?ロザリー」
「ええ……ピサロさま」
「聞いてくれロザリー。私は人間をみな滅ぼすことにした。わたしはそのために進化の秘法を使いさらに偉大な存在になるつもりだ。まもなく世界は裁きの炎に焼かれるであろう。わたしの仕事が終わるまでロザリーお前はここに隠れているのだよ……」(ピサロ去る)
「お……お待ちください!ピサロさま!……」
「誰か、誰か……ピサロさまをとめて……このままでは世界は滅んでしまう。お願い……誰か受けとめて!わたしの願いを」
(場面暗転)届いて……わたしのこの想い……。

ガーデンブルグ女王 バコタ戦後
「そういえばこの地より南ロザリーヒルにはかつて魔族が住んでいたそうです。何かわかるかもしれません。行ってみるとよいでしょう」

ロザリーヒル 初めて入ったとき 

ホビット1「ここはロザリーヒル。わしらホビット族の住む村だよ」
ホビット2民家の中「この村にはロザリーというエルフが住んでおった。エルフのロザリーは流す涙がルビーになってのう。だから悪い人間たちにねらわれいつもいじめられてルビーの涙を流しておったんじゃ」
ホビット3花畑・女性「エルフの流すルビーの涙には涙を流したエルフの強い願いが込められると言われています。そのせいでしょうか、人間たちにはルビーの涙を手にとることすらかなわないのです」
ホビット4子供「うそじゃないよ!ほんとだよ!夜になるとあの塔の窓からきれいなお姉ちゃん顔を出すんだ!でもぼくの言うこと誰も信じてくれないんだよ」
ホビット5教会・老人「地獄の帝王が復活するとわしらホビットも滅ぼされるのかのう。心配だのう……」
ホビット6地下「この塔はピサロ様がつくったものだ。あの方は用心深いかたでいくさに備えて塔のどこかに隠し部屋をつくったらしい。そしてそこに大切なものをかくしてるってうわさだよ」
シスター(塔内の教会)「ここはホビットと動物たちの教会。あなたたち人間の来るところではありません。立ち去りなさい」

ロザリーの塔
ピサロナイト「ぬぬっきさま人間だな!ここを通すわけにはいかぬ!成敗してくれるわっ!」
(勇者が勝ったとき)「うっ……ぐぐぐ……何者も……ここを通すことは……ぐふっ!」

ロザリー「まあ!あなたたちは人間ですね!
……けれど不思議。あなたたちは 他の人間と違って すんだ目をしています……。
あなたたちを 信じてみましょう。私の名はロザリー。どうか 話を聞いてください。
世界が……魔物たちによって 滅ぼされようとしているのです。
魔物たちをたばねる者の名は ピサロ。
今は デスピサロと名のり 進化の秘宝で さらに恐ろしい存在になろうとしています。
お願いです!ピサロさまの いいえ デスピサロの野望を 打ちくだいてください!
わたしはあの方に これ以上 罪を重ねさせたくないのです……。
たとえそれが あの人の命をうばうことになろうとも……。うっうっ……」
《ロザリーの瞳から ルビーの涙がこぼれ落ちた……。
○○はルビーの涙を手に入れた!
しかしルビーの涙は ○○の手にのったとたんに砕け散った……。》

イムルの夢ver.2
人間(ロザリーヒルにいた青い鎧の戦士)「さあ泣け!泣いてルビーの涙を流すんだ!」
ロザリー「う……うう……」
人「くそっ!強情なやつめ!これでもか!」
ロ「ううっ……」(倒れる)
ピサロ「ロザリー!」
ロ「ピ……ピサロさ……ま……。来て……くださったのですね……」
ピ「き……きさまら!ロザリーになにをしたっ!?」(蹴散らす)
「だいじょうぶか!しっかりしろロザリー!」
ロ「ピ……サロさ……ま……。お願いです……。わたしの……最後のわがままを聞いてください。ど……どうか……野望を捨ててわたくしとふたりきりで……ずっと……」消滅
ピ「ロ……ロザリー!!」
「……許さん……許さんぞ!人間ども!」(画面は赤く染まる)

ロザリーヒル(アッテムトで“ロザリーが人間の手に”の報告の後)
ホビット(子)「うそじゃないよ!ほんとだよ!この村に来てた人間が塔の中のエルフのお姉ちゃんを連れていっちゃったんだよ!」
ホビット(地下)「この塔はピサロ様がつくったものだ。あの方は用心深いかたでいくさに備えて塔のどこかに隠し部屋をつくったらしい。そしてそこに愛しい人をかくまっていなさったんだが……」
スライム「ぷるぷるっ!ロザリーちゃんが欲深い人間につかまっちゃったよお!ロザリーちゃんのルビーの涙は人間たちにはさわることもできないってのに……」
塔内の教会の尼「かつてこの村にピサロという魔族の若者が住んでいました。世界を支配するなどというとんでもない野望をいだいて村を出ていきましたが……そのピサロもロザリーにだけは優しい笑顔を見せていたものです」

世界樹 初めて入ったとき 

ライアン「じいさん、動物、エルフ。うーむ、兵士どころかまっとうな男もいないとは。岩山の守りがあるとはいえずいぶん無用心だな」
ミネア「不思議な村ですね。人間とエルフ、動物がみんななかよく暮らしている……。これもあの木のチカラなのでしょうか?」

エルフ1「あらこの村に人間がやってくるなんてめずらしいわね。ここはエルフの里よ」
⇒クリフト「エルフは不思議な種族。なかなか人間の前には姿をあらわさないんですよ」
エルフ2「なにかしら……?樹の上のほうから声が聞こえるわ」
エルフ3「わたしたちエルフはとっても耳がいいのよ。どうやら助けを求めているみたい。でももし助けに来るなら3人で来てって聞こえるの……」
エルフ4「この樹には多くの世界樹の葉がしげっています。世界樹の葉を持っていればきっと役に立つことでしょう」
⇒クリフト「世界樹の葉には徳の高い神官の祈りに匹敵するチカラがあるそうですよ」
魔物「近ごろ世界樹にも魔物たちが住みつきだしてのう。ぶっそうな世の中じゃわい」

世界樹 ルーシアをつれて
エルフ1「あらこの村に人間がやってくるなんてめずらしいわね。ここはエルフの里よ」
⇒ルーシア「わたしたち天空人とエルフのみなさんとはとっても仲がいいんですよ!天空のお城にも何人かエルフのお友達が住んでるんです」
エルフ2「上から声がしなくなったみたい」
⇒ルーシア「わたしの声ここまで聞こえてたんですか!?はづかしいかもっ」
エルフ3「あらあなたたちが助けてあげたのね?良かったわ」
⇒ルーシア「みなさんには本当に感謝しています。ありがとうございます!」

フィールドで
ルーシア 「わたしを助けてくださってありがとうございます。どうか天空のお城までつれていってください」

ゴットサイド
ルーシア「気のせいでしょうか、仲間の気配がするような……。それともカンちがいかなあ?」
民家(奥に天空人が寝ている)
ルーシア「あわわわ……私の仲間が大ケガしてます。なんとか助けてあげられないでしょうか?」
天空人「おお○○○よ!あなたが来るのを待っていました!いっこくも早く竜の神さまにお会いください。このままでは世界は本当に滅びてしまうでしょう!」
⇒ルーシア「竜の神さまもきっと私たちをお待ちかねのはずです。さあ急ぎましょう」
ゴットサイドの住人「うわさによればデスピサロは血の底深くにもぐり秘法を使いはじめたと聞きます。遠い昔に禁じられた進化の秘法を」
⇒ルーシア「デスピサロ……。このことを竜の神さまはごぞんじなのかしら?」

デスパレス 

アームライオン「なんだと!?ではエビルプリーストさまは本当にデスピサロさまを……?」
ベンガル「げはげは。どうやら今度ばかりは本気のようだぞ。デスピサロさまの一番大切なものをうばうためにおろかな人間どもをりようするのだそうだ。げは」
アームライオン「う~む……。このいきおいではエビルプリーストさまがわれら魔族の王となる日もいよいよ……」
ベンガル「げはげは!待て!誰かいるようだぞ!」
アームライオン「われら魔族の王は偉大なるデスピサロさまだ!」
モンスター「おおむかしわれら魔族の帝王エスタークさまは進化の究極をきわめた!しかしその存在に恐れをなした天空の神によって帝王様は地の底に封じ込められたのだ!」
ライノソルジャー二階「ここにあるはわれらがデスピサロさまの玉座である!しかし最近デスピサロさまをこの座から追い出そうとするふらちな者がいるといううわさだ。お前たちはそのようなよからぬ考えの持ち主ではあるまいな?」

地下の墓(メガンテの腕輪のあるところ)「誇り高き魔族の民、ここに眠る……」

天空城 

ルーシア「ああ、ここは天空城!おかげで戻ってくることができました!ありがとうございました。さっそく無事に帰ったことをみなに知らせなくては!ではまたのちほど……」(城内へ去る)
天空人の男 「地上に降りてみたいな。でもマスタードラゴンの許可なしに地上へ降りることはできないんだ。でも十数年前にここの女性が無断で地上へ降りていったんだ」
女 「あら?翼のない人が天空城にやってくるなんて何百年ぶりかしら……」
男 「地上ではとてつもなく邪悪な者が生まれようとしているらしいよ」
女(勇者の母?)「その昔地上に落ちて木こりの若者と恋をした娘がおりました。しかし天空人と人間は夫婦になれぬのがさだめ。木こりの若者は雷にうたれ、娘は悲しみにうちひしがれたままこの城に連れ戻されたのでした。しかし娘はどんなときでも地上に残してきた子どものことを忘れたことはありません。もし今の○○○を見ればきっと涙にくれるでしょう。うっうう……」
ルーシア「ああ、あなた方はっ!?おかげでまたこうしてこの子たちの世話をできますわ。そうだわなにかお礼をしなくては……ドラン!こっちへいらっしゃい。どうかこの子を連れて行ってください。きっとお役に立てるでしょう」(ドランが仲間になる、馬車へ行く)

☆天空人以外の種族 
エルフ「くるりん、くるりん」
エルフ「えっ、あなたたち人間ね。リース口きいちゃダメよ!」
リース「はいおねえさま。つーんっ」
⇒ミネア「かわいらしいエルフね。子どものころの姉さんみたいで」
⇒マーニャ「生意気なエルフね。お仕置きしてやろうかしら」

他には教会前の花園にホビット、ドラゴン(含ドラン)、図書室のコンジャラー、世界樹の苗木を育てるミニデーモン

マスドラ右の兵士「ほほう○○○が我ら天空人と人間たちの血を引く勇者であられるか!?わがマスタードラゴンはいつも○○○のことを気にかけておられたようだ」
⇒ライアン「○○○どのに天空人の翼がないのは半分は人間の血がまじっているからでしょうな」
マーニャ「すごいじゃない、○○○、あの兵士、さっきあなたのことを勇者って言ったわよ!」
ミネア「○○○さんは人間の血が半分まじっているせいで長い間地上にほうっておかれたんですね。そう考えるとマスタードラゴンもひどいですわ」
左の兵士「ここにおわすのは我らが王マスタードラゴンであられる!」
マスタードラゴン「私はこの城をおさめるマスタードラゴン、竜の神と呼ばれる者だ。私はここにいて世界のすべてを知ることができる。 お前たちがなぜ私に会いに来たかもすでにわかっている。しかしもはや私にもデスピサロという者の進化を封じることはできぬ……。お前たちが思っているほどこの私とて絶対の者ではないのだ……!」
(地鳴りがして下から黒い波が噴出する)
兵士「ご、ご報告します!たった今闇の世界の入り口から邪悪な波動が発せられました!」
マスタードラゴン「言わなくともよい。報告ご苦労、さがってよいぞ。……おのれデスピサロめ、この程度のことで天空城を打ち落とせるとでも思ったのか。それとも……○○○が天空城に入ったことを知り、挑発してきたのか。
 まあよい。ところで人間と言うのはじつに不思議な生き物だな。かよわい人間が時として思わぬチカラを発揮することがある。私はそれにかけてみよう!天空人と人間の血を引きし勇者○○○よ!そなたになら進化した邪悪なる者も倒せるやも知れぬ!そなたに私の持てる力を与えようぞ!(経験値アップ)
 さあ○○○行くがよい。邪悪な波動が雲にあけた穴から闇の世界への入り口へ向かうのだ!その天空の剣がきっと役に立つであろう!」
天空人城の外 女「ああおそろしい。ちょうどこの下の地上から邪悪な波動が発せられ、雲をつらぬいていったのです。この大きな穴はそのときできたものですよ」▲

ロザリーヒル(再)
スライム「ぷるぷる……。ぼく 聞いちゃったんだ。
ピサロさま ロザリーちゃんのお墓に ひとりでこう言ってたんだ。
ふたりで暮らす約束は 生まれ変わって必ず果たすって。
ピサロさま 死ぬ気なのかなあ……」

ロザリーの墓碑
―この村のすべてに愛された魂よ 安らかに眠れ……―

ロザリーの復活 

「これは……?
それは 世界樹の花……。では あなたたちが わたしのみたまを呼び戻してくださったのですね」
「人間の手で ふたたびこの世に生をあたえられるとは 思ってもみませんでした。
心正しき人間もいる……わたしが信じていた通りです。
……いけない。ここでよろこんでいる場合ではありませんでした。
ピサロさまを……ピサロさまの野望を止めなければ 世界が滅んでしまうのです。
けれど 世界樹の花を手にできた あなたたちなら……。
もしかしたら ピサロさまの野望を止めることも できるかもしれません。
お願いです。わたしをピサロさまの所へお連れ下さい!今なら まだ間に合います!
そして もしもわたしがピサロさま……いえ デスピサロを止めることができなかったら……そのときは あなたたちに デスピサロを亡き者としてほしいのです。
時間がありません! さあ お急ぎ下さい!」

ドラン「グゴゴーン!グゴゴゴーン!」
ロザリー「なんですって?まあ……。ええ わかりました」
《ドランは大急ぎでどこかへ行ってしまった……。》
「ドランさんは世界樹の花のことを天空の人々に伝えにいかれたようです。それが天空のしきたりなのでしょうか……。さあ わたしたちも 急ぎましょう」

世界樹 ロザリーと 
ロ「まあこの村には私と同じエルフたちが!なんかうれしいですね」
エルフ1「あらこの村に人間がやってくるなんてめずらしいわね。ここはエルフの里よ」
⇒ロザリー「ひさしぶりです。エルフの仲間に会うのは。なつかしいわ」
エルフ2「世界樹の花はとってもきれいなのよ!そろそろ花を見に世界樹に登ろうかしら」
エルフ3「この世界樹には不思議なチカラがあるのよ。葉も世界樹から落ちた朝露のしづくも傷ついた人をいやしてくれるんですって!そして世界樹の花はどんな命もよみがえらせるって伝えられているわ」
⇒ロザリー「森に生き森に死ぬ。わたしたちエルフにとって木は親のようなものです。そしてこの世界樹はすべての生き物の親なのかもしれないと思うのです」
エルフ4「世界樹の花の奇跡はいかなる者の上にももたらされます。人間、動物、そしてわたしたちエルフにも」
⇒ロザリー「千年に一度の奇跡を わたしなんかのために……。ありがとうございます」
狐と会話して「わたしたちエルフは 動物や魔物たちとも 話ができるんです。
この村の動物たちは エルフから 人間の言葉を教わったようですね」
コンジャラー?に近頃魔物が出ると言われて「魔物のすべてが悪しき心を持つわけでは……。いえ なんでもありません」▲

ロザリーヒル ロザリーと
ロザリーヒル民家のホビット男「おおっ、そこにいるお前さんはロザリーじゃないか。エルフと人間が行動をともにしているとは時代も変わったもんだろう」
⇒「みんな誤解してるんです。人間とエルフは 仲が悪いものだって。本当は 仲がいいとか悪いとかに 人間もエルフも関係ないのに……」
犬「ロザリー、あぶないっ!人間がいるよ、わんわん」
⇒ロザリー「すみません!あの子も悪気はないんです。気を悪くしないでください」
シスター「まあっロザリー、生きていたのですね。あなたが人間にさらわれてからこの村の動物たちがみんな元気をなくしてしまいました。あなたを人間から守れなかったのをみんななげいていたのです」
ホビット(井戸)「まあっロザリー!信じられません。こうしてあなたと再び会えるなんて……にんげんたちもまだまだ捨てたものではありませんね」
⇒ロザリー「生きているって すばらしいことだと思います。会いたい人に会える……ただ それだけのことが どんなに尊いことか……」

以下はメモが散逸したため、どこの台詞かわからなくなりました。確かめたら書きます。
ロザリー
「いけない。本当に 急がなければ……」
「わたしを助けるため 世界樹の花を……。ありがとうございます」 「みなさんには 本当に感謝しています。けれど今は 話しこんでいる時間はないのです。お急ぎください」

デスパレスにて
「このお城からは ピサロさまの気配は感じられません。 きっと……ピサロさまは ここにはいないのだと思います」
ラストダンジョン
「感じます。ピサロさまが しだいに近づいているのを……」
「まちがいありません!ピサロさまは この奥にいます!」
「ピサロさま……」
「ピサロさまの気配を とても強く感じます!もうすぐ……」

デスピサロ戦 

ロザリー「ピサロさま! お待ちください!」
デスピサロ「ぐ…ぐはあぁぁぁっ……! だ…だれだ……。 わが名を呼ぶその声は……。」
ロザリー「……わたしです。 ロザリーです。
わかりませんか……。 あなたがさずけてくれたこの名前さえも……。
……思い出してくださいピサロさま。 わたしたちが出会ったあの日のことを……。」
デスピサロ「ぐ…ぐわあああっ……!」
(以下、回想)
エルフ「はあ… はあ… はあ……。」
男「はあ… は……。 くそっ見失ったか! 逃げ足の速いエルフだぜ……。
はっはっはっ! そんな所にかくれてやがったか!
お前さえふんづかまえれば オレさまもルビーの涙で大金持ちになれるんだ!
さあ いいコだから おとなしくするんだぞ。 んんっ?
なんだ? だれかいるのか!?
う…うわああっ!!」
ピサロ「あぶないところだったな。」
エルフ「今のは…… 今のはあなたがやったのですか?」
ピサロ「そうだ。 欲深い人間のエルフ狩りが目に余ったのでな。」
エルフ「ひどい……。 なんてことを……。」
ピサロ「……ひどい? わたしはお前を助けたのだぞ。 それをひどいというのか?」
エルフ「なにも殺さなくても……。 人間だってわたしたちと同じ 生きとし生ける者なのに……。」
ピサロ「………………。
わっはっはっ! エルフとは妙な生き物だな! おもしろい! 気に入ったぞ!
エルフの娘。 名はなんというのだ。」
エルフ「……名前? わたしたち 森に暮らす者に…… 名前などありません。」
ピサロ「うーむ そういうものか。 しかしエルフの娘では呼ぶにも面倒だな。
よし。 ならばお前は今日からロザリーと名乗るがいい。」
エルフ「ロザリー……?」
ピサロ「わたしが地上で世話になっている村からとった名だ。 気に入らないか?」
エルフ「いえ。 ただ 今までに人に名前で呼ばれたことがないので……。
ピサロ「ロザリー。 いつかお前をその村に招待しよう。
それまで人間どもにつかまらぬよう 気をつけるのだぞ。
また会いに来よう。 わたしの名前はピサロだ。 おぼえておいてくれ。
エルフ「…………。 ピサロ…さま……。」
(回想ここまで)
デスピサロ「…ロ…ザ…… ……ロ…ロザリー……。」
ピサロ「…………!」
ロザリー「ピサロさま!!」
ピサロ「ロザリー……。 ロザリーなのか? ならばここは死の国なのか……?」
ロザリー「いえ。 ○○さんたちが世界樹の花で わたしに再び生命を与えてくださったのです。そして信じがたいことですが… わたしをさらったのは魔族にあやつられた人々かと……。」
ピサロ「世界樹の花……。 魔族にあやつられた……?
……人間たちよ。 おもしろくはないがお前たちに礼を言わねばならんようだな。
お前たちはロザリーとこのわたしの命の恩人だ。 素直に感謝しよう。
人間こそ真の敵と長年思いこんでいたが…… わたしはまちがっていたのか?
……この心が定まるまでわたしは村に戻り ロザリーと暮らすことにしよう。
しかし…… ひとつだけやることが残っている。
あいにくかも知れんが わたしも行く道は同じだ。 しばし同行だな。」

ロザリー「○○さん。ありがとうございます。
もしも あなたたちがいなかったら……うっ……ううっ……」
「ピサロさまが まだロザリーヒルに戻られないのなら……
わたしも今しばらく ご一緒させていただきます」
「来た道と同じ道を こうしてピサロさまと ともに歩けるなんて……。
ありがとうございます。みなさんには 感謝の言葉も見つかりません。」

以下はメモが散逸したため、どこの台詞かわからなくなりました。確かめたら書きます。
「ピサロさまが帰ってきたと知ったら 村のみんな きっと喜びますわ」

「村のみんなに ピサロさまを会わせたいけど……
いえ。今は そんなわがままを言っている場合ではありませんでしたね」

「ピサロさまの顔を見たら あの子きっと大喜びしますわ」

「世界樹の近くにいると なぜでしょう ほっとします。まるでふるさとに帰ったよう」