破壊神シドーと緑の王子

★この作品は、未クリアの方にはネタバレとなります。

この作品はDQ2二次兼DQB2(ドラゴンクエストビルダーズ2)二次でもあります。DQBシリーズの第一弾「アレフガルドを復興せよ」を、とんぼはとても好きで、二次作品もあり、その他DQ二次の項目に「はいと答えた男」というタイトルでアップしております。第二弾「破壊神シドーとからっぽの島」も楽しくプレイさせていただきました。第一弾の時も感動したのですが、ベースとなるDQナンバーシリーズを深くリスペクトし、なおかつ今まで見たことのない広大で鮮烈なDQ世界を見せてくれました。またタイトルロールのシドーの性格が魅力的で、チュートリアルが終わって本編開始直後にもう、惚れこんでしまいました。シナリオもだれることなく、最後のクライマックスまでひっぱられました。

そんなわけで早い段階で二次書きたいと思っていました。ただどんな風に書くかを思い悩んでいたころ、twitter上でともみ@rqfnlOoXC7A0hlnさまがすてきなイラスト連作(←pixivにまとめがあります)を発表されていました。からっぽ島にDQ2の主人公ロトトリオが漂流して来たら、というテーマで、とんぼは見るなり惹きつけられました。とんぼもDQB2の世界にロトトリオ出演するところを書きたい、と強く思い、ともみさまにお願いしたところ、快くご承諾いただきました。この場にて御礼申し上げます。

さて、うちのロトっ子たちですが、そのまま漂流してはかぶってしまうので、彼らがからっぽ島へやってくる理由をねつ造しました。ハーゴンの亡霊がまたしても悪さをしでかしたため、精霊ルビスによって送り込まれた、というのがそれです。お話はビルド(うちの男ビルダー)とシドーがからっぽ島で菱形の泥地を見つけたところから始まります。