大アルカナの６番「恋人」には、恋愛関係の意味のほかに、「選択」という意味があります。本来の構図は、アダムとイブらしき男女が並び、背景にりんごの木に巻きついた蛇、天上には天使が見守る、というものです。
今回、「選択」という意味から、とんぼはＤＱ５の名イベント、花嫁選びを思い出しました。５主人公、花嫁たちそれぞれのキャラは、大人ドールでも用意していますが、一度タロットで使ってしまったので、ここは少年時代ドールの出演となりました。リトルビアンカにタカラのハートヒルズりくくん、幼い主人公に同じくともくんです。
というわけで、背景はかなり自由に設定しています。りんごの木と蛇のイメージはなくなり、ゴーストの消えた後のレヌール城をイメージしたものを配置しました。貸し出し元はGold Fish House様です。天使は羽だけが残りました。
こちらの背景は、サイト「ガルダのへぼ素材」様から海の写真をお借りして、ＤＱ５オープニング、船の甲板の上という雰囲気を狙いました。ビスタ港から乗船してきたルドマン氏のお嬢さんと幼い主人公です。リトルフローラはタカラのプチジェニーから、カレンダーガール２００３年一月マリーンを起用しています。涙を呑んで植毛しました。よく見ると、髪色と同じ色の目をしています。
下は番外編です。蒼夢さんから、「タロットの”恋人”には、二人の女性が描かれているものがある」というお話を聞きました。思いっきりＤＱ５の花嫁選びを連想しました。というわけで、三枚目の”恋人”です。
「ど、どおしよお」という感じで苦悩するちび主人公↑。
選ばれる女性のうちの一人は、財産の象徴である冠をかぶっているそうです。上ではフローラにかぶってもらいました。