「俺はあきらめてはいない」は、ゲーム本編の中のシャークアイのセリフからとりました。シャークアイのセリフ集も作ってありますので、興味のある方は王宮のトランペット→DQ二次創作一覧→シャークアイ台詞集へどうぞ。
DQ7に登場するキャプテン・シャークアイです。伝説の大海賊にして、水の精霊を祭る民の長。巨大双胴船マール・デ・ドラゴーン号の船長でもあります。
大好きなキャラなので、以前からドールを作りたかったのですが、モデル探しに悩んでいました。結局、手持ちのTOTOCOオリジナル・チャイナトムに決めました。彼は、DQ5系で主人公ドールのモデルをつとめているので、最初候補に入れていなかったのですが、美しい海の色の髪でこの役に決定しました。勇者パパつながりでもありますし。
公式設定はないので、衣装デザインは勝手に決めさせていただきました。18世紀の紳士服をベースに、”海賊っぽさ”をいろいろくわえてみたものです。DQ8登場のキャプテン・クロウの衣装も、多少参考にしています。 眼帯はおしゃれでしているだけです。
合成皮革でコート、ベスト、眼帯をつくり、青いリボンをサッシュにしました。サーベルとカットラスは市販品ですが、キャプテンハットはフェルトで自作しました。ブーツは実はジェニーのですが、かかとまで切り下げたり、お湯で温めてひろげたりして、なんとかはいてもらっています。ブーツにバケツのようなでかい縁がついているのは、18世紀の流行のようです。縁は別に作ってあとづけしました。上の写真では、ちょっとふちがずり落ちてます。見なかったことにしてください。
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」が公開になった時、狂喜乱舞して見に行きました。ジョニー・デップ演じるキャプテン・ジャック・スパロウのかっこうよかったこと。ヨークをつけて肩の下がったシャツとサッシュは彼の影響です。髪をドレッドにしたトムも存在するので、手に入れたら幅広のバンダナもつけてあげたいくらい。
衣装全パーツの中で、一番大変だったのが、白いシャツでした。型紙がありそうでないものですから。が、袖付けに軽くギャザーのあるシャツはとんぼの脳内で必須アイテムだったので、何度も試作してやっと作り上げました。
上で着ているのは、次回予告で着ていたのよりずっと薄い生地でできています。そうしないとズボンからはみだしたり、上着の袖を通らなかったり、たいへんなんです。
手を上げたままにしていたら、敬礼に見えたので一枚とりました。キャプテンの敬礼を受けることができるのは、勇者アルスでなかったら、コスタールの王様くらいのものでしょうか。
トップ画の元絵です。ほんとうは青い髪がこんなにきれいにひろがっていたんですが、背景と合成するときに消えてしまいました。↓
この帆船の写真は、EyesPicさまからお借りしました。
2006年1月は、姉妹サイトの開設5周年記念でした。そのときシャークアイは、他のドールといっしょにこの人形サイトのトップを飾っております。上は同じときにシャークアイだけで撮ったもの。目のハイライトの輝きがお気に入りです。