せっかく二人そろったし、鏡もあるので、子犬を交えてこんなポーズをつけてみました。アフレコするなら、
「この町は何だってこう、野良犬が多いんだ!」
「でも、王女はこの犬かもしれないよ?」
というところでしょうか。
上の台詞から生まれたお話が本館にある「犬と鏡とムーンペタ」。
こめかみが、さきほどからぴくぴくと動いている。ロイは押し殺した声でムーンペタを呪った。
「何だってこの町は、こう野良犬が多いんだ!」
野良犬ばかり追いかけているうちに、なんだか生ゴミの臭いが服に染みついてしまったような気がする。
「でもほら、あの犬が王女かもしれないよ?」
ロイはうんざりしながら、サリューの指した犬を見た。
「あいつか?あの、定食屋のゴミ壷あさってる茶色の」
「うん」
(「犬と鏡とムーンペタ」第三話)
ちなみに王女役(?)はサンエックス社のぶらぶらワンコ ラブラドール・レトリバー(クリーム)くん。
本当は鏡を持つのはロレ君のはずですが、なぜかお人形のカケル君は手が硬いのです。
↑この撮影のときは下着がまだひと組しかなかったので洗濯中ということにしました。何を洗濯しているかというと、ラーの鏡です。だって、沼の中に落っこちてたんだし。たぶん、服もよごれたんじゃないでしょうか。
ムーン姫が人の姿に戻った時、本当は鏡は割れているのですが、DQ2中、ラーの鏡と言えばこのひとなので鏡を持ってもらって撮影してみました。実は彼女の下半身はガラスのコップの中にあり、そこから背をうんと反らせたポーズをつけています。