ムーン姫は、DQシリーズでは初の”戦う女性メンバー”ですが、DQ2本編の設定ではれっきとした王女様です。それならお姫様らしくしてみよう、と思い、今回の着せ替えをやってみました。
というわけで、お姫様ふうです↑。
イメージ元は「ハンガリーのマリア」と呼ばれる復元ドレスで、web上に展示されていたものです。ガウンを臙脂色の別珍でつくり、”中世風のお姫様”というコンセプトで小物をいろいろくわえてみました。また、DQ7のリーサ姫の衣装も参考にしています。「ハンガリーのマリア」のページは2011年8月現在削除されているようですが、このドレスとその持ち主のことを教えてくださった鳥居なつき様に、あらためて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
日没と同時に、サマルトリア王宮の宴が始まった。王妃と貴婦人たちは、小半日アムを着せ替え人形にしたあげく、袖の長い暗赤色のハイウエストのドレスをみたててくれた。円錐形の帽子は黒で、そこから薄いベールを垂らす。
(「花のサマルトリア」から。↑ちょっとデザインが変わってしまいました。)
特にとんがった帽子は作ってみたかったものでした。本当はもっと綺麗に形を整えてベールをかぶせるのがお約束のようですが、ここではシンプルに垂らしただけです。
ガウンの胸元とすその下から見えるのはアンダードレスです。本当は↓のような雰囲気でシンプルなものですが、別のアンダードレスも最初作っていました。
(黒のアンダーの型紙はドールブック、リカちゃんNO.10p16エンパイアラインのものを使用しました。)
別アンダーを着るとこんな感じ↓
↓フル装備した後姿です。スカートにまとわりついているのはベールと同生地のマントです。金色の布でつくったロトの紋章はお約束と言うもの。
このページのモデル:タカラトミーのリカちゃん