鎖帷子(「くさりかたびら」と読んでいます)セットです。構成は、伸縮性のある生地でつくった下着の上下、ラメネット使用のチェインメイル、プラ板加工のアーマー、ベルト、となっております。 今でも残る十字軍の絵などを見ると、実は上のセットは反対になっていることがわかります。つまり、全身タイツ状の服が鎖で、その上に着るサーコートが布製です。つまり、ドラクエで言えば、DQ7のメルビンのスタイルが正しいわけです。
そこはほら、ファンタジーということで、ビジュアル重視でお願いします。だってこのほうが、かわいいですから↓。
モデルドールはシャルル君。DQ1の勇者”アレフ”役をやった子です。ここでは新米兵士。まだ装備はぴかぴかです。ガイドブックによると「ちょっと音がうるさい」そうですが、鎖帷子はDQシリーズのほとんどに登場しています。価格帯は300Gから500G、守備力は+10から +20と言ったところです。
後ろ姿です。首の後ろはこんなふうに、アーマーがありません。このプラ板がしなるのを利用して着せているので、ふさぐわけにいかなかったんです。
ショルダーアーマーをはずしたところです。 ラメネットはうまくミシンで縫えませんでした。しかたがないので型紙の上にネットを置いて、一針一針、手で縫っていきました。
着る時は、背中のあきを利用して、こうやって頭からかぶります。なんとなくかわいいです。
鎖帷子は、中世ヨーロッパ風のファンタジー世界であるドラクエワールドでは、兵士の「制服」なのではないでしょうか。そんな視点から↓こんなふうに考えてみました。
シャルル君はとある傭兵部隊の新米兵士です。まだ戦場に出ることはなく、主なお仕事は食事を作ったり、隊長の従卒をつとめたりです。部隊には憧れの先輩がいて、早くあんなふうになりたい、と思っている子です。
新米君の”憧れの先輩”です。どうしても上にひらひらを着てほしかったので、簡単なサーコートを作って着せてみました。鎖帷子がSサイズよりも黒っぽく見えるのは、ラメネットの色ちがいを使ったからです。
モデルドールは当サイトでDQ4男勇者専門の”ラグ・モデル”。耳に見えるのは、スライムピアスです。襟が大きすぎてスライムが見えなくなってしまいました。
ショルダーアーマーをはずすと、こんなふうになっています。エプロンに見えますか?すいません……剣は、ベルトからつるすと重すぎるので、肩から吊りました。
彼の設定は白兵戦を得意とする兵士君です。腕に覚えもあり、けっこう攻撃的です。↑「攻撃はまだなんですか、隊長!」という感じで詰め寄っているところです。
で、隊長に「黙れ青二才が!」と一喝されます。隊長の剣のお手入れは、彼のお仕事。
このページのモデル:タカラトミーのシャルル、YUEさん作の”DQ4男勇者ヘッド”+ボークス青年ボディ