とんぼ日記

拍手コメのお返事や更新の記録、とんぼからのお知らせのページです。過去の日記へのリンクは、サイトマップにもあります。

とても筆が遅いので(5/6)

DQ5二次「オウム返しの使い魔」第十一話をアップしました。本文の末尾にも書きましたが、この第十一話の前半は2020年の6月にtwitter上でcez@cezenist様がつぶやかれたことを元にとんぼが造った短編を、ほとんどそのまま使っています。そのときcez様にお願いして「このネタを今考えている作品にとんぼが流用してもよい」という許可をいただきました。そのころ、この二次はもう3、4回書き直して、どうやって進めていいか方向がわからなくなっていたころでした。“うわさ”の正体も、声真似のモンスターではなくて最初「イブールの書」を想定していたのですが、うまくお話が滑りだしていかずに苦しんでいました。ただ5主とヘンリーが旅人姿で草原に立っているシーンだけぽつんと頭の中にありました。ところがcez様のつぶやきから二人がどこかの酒場にいる場面が思い浮かび、そこから再構成して今の形にたどりついた次第です。事実上、物語のターニングポイントとなってくれました。自分の日記なので失礼ではありますが、あらためて御礼申し上げます。

拍手御礼(4/27)

>ルークの本気の怒り方~の方、命名神マリナンに気付いてくれてありがとうございますっ!誰かつっこんでくれないかな、とひそかに願っていました。とんぼはDQ3でマリナン様に名付けをなめるな、と怒られたくちです。ネゴシエーターのヘンリーを褒めてくれてありがとうです。舞台がサラボナへ移っても、どうかよろしくお願いします。

絶好調(4/26)

DQ5二次「オウム返しの使い魔」第十話をアップしました。デールは冷凍睡眠みたいな状態になっている、ということにしてください。異母弟が生きかえるかもしれない、とわかったために、ヘンリー親分絶好調です。ゲーム本編のヘンリーは、主人公の親友ポジションで王子様でいいヤツというキャラなのですが、とんぼのサイトでは限りなく悪ガキに近い生き物であり、特に盾突く相手が強ければ強いほど(奴隷時代のムチ男とか、今のマスタードラゴンとか)燃えるという難儀な性格をしております。ほんとにすいません。

追記:先日4/23は、ビアンカの日でした。実はビールの日だそうですが、とある理由でビアンカの日に選ばれ、当日はtwitter上で#ビアンカの日で盛り上がっていました。とんぼはDQワンライで書いた「レディシップ」をpixivへ投稿してお祝いしたのですが、その時同時に「伝説のビールメイド」という作品も上げていました。ビールと、正確にはビール祭りとビアンカを結び付けたくなって書いたものです。あとからこのサイトへ上げるつもりが、ちょっと改稿してからでもいいかなと思いまして保留となりました。いちおう、今の「伝説のビールメイド」はこちらにあります。

拍手御礼(4/20)

>9話も~の方、コメントありがとうです。コリンズと双子は、見ようによってはDQ2のトリオにも通うものがありまして、とんぼの大好きな組み合わせです。彼らの見せ場もまだあるので、よろしくお願いします。

>4月2日が誕生日~の方、
「おめでとう。気の利いたことは言えないが、誕生日ぐらい自分を甘やかしてもいいんじゃないか?また一年、がんばれよ。俺もがんばる」なんてところでいかがでしょう。

拍手御礼(4/18)

今回のDQ5二次、一話アップのたびに拍手をいただいています。ひとつごとに“がんばれ!”と言っていただいているようで、しみじみありがたいです。誰か読んでくれる人がいると思うのは、今も変わらずとんぼにとって最高のモチベーションです。

>更新楽しみに~の方、お待たせしました。ドキドキしてくれてありがとうです。小アニマ=エビルスピリッツは幼稚な悪意のかたまりですが、魔王ではないわけです。悪い意味で子供っぽい相手には、子供っぽい対抗策が有効かな、と思ってます。十話以後、うちの親分は解決へ向けてまっしぐらです。最後までよろしくお願いします。

素材、建材、設計図(4/16)

DQ5二次「オウム返しの使い魔」第九話をアップしました。今回エビルスピリッツの台詞は、過去編でサンチョが言った言葉をつぎはぎして作りました。ごめんね、サンチョさん。コリンズと王子がこのセリフを聞いている場所は、わかりにくいですがグランバニアの一階と王室をつなぐ階段です。うまく描写できなくてネット上で「グランバニア」で検索して画像を捜しました。そうしたら、やっぱりビルダーズシリーズでグランバニア城を造った方がいらしたようで、小説そっちのけでDQBグランバニアを楽しんでしまいました。またビルダーズもやりたいです。DQB3出ないかな。それぞれ対応するナンバーシリーズがベースになるなら、DQB5は絶対大神殿出るんじゃないかしらと思っていますが、今は夢のまた夢です。

追記:このところこの日記での日付がおかしくなっていました。たぶん、次回予告を造ったあとに日記を書いているので、日付の感覚が狂ったようです。修正はしましたが、これじゃ日記の意味ないわ、としばらく落ち込みました。

風の草原、妄想添え(4/6)

DQ5二次「オウム返しの使い魔」第八話をアップしました。ある意味、一番書きたかったところかもしれません。5主とヘンリーが二人きりで風の草原を歩いて行くシーンです。青年時代前半の、仲間もまだあまりいない、徒手空拳のままひたむきに世間へ出ていく若い二人の姿が好きすぎなのですが、その姿をなんとか、肩からよけいなチカラの抜けた三十代に反映したいとがんばった結果です。経験と苦労が体力を補い、貫録と渋みになる、なんて妄想もしております。

>「オウム返しの使い魔」が面白すぎて~の方、あの、エリオス好きになってくださってほんとにありがとうです。ラインハット家三世代のうち一番オリジくさいのが彼だったので、受け入れてもらえるかどうか心配していました。特にパパスと対比される役なので釣り合わなかったら、と思ってたところに「生き生きしてる」なんて言ってもらってもう、……言葉もありません。「オウム返しの使い魔」、残り半分もどうかよろしくお願いします。(文面から常連様かなという気がしているのですが、老婆心ながら。「ヘンリーのゲーム」が奴隷時代を主に扱ったお話、「テルパドールの戦い」は一部が奴隷時代の回想編です。どちらも小説一覧にリンクがあります。)

七人の騎士(3/26)

DQ5二次「オウム返しの使い魔」第七話をアップしました。ちょうど全体の半分ほどまで来ました。あとは解決へ向かってまっしぐらです。さて、今日の昼間twitterに、思いついたことを書き散らしていました。内容は新しく構想したいと思っているネタについてです。

かっこいいホメロスを書きたい⇒前に「クレイモランの白鳥」であるていどの規模の戦場で戦う智将ホメロスは書いてしまいました。ほんとは海戦ホメとか密林ホメとか書きたかったんですが挫折しまして、それならちょっと規模を小さくしてみようかと思いました。⇒一番小さな戦場とは?小さな村を少人数で守る、というのを思いつきました。ああ、これ、「七人の侍」だわ。

昭和の名作映画「七人の侍」は、毎年野伏せりに米を奪われる村の農民たちが、食い詰めた侍を雇って襲撃を退けるお話。映画は、仲間集め、戦の準備、決戦という三つのパートから成ります。ホメロスが各パートでいろいろやってる絵が浮かんできて、夢中になりました。

仲間集めですが、七人のリーダー(勘兵衛)にグレイグ、副官(七郎次)にホメロスは、ほぼ決まり。参謀(五郎兵衛)にシルビアをもってくると、いろいろと楽しい。でもこちらの二次ではホメロスが中心なので、副官と参謀が策を練って敵(モンスター?)を撃退することになります。万一副官と参謀の意見が対立したら、グレイグはおたおたするかもしれない。

残り四人にはDQ11キャラからあてはめる予定です。騎士にあこがれる少年イレブン、家出中の放蕩息子で薪割をしているところをシルビアにスカウトされるファーリス、武者修行中のハリマ、かつての栄光を抱きしめる酒乱の男ハンフリー(「こいつを呑むと調子がいいんだ」)、そして村の宝目当てのトレジャーハンターカミュ(「あんたほどの男がこの村を守るってことは、何かあるんだろ、え?」)。こちらのほうのイメージは「七人の侍」をリメイクした西部劇とかから。あと、ただの老人だと思っていたら目つきが鋭くてどきりとさせるロウさんとかもいいわあ。ベロニカとセーニャは、とか、マルティナの立ち位置は、とか考えるとなんかわくわくします。あと、守られる村は架空でもいいんですが、イシの村とかラムダの里みたいに地形がすでに決まっていると戦略が造りやすいようです。

このネタ、形になるかどうかまだわかりませんが、丁寧に育ててみたいと思います。

フローラの皮をかぶったビアンカ(3/16)

DQ5二次「オウム返しの使い魔」第六話をアップしました。実はマーサの口調と言うのが、ゲーム本編でほとんど出てきません。以前エルヘブンからの駆け落ちをテーマにしたお話「パパスとシンデレラ」を書いたときも悩んだのですが、そのときはストーリー上の必要から“小さい頃は活発なおてんば娘、成長してからは乙女らしい悩みもある娘”という感じにしていました。元・巫女という職業柄清楚なイメージ、でも芯の強いひと、うじうじせずに世界へ飛び出していく、みたいなキャラをイメージしていただければ幸いです。

そらに、く、せし、ありきしか(3/6)

DQ5二次「オウム返しの使い魔」第五話をアップしました。連載開始前の準備ページに今回のお話の一部をサンプルとして置いていました。その時も書いたのですが、ヘンリー父「エリオス」はだいぶ前に設定したキャラなのですが、今回のパートは映画「ドラゴンクエスト・ユアストーリー」に登場のヘンリー王子の口調を参考にしています。そのせいか、お話の最初の方のパパスの冒険も、同映画の一シーンを写したものになりました。映画では少年勇者アルスがストロスの杖を見つけていましたが、そのおじいさまに設定したので、宝箱をまるごと抱えています。その時見つけた本がサンタローズの家の本棚に、というのはとんぼの妄想なんですが、こういうのが楽しくってやめられないです。

原状復帰確約(2/26)

DQ5二次「オウム返しの使い魔」第四話をアップしました。デールについてはこのあとのお話で必ず復活させます。そうじゃないと、親分へこみまくりますので。デールは、“ヘンリーが旅に出ることを阻むもの”の代表みたいなものだったので、一時的にでも退場してもらわないとお話が進みませんでした。さて、ここからの三話ほどは過去編となります。本当は過去編→災厄編→解決編という流れだったのをひっくり返してこうなりました。もちろんねつ造てんこもりですが、よろしくお願いします。

からくり城再び、追記にて拍手御礼(2/16)

DQ5二次「オウム返しの使い魔」第三話をアップしました。実はゲームDQB2の中でからっぽ島に「ラインハット城」を造ったことがありました。今回ヘンリー一行の逃亡はその時の経験がかなり役に立っています。からくり屋敷みたいなラインハットがとんぼは大好きなのです。

追記:>あなたの書く~の方、ステキなコメントありがとうございました。物語に惹き込まれると言っていただいてどれだけ安心したことか。久しぶりの長め5二次だったので、そのキャラ本来の持ち味や魅力を引き出せたかどうか、冷や冷やしていました。最後までがんばって書くつもりなので、これからもどうかよろしくお願いします。

追記:先日pixivさんへ持っていった旧作「マイラ一天地六」に、「いいぞ、もっとやれ!!」というタグを頂戴しました。DQ2二次でムーン姫が片肌脱いで壺振りをする少女賭博師、というとんでもネタだったんですけど、気に入ってくれた方がいたんですよ、奥様!とんぼ、どういうわけか定期的にこの手の任侠ネタを書きたくなります。特に研究したわけじゃないのでとんだミーハーですが、そのミーハーをたっぷりぶちこんだのが↑のマイラ話でした。こんな日記を見てくださるとは思いませんが、こっそりお礼を申し上げます。嬉しかったです、ありがとう。

拍手御礼(2/8)

>20周年、本当に~の方、いらっしゃいませ。長いおつきあい、こちらこそ感謝してます。新作なんとか滑り出しました。続きが楽しみと言ってくださってほっとしています。書いている方は、実は語る楽しみを満喫しておりますよ。おかげさまでやる気十分です。コメントありがとうございました。

つじつまあわせの使い魔(2/6)

DQ5二次新作「オウム返しの使い魔」第二話をアップしました。はい、オリジナルくさいですね。5系の新作を構想したとき、最初に悩んだのが、ネタ全部使っちゃったのでは、ということでした。さすがに二十年書いてますから。結局ED後であることを言いわけにして、したいほうだいやっています。今回の悪役なのですがもちろん本編にはそんなモノはいません。これを、マスタードラゴンのぽかでこの世に持ち込まれた、みたいな設定をあとからくっつけてなんとかつじつま合わせました。ということは、マスドラが~でもってあらゆるオリジ展開はありなんじゃないでしょうかっ!?と気付いて、むしろわくわくしてます。

うふ、うふふふふ、ふっふっふ(1/30)

などという傍から聞いたら気持ちの悪い声で笑いながら、1/28の書き込みにある記念イラストをサイト内へ飾ってきました。小説一覧のDQ5系のところにリンクがあります。飾ったのは「善い門出を」みたいな文字入りのものですが、文字無しのもいただきました。本当にうふふふふです。で、イラストを見ていたらついくせで、SSをくっつけてしまいました。王族の正装してるってことは、お城の中にいる⇒ほかにも王さまとか貴族とかいっぱいいる⇒もしかしてDQ11の四大国会議みたいなときかも、のような連想です。今夜はそんな夢見て眠りたい。

拍手御礼+α(1/28)

設立から二十年~と浮かれていたら、すばらしいプレゼントをいただきました。twitter上のフォロワさんが、ルーク(5主)とヘンリーがびしっと正装で決めたイラストを描いてくださいました。もうリアルにこんな→ヾ(´∀`*)ノ顔になっています。お許しも出たので、近いうちにサイトへ飾らせていただきます。 

>20周年おめでとう ~の方、十年もおつきあいくださったんですね。「王宮のトランペット」はとんぼが最初に書きたいと思ったネタで、主人公とヘンリーの冒険の話でした。今書いているのも、やっぱり同じテーマです。気に入ってもらえたら嬉しいです。祝福のコメントありがとうございました。

拍手御礼(1/27)

すいません、あの、かまっていただいて、ほんとにどうも……。トップページに置いてある拍手、たくさんの方がたたいてくださいました。新作、がんばっておもしろいお話にするので、これからもよろしくお願いします。

>20周年おめでとう ~の方、素敵小説と言ってくださって嬉しかったです。今、心がぬくもってほかほかしています。応援ありがとうございました。

新しい旅が始まります(1/26)

あらためまして、本日は当サイト「王宮のトランペット」の、二十年めです。毎年この設立記念日は、見に来てくださる方への感謝を忘れないように気持ちを引きしめる日にしています。今年は節目の年なので、もう一度初心に返って、サイトを続けていられることがどんなにありがたいかを噛みしめようと思います。自分の書いた作品が世の人の目に触れる、というのは、とんぼにとって奇跡です。なんとこの奇跡が二十年分です。いつか終わりは来るとわかっていますが、今日からまた新しい二十年をはじめようと思います。

さて、本日、DQ5二次新作「オウム返しの使い魔」第一話をアップしました。5主とヘンリーが旅に出るお話です。2001年に書いた「王宮のトランペット」の第一話では、ヘンリーは十代の流浪の王子でした。今回は妻も子もあり、責任を背負ったいい大人です。だから、まず、旅に出るのが一大事。第二話~第四話でペースを上げていきますので、よろしくお願いしますっ。

次回予告アップ(1/23)

新作5二次の最初の予告ができました。そろそろふっきれてきた、というか、アップ日が迫ってくるとあきらめがつくようになってきました。でもよく見たら、第一話の後半はほとんどサンプル(アデルとマリア)で掲載しちゃってるんですね。まあ、よくある。アデル(デールママ)さまも丸くなってくれるといいなと思いまして、だいぶマリア寄りにしています。あと三日だ~。もう一回誤字脱字見直してきます。

ロトトリオに栄光あれ(1/18)

このあいだ、嬉しいことがありました。昨年の秋から冬にかけて、とんぼはDQ2二次の作品群をpixivさんへアップすることを続けていました。ひとつには読んでくれる人が増えるといいなという単純な願い、もうひとつはpixivにアーカイブを持つと万一の時にいいのでは、と考えてのことです。先日ぺルポイをテーマにした作品「ぺルポイの癒しの歌」をアップしたところ、どなたかがタグをつけてくれました。「#なにこれ素敵」ですって。読んでくれた人がタグをつけてくれるってちょっと憧れていたので、正直嬉しいです。個人サイトの日記なんてところを見てくださるかどうかわかりませんが、もし見てくれたとしたら、どうもありがとう。とんぼはとても喜んでおります。それから、同じ作品についてSNS上でかわいいと評してくれた方がいらっしゃいました。最近5,5と騒いでいますが、DQ2二次ももちろん好きです。実は来たる1/26はサイト記念日兼DQ2記念日でもあるんですね。毎年サイトの方ばかり強調してしまいますが、DQ2のほうもお祝いの気持ちは変わりません。ロトトリオに栄光あれ。

準備ページアップ(1/16)

セーフ。16日のうちに5二次の目次というか準備ページできました。やっぱり15話になりました。ぐだぐだと言いわけ並べてます。とんぼの悪いクセです。また、この日記に書いたサンプル二件と新しいサンプル一件を掲載してます。コンナノ・ツマンナイヨ病とか言いわけとか、アップ前はだいたいこうなりますが、あと十日でふっきって第一話始めようと思います。すいません、便乗させてください。心を燃やせ!

第一稿できました(1/12)

このあいだから5二次、5二次と騒いでいるとんぼです。先日はweb拍手(まだ生きてます)をありがとうございました。根性見せろという意味だと解釈しております。え~、昨日、第一稿が上がりました。ここから仕上げが必要なシロモノですが、その段階で十一万文字オーバーとなりました。第二稿は十万文字くらいまでコンパクトにしたいと思います。今、目次造りかけなんですが、全部で15話くらいになりそうです。付き合ってくださる方にはほんとにお手数かけます、すいません。

中だるみ防止の工夫として、おおざっぱな三部構成にしました。最初がゲーム本編で言うとED現在のラインハットでヘンリーとマリアのお話、真ん中が過去のエルヘブンでパパスさんとヘンリー父のお話、最後は解決編で舞台を現在(EDごろ)のグランバニアでキャラいろいろです。内容については、今週末の16日をめどに準備ページをアップしますので、詳しくはそちらへ。

申し遅れました。仮タイトル「オウム返しの使い魔」です。

実はタイトル未定(1/3)

この日記が新しいページになりました。とんぼのtwitterからおいでの方がいらっしゃいましたら、DQ5二次新作のサンプルはこの下、12/25、12/30のところにあります。一月中にもう一回ぐらい自作語りをやったら、新作の準備ページを造ろうと思っています。なんでサンプルばかりで準備ページというか目次を早く造らないかと言うと、実はタイトルがまだ未定なんです。アップ予定日は1/26です。今晩からちょっとがんばって考えます。

日記続行(1/1)

あけましておめでとうございます。とんぼがアホなもので、自作語りを年末からやってしかもtwitterで宣伝したものですから、日記の差し替えができなくなりました。たぶん今月中には2021年版の日記を始め、それとこのページを差し替えます。年が改まってから自作語りとかやればいいものを、舞い上がってる時はどうしようもないというやつですね。でも勢いというのも新作には大事だと思うし、ちょっとがんばってみます。

構想変更(12/30)

一つ下の書き込み(12/25)でDQ5二次新作をパパスとヘンリー父の話で始める、とか書いてますが、構想変更です。先にヘンリーのいるラインハットでの話を語り、そこで起きた事件の原因と言うか犯人に当たる存在の正体がパパス編でわかる、という仕組みにすることにしました。事件は、ある日を境にラインハット城のあちこちでマリアとそっくりの声が「黒髪の男の人が好き~」という話をするのが聞かれる、というもの。最初にそれを聞いたのは、デール王の母、太后アデル付きの侍女セイラでした。彼女の心配はやがて的中します↓

「マリア奥さまが」
ほほほ、とレディは高笑いを響かせた。
「いらしたわね、そんな名前の方。ご存知?あの方、昔の恋人と切れていなかったそうよ?」
サロンじゅうの女たちの間からため息とも歓声ともつかぬ声が湧き上がった。貴婦人もメイドも、老いも若きも、全身を耳にしてこの告発を聴いていた。
 マリアは唇を震わせた。
「私に何かご意見があるのでしたら、はっきりとおっしゃってください」
「あのね、あなた、悪い事は言いませんからお聞きになって」
まったく別の所にいた女性が声をひそめてマリアにささやいた。
「不道徳なことをしたのなら、まず態度を改めてはいかが?開き直っていては、お話になりませんわよ?」
「何も恥じるべきことはしていません」
辛抱強くマリアは答えた。
 レディ・ゴートンは、絶対にマリアに話しかけないと決心しているかのようだった。
「でも、ヘンリー様がそうおっしゃったのだそうよ?」
あくまで内々の会話を装ってあげつらう。この陰湿にはアデルさまも昔さんざん苦労なさった、とセイラは思い出して歯ぎしりしたい気分だった。
「“もしかするとマリアはお前の方を好きだったのかも知れないけど”だそうな」
扇の陰から、彼女たちは青ざめたマリアを見下していた。
 あなた方はそうしたかったのね、とセイラは思った。マリア奥さまを見下して堂々と咎めても大丈夫だというチャンスを狙っていたのね。
 ラインハットの宮廷は、昔も今も鬼と蛇の住処だった。
「ルークさまのことでしたら、私とおつきあいしたような事実はありません」
毅然としてマリアは抵抗した。
 ほほほ、と高笑いが突き崩した。
「あら、お名前が出てきたわ。お心当たりがあるのねえ!」
「やっぱりそうでしたの」
「修道女でいらした時から?まああ!」
「いやだ、耳が穢れますわ」
 セイラはあたりを見回した。中心になってマリアを貶めているのは三、四人だった。にやにやと眺めているのは、あの忠告を装った決めつけ女を含めて二人ほど。先ほどのおとなしそうな夫人は気の毒そうにしていたが、助けに入ることもしなかった。大部分の女性たちは突然の告発を信じていいかどうかとまどっているように見えた。
――がまんできません。ならば、わたくしが!
とセイラが息を吸い込んだ時、ばしん、と大きな音がした。婦人持ちの扇をたたんで柱を殴りつけた音だった。
「おだまり」
アデル太后が、女たちをにらみつけていた。
「ここをどこと心得おる。出て行きや」
 一瞬、女たちは静まり返った。だが、相手がアデルとわかると虐めのターゲットを増やすことにしたようだった。
「何か聞こえまして?」
尊大なレディが、またレースの扇をひらひら舞わせた。
「負け犬の」
遠吠えかしら、と答えようとしたらしい。その瞬間、白い手袋でおおった手で、アデルはレディ・ゴートンに平手打ちをかました。
「な、なんてことを」
アデルはじり、と詰め寄った。
「まだこのような口さがないマネをしやるかえ?そうじゃ、わらわが入内したときも、よう言ってくれたのう。“どこの馬の骨”、“いかがわしい手でのしあがった”、そうほざいた顔、忘れておらぬぞ!」
火の玉のような上昇志向と傲慢すれすれの気の強さで鬼の住処を切り開き、アデルは一度、ラインハットの女王の座へ登りつめた。
「おさがり。下がりゃ!わらわは今もこの国の国母じゃ。誰に口をきいておる!」
にらみつける眼力は誰よりも強い。
 視線を正面に据えたまま、アデルは声を張った。
「誰かある!この不埒な女どもをたたきだしゃ!」
 驚いた警備兵たちが部屋の中をのぞきこんだ。
「まあ、太后さま……」
先ほどの忠告女は、とっさにおもねりに切り替えた。
「私たちはね、ただ、この宮廷にふさわしいのは不道徳な女よりアデルさまのような方と思っていましたのよ?」
そう言ってにじり寄ろうとした。
「カン違いしやるな」
アデルはぴしゃりと言った。
「よいか、ヘンリー殿はわらわを母とも思うと言うてくれた。ならばこれなるマリア殿は、わらわの娘ではないか」
女たちがそろって顔をこわばらせた。アデルが詰め寄った。
「ようもようも、わらわの娘を苛めたな?どうしてくれようかっ」
――この方は、お変わりになった。
泣きたいような、笑いたいような心地で、セイラはそう考えた。わがままに近いほど気性が激しく、ヒステリックにわめきたてる。だがその激しさを、弱い者を守るために使うようになられた。
「ええ、どれもこれも浅ましい顔を並べおって。不愉快じゃ。とっとと去ね!聞こえぬか、出ておいきーっ」
 怒声を浴びて貴婦人たちは真っ赤な顔で逃げ出した。お付きの侍女たちがあわてて追いかけていった。遠巻きにしていた貴婦人たちも、いたたまれないようすでこそこそ退出した。お茶会の部屋は静かになった。
 うっ、ぐっと、誰かが嗚咽の声をあげていた。
 幼い少女のように、マリアが泣いていた。
「あのような手合い、取りあってはなりませぬ」
とアデルは厳しく言った。
「コリンズ殿が次の王となられた時は、マリア殿が国母の君じゃ。悪いうわさをいちいち気にしていては足を取られますぞ。よろしいか」
と言ってアデルはふりかえった。
 マリアは両手を握りしめ、涙を流していた。
「あっ……が……」
たぶんありがとうございますと言いたいのだろうとセイラは察した。
「ありがっ……、お……かあさま」
 セイラは手で口元をおおった。
「ありがとう、ございます、……かあさま」
 アデルは硬直していた。先ほど荒れ狂った迫力はどこへいったものか、アデルの頬が赤くなった。とまどった顔でセイラを見、助けを求めるようにマリアの秘書を見、どうしていいかわからないようすで立ち尽くした。
 えっ、うくっとマリアが泣きじゃくる。
 困り切った顔でアデルはつぶやいた。
「な、泣くでない」
 おそるおそる、アデルが近寄った。咳払いをした。
「これ、泣き止んでたもれ。まるで、わらわが泣かせているようではないか……のう、マリア殿、そのように泣いては……こまるゆえ、のう……」
そして、まるで壊れものに触れるかのように義理の娘を抱え、そっと髪を撫でた。

あとからコリンズが、「おばあさま、かっけー!」になるといいな、という幻想でした。お話は、この不埒な噂のもと探しから入り、やがてラインハットを襲う大災厄につながる予定です。

DQ5二次新作計画(12/25)

クリスマスが終わりましたが、いかがお過ごしだったでしょうか。とんぼは年末年始の作業を手抜きながらも終えて、というか、終わったことにして、久しぶりに楽しいことをやろうと計画を練っています。

DQ5二次創作。主人公は5主とヘンリー。

今年はほとんどそのことばかり考えていました。実は、来年2021年の一月は、当サイトの20周年にあたります。〇周年とかの企画作は、とんぼがどんくさくてたいてい間に合わないので、今までやってませんでした。が、今回ばかりはちょっと特別、ということと、しばらくDQ5二次をちゃんと書けていなかったので自分にはっぱかける意味で、少し長めの作品を構想しました。

ここで一度詰まってしまいました。つまり、二十年同じ題材を扱っているわけです。ここからまた新しいネタをどうやって引き出すか、が大問題でした。このへんはいろいろと試行錯誤しまして、「旅」「三世代」というキーワードを手に入れてやっと形になりました。いや、まだ、なってません。書いてる、というか、構想中です。でもサイト創立記念日にはアップしたいと思っています。

そんなわけで、本日からつらつらと自作語りをやります。こんな日記に目を通してくださる奇特なみなさま、よろしければおつきあいください。事の起こりは、第一世代。パパスとサンチョ、そしてヘンリーの父と設定したラインハットのエリオスが、とある島で冒険するところから始まります。

 パパスたちがエルヘブンへ流れ着いたのは偶然だった。それは同時にエルヘブンのうら若い巫女姫マーサとの出会いでもあった。エルヘブンの長老たちの願いを、大巫女マーサからの依頼という形で受けた時、パパスはわずかな手がかりを頼りに宝の眠る謎の島を目指した。
「この宝箱に、お求めの品物が入っているとよいのだが」
エリオスが浮かれ出した。
「お見せしなくてはわからないではないかっ。さっさと行くぞ」
サンチョが珍しくエリオスに賛同した。
「命短し、恋せよ乙女と申しますからな」
お?とエリオスが言った。
「そなたなら“大事な若様に素性の知れぬおなごなど近づけませぬ”とかなんとか言いそうだと思ったのだが」
サンチョは胸を張った。
「このサンチョを見くびっていただいては困ります。生え抜きのパパスさま派ですぞ。パパスさまが憎からずお思いになったご婦人なら、品性卑しからぬ才色兼備の女君に決まっておるのです」
この件に関しては、サンチョもすっかり前のめりだった。別にパパスは、巫女姫マーサに会いたくないわけではなかった。実を言うと、寝ても覚めてもマーサの顔が目の前にちらついている状態だったのだ。
「さてさて、この宝箱にアクセサリでも入っておりませんかな。ご依頼とは別に、よい贈り物になりますのに」
「なかなかの名案だ」
と言って、エリオスがのぞきこんだ。
「お宝を見てみたい。開けてくれ」
 サンチョが、またちょっとむかついた顔になった。
「これは若殿が命がけで持ち出された品ですぞ。それを我が物顔におっしゃいますなあ!」
エリオスは肩をすくめた。
「もともと殿とて、中身を見たくて持ち出したのであろう?」
「そのとおりだな」
パパスは宝箱を地に据え、その蓋を開けた。
 いわゆる宝石や金貨などの宝は、その中にはなかった。だが、明らかに尋常ではないオーラを放つ魔導書や宝剣、七色の霊布、真紅の妖金属などが詰め込まれていた。
 エリオスは嘆声をあげた。
「これは驚いた。ラインハットの宝物庫でもこれほどの品はないぞ」
 む、とパパスはつぶやき、一番上にあった書物に手を伸ばした。くすんだ青い表紙の、大きな分厚い本だった。
「やはりあったか。天空城伝説の原本だ」
「ほう、マーサ殿はそれをお求めだったのか?」
とエリオスが尋ねた。
「あ、いや、別の本だ。だが私は昔からこの伝説に興味を持っているのだ。君は知らないか、空に浮かぶ城と、導きの勇者の物語だ」
「聞いたことはあるが、ただのおとぎ話であろう?」
「そんなことはない」
自信満々にパパスは答えた。
「現に私の母の生国には、導きの勇者がかつて装備していた天空の兜が保存されているのだ」
 パパスはそっと本を開いた。
「空に高く存在せし城ありき。しかしその城、オーブを失い地に落ちる……」
黄ばんだ紙面には彩色された城の図が描かれている。なぜかその城は雲の中にあり、宙に浮いているようだった。
「なんだ、つまらんな。どれどれ」
エリオスは宝箱を手で探った。
「どれも難しそうだな。いや、これなら読めるか?」
そう言って一冊の巻き物を取りだした。
「また勝手に!」
「見るだけだ、見るだけ」
エリオスは止め紐をほどいて紙を広げた。
「なんだ、これは」
 その時だった。エリオスの手の上のいかにも古めかしい巻き物から銀の粒のようなものが一斉に湧き上がった。空気中のホコリというより細かい雪のようで、風もないのにエリオスの頭上まで舞い上がり、そのままふわふわと降りて体中に定着した。
 同時に巻物がぼろぼろになり、表紙も本紙も、それどころか軸や紐まで音もなく崩れ去った。
「エリオスさま!いったい何を」
「余は何もしていないぞ」
戸惑った顔でエリオスはそう言った。
「驚いた」
とパパスが言った。
「それは技法書というものだろう。読んだ者が技法を習得すると、技法書そのものは消えてしまうと聞いている。この目で見たのは初めてだ」
エリオスは自分の両手をしみじみと見下ろした。
「まいったな。技法か。余は、うっかり人工使い魔の作り方を覚えてしまったらしい」
 パパスとサンチョは顔を見合わせた。
「なんということだ。殿下が読んだそれが、マーサ殿の御所望の本だぞ」
エリオスは片手で額を支えた。
「やらかしたか!むむ」
そのまましばらく、悲劇的な表情でかたまっていた。
「坊ちゃ……殿、どういたしましょう」
「しかたがあるまい。殿下をエルヘブンに連れて行ってお望みの使い魔を長老方の目の前で造らせるしか、償う方法はなかろう」
 いきなりエリオスは片手を離し、にやりとした。
「おお、償うとも。婆様はともかく、巫女姫の手を取って跪き、幾重にも許しを請うのだ」
おい、とパパスが言いかけた。
「ついでに殿をうんとアピールして、どうかグランバニアへ盗まれてやってくださいとお願いしておこう」
パパスはむせかけた。ゲホゲホしているのを、後ろからサンチョが背をたたいてくれた。
「大丈夫ですか、若殿。エリオスさまが技法を手に入れてしまったのはとんだ事故でございますが、考えようによっては根性の曲がったどこかの魔導士あたりが技法を覚えるよりましでございましょう」
「その通りだ」
とエリオスは言った。
「それに人工使い魔とやら、上手く造れたら、なかなかおもしろそうだ」
そう言ってエリオスは、くっくっと笑った。もし、パパスのまだ生まれていない息子がその笑顔を見たら、彼の長男の笑い方とそっくりだと言ったかもしれない。

お話はこんな感じで始まります。技法書というのは、小さな5主が覚えた鍵の技法に出て来たものをイメージしています。若パパスさんを書くのは楽しくてしょうがないです。続きはそのうち。